2014年5月7日広島-熊本6回戦

スコア

マーメイド・リーグ 広島-熊本6回戦 広島メモリアルスタジアム(広島3勝3敗)
熊本 000 000 000-0
広島 030 100 00X-4
(熊)●ナージャ、小村-葛木
(広)○関-城下

戦評

 広島と熊本の6連戦、その最後となる一戦。開幕4連勝してきた広島に対し、3勝2敗とリードした熊本。この試合に勝てば、広島と並んで首位浮上となる。

 一方、1週間前は熊本の首位浮上を阻止した広島。前回、熊本戦の初戦で好投し、完投勝利を飾ったルーキー・関がマウンドに上がり、ふたたびの熊本封じを狙う。

 その関が初回を三者凡退に抑えると、1回裏、広島は熊本先発のナージャをいきなり攻め込んで1死1・2塁。しかし伊達が併殺打に倒れ、無得点に終わる。

 しかし2回裏、ヒットとエラーで無死1・2塁とふたたびナージャを攻めこむ広島。城下は三振に倒れるが、久住が粘って四球を選び、1死満塁とチャンスを広げる。
 ここでナージャが突然ストライクが入らなくなり、なんと葦川、高倉と連続押し出し四球! 岡崎は三振に抑えるが、続く青木にまた押し出し四球。なんと3つの押し出しで、広島が3-0とリードする。

 3回表、熊本はようやく水沢がチーム初ヒットを放つと盗塁を決めてチャンスを作るが、後続倒れ無得点。

 4回裏、ナージャがまたも突然乱れて、四球、暴投などで2死2・3塁と広島のチャンス。ここで青木がきっちりとセンター前へタイムリー。4-0とリードを広げる。

 一方、熊本は6回表にトゥーリ、大塚の連打でようやく2度めのチャンス。葛木が空振り三振に倒れるも、横川がライト線に飛球を打ち込むが……これを今日はライトを守る高倉がファインプレー! 熊本、貴重な反撃チャンスを逃す。

 その後も関は安定したピッチングを続け、とうとう完封を賭けた9回表のマウンドに上がる。
 熊本はあっさりと2死になるが、武雷、四五七の連打で2死1・2塁。ここで姫ノ島が、スライダーを上手く捉えて右中間へ! ……ところが、またしてもいい位置に守っていた高倉がスライディングキャッチ! 熊本はあと一歩が及ばず、ついに完封負け。

 広島のルーキー・関が、今シーズン全チーム初となる単独完封勝利をマーク。しかも無四球完封という安定した内容で、広島の単独首位を守ってみせた。

 熊本のナージャは、被安打こそ関と同じ7だったが、対照的に5四球がすべて失点に絡む形となり敗戦。先発投手の安定感が勝負を決める結果となった。

責任投手・本塁打

[勝]  関  (2勝)
[S]
[敗] ナージャ (1勝1敗)
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2014年05月08日 00:44