2014年5月11日福岡-大阪5回戦

スコア

シンデレラ・リーグ 福岡-大阪5回戦 天童市スポーツセンター野球場(福岡3勝2敗)
大阪 000 002 501-8
福岡 071 000 20X-10
(大)●本庄、長良、大川、馴馬-遠江、黒瀬
(福)○加藤、上条、H高島、H猪狩、S御剣-五五一

戦評

 福岡vs大阪4連戦の3戦めは、場所を現在、シンデレラ・リーグの盗塁王でもある福岡・敷島選手の地元、山形県での開催となった。
 福岡の先発は、今季2度めとなる加藤。対する大阪は、やはり2度めの先発となる本庄だ。

 1回表、大阪は加賀の四球から盗塁で1死2塁のチャンス。ここで又丸が三遊間へ鋭いライナーを放つも、日野が好捕。ここまで打撃では不振の日野だが、守備でチームを盛り上げる。

 1回裏、2回表も両軍チャンスを作るも点は入らず、迎えた2回裏。先頭の五五一が、本庄のストレートを捉えて1号ホームラン! さらにここから、日野、廖、長見根の3連打で満塁とすると、地元・敷島が2点タイムリー! 球場が盛り上がるなか本庄も懸命に2死まで取るが、古宿のタイムリー2ベース、そして大友の3号2ランが飛びだしてこの回7点。7-0と福岡が大きくリードを広げる。

 3回裏には日野の1号ソロが出て、福岡はさらに1点追加。

 大量リードをもらった加藤は、時折ピンチは作るものの点は与えない粘りのピッチング。
 しかし6回表、今季好調の宇佐美に2号2ランが出て、大阪はようやく2点を返す。

 さらに7回表、疲れが目立ってきた加藤から、1死1・2塁から代打・佐屋木がプロ初安打となるタイムリーを放ち、3-8。ここで福岡は、2番手・上条をマウンドに上げる。
 ところが、上条が又丸に四球を出して満塁とすると、阪宮の打球はバックスクリーンへ飛び込むグランドスラム! 阪宮の2号満塁弾で、大阪が一気に7-8と1点差に迫る。
 楽勝ムードが一転して非常事態となった福岡は、急遽3番手・高島をマウンドへ。高島は後続を打ち取り、なんとか1点リードを死守する。

 一気に迫られた福岡は直後の7回裏、大阪3番手・大川から四之宮、古宿の連打で1死1・2塁とすると、続く大友がタイムリー! さらに五五一の犠牲フライで、10-7とふたたび点差を広げる。

 こうなれば福岡は、8回表に猪狩、9回表には御剣がマウンドへ。
 しかし大阪も、9回2死1・2塁から、先ほどホームランを放った宇佐美が今度は右中間へタイムリー2ベース! 1点を返してなおも2死2・3塁となり、大阪は一打同点という大チャンスを迎える。
 しかし続く岡田は、御剣の内角へ食い込むストレートに押されてセカンドゴロ。これを地元・敷島が丁寧にさばいてゲームセット! 先発全員安打を記録した福岡が、10-8でなんとか逃げ切り勝利。11試合めにしてようやく、今季初の連勝を飾った。

 ちなみに、この日反撃の口火を切る2号2ラン、追い上げのタイムリー2ベースなど3安打4打点を放った大阪・宇佐美は、規定打席にこそわずか1足りないが、打率.562・打点9を記録している。

責任投手・本塁打

[勝] 加 藤 (1勝)
[S] 御 剣 (3S)
[敗] 本 庄 (1勝1敗)
[本] 五五一 1号①(本 庄)
大 友 3号②(本 庄)
日 野 1号①(本 庄)
宇佐美 2号②(加 藤)
阪 宮 2号④(上 条)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2014年05月11日 21:29