2014年5月25日福岡-大阪7回戦

スコア

シンデレラ・リーグ 福岡-大阪7回戦 福岡ヤフオク!ドーム(福岡4勝3敗)
大阪 802 000 010-11
福岡 020 020 022-8
(大)○羽田、大和-柳ヶ瀬
(福)●剣崎、アキラ、上条-五五一、二神

戦評

 今季5勝のうち、4勝を大阪から挙げている福岡。シンデレラ・リーグで置いていかれないためにも、ここはしっかり勝っておきたい。

 逆に大阪は、福岡戦で勝率を五分に戻して、首位を狙いたいところだ。

 福岡の先発は、移籍後まだ勝ちのない剣崎。
 一方の大阪は、毎試合好投しながらも援護にいつも恵まれず、いまだにプロ入りから勝利の無い羽田。

 1回表、立ち上がりの初球をカミュにセンター前に打たれた剣崎。ここからいきなりストライクが入らなくなる。
 加賀にストライクを取りに行った甘いスライダーをライト前に打たれると、続く又丸にはストレートの四球でいきなり無死満塁。
 大阪はここで、打点王・阪宮がしっかりレフト前タイムリーであっさり先制。さらに鞘ヶ谷もタイムリーで続いて2-0。
 さらに宇佐美こそセカンドフライに倒れたが、岡田に押し出し四球でさらに1点。この後、柳ヶ瀬の犠牲フライで1点追加して、ダリアのヒットでまたも2死満塁となり打者一巡。
 さらにここから、カミュの2点タイムリー、加賀のタイムリー。又丸のタイムリー2ベースと3連続タイムリー。ボールが安定しない剣崎に大阪打線が付け込み、気がついたら1回表のスコアボードに8点が入っていた。

 プロ入りから初めて2点以上の援護をもらった……というか8点ももらってしまった羽田。1回裏は快調な立ち上がりで三者凡退に取るが、2回裏2死から福岡が4連打。日野のタイムリーと比奈のプロ入り初タイムリーで、福岡が2点を返す。

 しかし剣崎は3回表、先頭のダリアにまたしてもストレートの四球。さらにカミュ、加賀と連打を浴びて、加賀のタイムリーで大阪があっさり1点追加。さらに2死後阪宮がタイムリーを放ち、10-2とふたたび8点差。

 4回以降は剣崎がようやく立ち直るなか、5回裏、福岡は古宿の3号2ランで4-10と追い上げる。

 試合はその後は落ち着くが、8回表、3イニング目に入った福岡2番手・アキラから宇佐美のタイムリー2ベースが入り、大阪が11-4。

 8回裏、福岡も二神のタイムリー2ベースで6-11とするが、まだ5点差。

 9回裏、大阪は2番手・大和が2軍降格からひさしぶりの復帰登板に上がるが、敷島、風間の連打後、四之宮のセンターフライをダリアが落球して後逸。タイムリーエラーで1点が入り、さらに無死2・3塁。続く古宿の当たりはセンターフライとなるが、3塁ランナーがホームインして8-11。ここに来て福岡がようやく、3点差にまで迫る。
 しかし大阪ベンチは、抑えの川澄を出さずに大和を続投。大友、村坂が倒れて、ようやくゲームセット。福岡があと一歩及ばず、借金を今季最大の5としてしまった。また、敗戦数も両リーグで最初に二桁の10に到達。

 一方の大阪は、これでひさびさの貯金1。先発の羽田は、プロ入り最多の被安打10、自責点6を与えながらも、ようやくプロ初勝利を飾った。また、先発9人のうち、9番ダリア以外の8人が打点を記録している。

責任投手・本塁打

[勝] 羽 田 (1勝1敗)
[S]
[敗] 剣 崎 (3敗)
[本] 古 宿 3号②(羽 田)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2014年05月26日 00:57