スコア
シンデレラ・リーグ 福岡-大阪8回戦 福岡ヤフオク!ドーム(福岡4勝4敗)
大阪 011 007 110-11
福岡 002 200 000-4
(大)○本庄-ベティ
(福)●加藤、央持、上条-五五一
戦評
前節、ひさびさに貯金1を記録し、同時に球団創設以来初のリーグ単独首位に立った大阪。1・2番の不振と先発投手陣の不調からいまひとつ状態の上がらない福岡を倒し、この勢いで一気にダッシュしたい。
福岡の先発は、前回登板で今季初勝利を挙げた加藤。1回表を順調に三者凡退に抑える。
一方、大阪の先発は本庄。加藤と本庄の投げ合いは、5月11日と同じ組み合わせだ。前回は本庄が序盤に崩れ、福岡が打ち勝っている。
1回裏、福岡は2番・風間が四球後盗塁を決め、得点圏にランナーを置いて好調クリーンナップに回す。しかしここは本庄がいい投球を見せて、四之宮・古宿を打ちとってみせた。
2回表大阪は、阪宮・鞘ヶ谷の連打後、宇佐美のサードゴロの間に阪宮がホームインして1点先制。しかし後続は倒れて1点止まり。
3回表、大阪は又丸のタイムリーでさらに1点を追加。2-0とする。
ところが3回裏、2死2塁から風間が高めに入った変化球を振りぬくや、打球はライトスタンドへ! 風間の1号2ランで、福岡が同点に追いつく。
さらに4回裏、今度は山口がやはり高めの甘い変化球を捉えて1号2ラン! 福岡が伏兵のホームラン2発で、4-2と逆転に成功する。
4、5回と三者凡退の大阪は、6回表、今度は阪宮が加藤の甘い変化球を捉える3号2ラン! 両リーグ最速の20打点めとなる一撃で、4-4の同点に追いつく。さらに宇佐美の2ベース後、ベティのタイムリーで大阪がついに逆転! さらに刺巻にもタイムリーが出て、6-4となったところで加藤がついに降板。2番手・央持が2死1・2塁の場面でマウンドに上がる。
しかし、央持のストレートがど真ん中に入るや、カミュがレフトスタンドへ叩き込む3号3ラン! 一瞬にして9-4となり、万事休す。
この後大阪は7回表に央持から刺巻の押し出し四球、8回表には上条から又丸の3号ソロで11-4。
大量リードを得た本庄が最後まで投げ抜き、完投で2勝め。大阪が猛打で福岡を圧倒し、貯金を2に伸ばした。一方、この日も投手陣が崩壊した福岡は4連敗で借金6。
責任投手・本塁打
[勝] |
本 庄 |
(2勝1敗) |
[S] |
|
|
[敗] |
加 藤 |
(1勝2敗) |
[本] |
風 間 |
1号②(本 庄) |
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山 口 |
1号②(本 庄) |
|
阪 宮 |
3号②(加 藤) |
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カミュ |
3号③(央 持) |
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又 丸 |
3号①(上 条) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2014年05月28日 23:36