スコア
リーグ交流戦 広島-東京2回戦 広島メモリアルスタジアム(広島1勝1敗)
東京 301 005 000-9
広島 030 100 002-6
(東)○京良城、クラリス、柳生、S長峰-牛島
(広)白石、●小野塚、石井、咲良-城下
戦評
マーメイド・リーグ首位を走る広島と、いまひとつ波に乗り切れない昨季王者・東京の交流戦第2戦。
前節でひさびさの連勝を飾った広島の先発は、なんとこれまでリリーフだった白石。
1回表、東京は乙川のヒット後、伊達のエラーで1・2塁とすると、1死後にセナが3号3ラン! 東京が3点を先制する。
一方、東京先発の京良城は、初回を三者凡退。
しかし2回裏、広島は1死満塁とチャンスを作ると、北条がセンター前タイムリー! 2人が帰って2-3。さらに2死満塁後、今度は高倉がサードへの内野安打タイムリー。広島が3-3の同点に追いつく。
ところが3回表、先頭の実原が甘く入ったシュートを捉え、ライトスタンドへの1号ソロホームラン! 東京が4-3とすぐさま引き離す。
広島は4回表から、2番手・小野塚をマウンドへ。いきなり2死1・2塁のピンチを迎えるが、ここは後続を抑えて切り抜ける。
すると4回裏、北条が今度はヒットと盗塁でチャンスを作ると、葦川のタイムリーで生還! 広島がふたたび4-4と同点に戻す。
6回表、東京は先頭の相坂がヒットで出ると盗塁で無死2塁。ここで小野塚の制球が急に乱れだし、暴投、四球、死球で無死満塁とさらに東京のチャンスが拡大する。
続くシャレットが、ストライクを取りに行った甘い変化球を逃さず捉え、勝ち越し2点タイムリー! 1死後、乙川にもタイムリーが飛び出し7-4。
さらに小野塚に代わって登板した石井も、2死から四球、セナの2点タイムリーと抑えられず9-4。東京がこの回一気に5点を挙げ、大きく試合をリードする。
東京は7回途中から登板したクラリスが好投し、このまま試合終了かと思われたが、9回裏、広島が東京4番手・柳生を攻めこむ。
高倉、青木、伊達の3連打で満塁とすると、1死後越ケ谷が犠牲フライ。さらに久住のヒット後、北条の今日2本目のタイムリーでさらに1点。6-9と迫り、なおも2死満塁としたところで、東京はやむなく守護神・長峰を投入する。
長峰は完璧なピッチングで、城下を燕返しで空振り三振に取りゲームセット。最後はヒヤヒヤものの東京だったが、なんとか逃げ切って勝率を5割に戻した。
一方、広島は葦川、高倉、北条と3人が猛打賞など東京を上回る16安打を放ちながら、あと一歩及ばず敗戦。6回に急に崩れた小野塚が大きな誤算となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
京良城 |
(2勝2敗) |
[S] |
長 峰 |
(7S) |
[敗] |
小野塚 |
(2敗) |
[本] |
セ ナ |
3号③(白 石) |
|
実 原 |
1号①(白 石) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2014年05月28日 23:31