2014年6月8日横浜-大阪3回戦

スコア

リーグ交流戦 横浜-大阪3回戦 松本市営球場(横浜1勝2敗)
大阪 000 000 030-3
横浜 010 010 02X-4
(大)湊、アニス、●諸葛-遠江
(横)馬家、○善行寺美、S谷中川-真中

戦評

 今季2回めのシリーズとなる横浜と大阪の交流戦。その初戦は、長野県・松本市での開催となった。長野県出身の善行寺姉妹の活躍はなるか。

 横浜先発は、今季ここまで2勝1敗と安定した内容を見せている馬家。対する大阪も、2勝1敗の湊がマウンドへ上がる。

 1回裏、横浜はいきなり2死1・2塁でバッターは善行寺晴。大歓声で迎えられたなか、ここは四球。満塁とチャンスを広げるがここは後続が倒れて無得点。

 しかし2回裏、先頭の三柴がレフトスタンドへと叩きこむ2号ソロホームラン! 1点を先制し、さらに和泉の2ベースなどで無死2・3塁のチャンスを作るが、後続が湊に押さえこまれて追加点ならず。

 横浜先発馬家は、3回までノーヒットピッチング。4回表に阪宮に初ヒットを許すと1死1・2塁と初めてピンチを迎えるが、落ち着いて後続を抑える。

 なかなか点が入らない展開のなか、5回裏に横浜が、豊川の犠牲フライで貴重な追加点! 2-0とリードを広げる。

 6回表、大阪も2死1・2塁とふたたびチャンスを作るが、非常に落ち着いたピッチングを続ける馬家は、ここもしのいで点を取らせない。

 結局、馬家は7イニングを被安打3、3四球で見事な零封。
 そして8回表、マウンドには地元の善行寺美が上がり、大歓声で迎えられる。

 しかし大阪は、その善行寺美の変化球を狙い撃ち。左キラーの代打・相川、刺巻が連続でセンター前にヒットを放ち、無死1・2塁とする。
 善行寺美もここから気を取り直し、加賀、又丸を連続三振。2死となり、バッターは今日も2安打を放っている打点王・阪宮!
 慎重に阪宮を追い込む善行寺美。しかし、決め球のサークルチェンジがほんの少し甘くなったところを、阪宮が振り抜くや打球はレフトへと舞い上がる! レフトの善行寺晴が懸命に追いかけるが、打球は無情にもその頭を越え、レフトスタンドへ! 松本市営球場を静まり返らせる、阪宮の4号逆転3ランが飛び出し、3-2と大阪が土壇場でリードを奪う。

 8回裏、大阪はセットアッパー、諸葛がマウンドへ。
 しかし先頭の善行寺晴が、甘く入った初球を振りぬいてライト前ヒットで出塁すると、1死後に盗塁! 気迫あふれる善行寺晴のプレーに応えるように、続く三柴がレフト前の技ありのタイムリー! 善行寺晴がヘッドスライディングでホームインし、ふたたび横浜が同点に追いつく。さらに、続く真中もヒットを放ち、1死1・3塁でバッターは和泉!
 大歓声を受けても、表情ひとつ変えずに切れのある球を投げ込む諸葛。和泉があっという間に追い込まれるなか、決め球の高速縦スライダーがストライクからボールへと落ちる完璧なコースに投げ込まれる! しかし和泉もバットの先でなんとか捕らえ、打球はふらふらとレフトに上がり、宇佐美がキャッチ。ここで3塁ランナーの三柴がタッチアップで突っ込み、クロスプレイとなるが判定はセーフ! 横浜が勝ち越し、4-3と再逆転に成功する。

 そして9回表、抑えの谷中川が1四球で大阪打線を抑えてこのままゲームセット! 一度は追い込まれた横浜が、意地の反撃で逆転して勝利。一度はまさかの逆転弾を食らって悪夢を見た地元の善行寺美が、今季初勝利をもらう形となった。

責任投手・本塁打

[勝] 善行寺美 (1勝)
[S] 谷中川 (5S)
[敗] 諸 葛 (1敗)
[本] 三 柴 2号①( 湊 )
阪 宮 4号③(善行寺美)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2014年06月08日 23:53