スコア
マーメイド・リーグ 熊本-広島8回戦 わかさスタジアム京都(熊本4勝4敗)
広島 104 000 010-6
熊本 000 621 00X-9
(広)●関、白石、石井-城下
(熊)○毒島、堤口、S津田-四五七、猪狩、黒丸
戦評
前節、首位広島に惨敗した熊本。この日は、武雷の地元・京都での一戦を迎える。
熊本の先発は毒島。広島の先発は、現在防御率1位のルーキー・関。
1回表、広島は毒島の立ち上がりを捕らえ、伊達のタイムリー2ベースで1点先制。なおも1死2・3塁とチャンスを迎えるが、小清水のヒット性のライナーを姫ノ島がダイビングキャッチで抑え、どうにか1点に抑える。
1回裏、熊本も2死1・3塁のチャンス。ここで姫ノ島がセンター前へ鋭い当たりを放つが、今度は広島のショート・葦川が飛びついて抑えてグラブトスで2塁アウト。広島もお得意の好守で熊本の得点機を潰す。
3回表、毒島が大乱調となり、高倉に死球から暴投でいきなり無死2塁。続く葦川がセンター前へヒットを放つが、服部のレーザービーム送球で高倉を本塁でアウトにする。
しかし青木が四球、伊達のヒットで1死満塁とすると、小清水が走者一掃となるタイムリー3ベース! さらに宮瀬も犠牲フライで続き、広島が5-0とこの日も一方的にリードする。
ところが4回裏、熊本は無死1・2塁のチャンスで、姫ノ島が右中間へ飛び込む3号3ラン! 3-5と2点差に迫ると、福田のヒットから今度は地元・武雷が2試合連続の4号2ラン! あっという間に熊本が5点を挙げ、同点に追いつく。
さらに服部がヒットで6連打も、服部の盗塁はアウト。さらに葛木の大飛球もセンター・岡崎に抑えられてチャンスは潰えたか……に見えたが、最近調子を落としていた大塚が、ここで2号ソロホームラン! 熊本が3本のホームランで、なんとこの回6点。5点差を一気にひっくり返し、6-5とリードを奪った。
勢いづく熊本は、5回裏にも無死1・2塁とすると姫ノ島が今度はレフト前へのタイムリー! さらに無死満塁から、武雷のところで関が痛恨の押し出し。広島はここで、ついに関を諦めて白石をマウンドに送る。
ここでセンター・岡崎が、相次ぐファインプレイでヒット性の打球を抑えて、熊本は追加点ならず。8-5で5回を折り返す。
6回裏、熊本は2死1・3塁で福田がタイムリーを放ち、さらに1点追加。
熊本・毒島は4回以降は立ち直り、7回表に広島が無死1・2塁とひさびさのチャンスを作るも、後続が倒れて得点ならず。
8回表、熊本は1軍に復帰した堤口をマウンドへ。しかし、先頭の伊達がいきなり失投を逃さず2号ソロ! さらに続く小清水にも甘い球が入りライトへの大飛球となるが、これは大塚がファインプレイ。これでようやく堤口が落ち着き、広島の反撃は1点止まり。
9回表、広島は熊本3番手・津田から先頭の久住が内野安打で出塁するが、後続が打ち取られてゲームセット。熊本が集中打で打ち勝ち、8-6で勝利。広島の連勝は2でストップ。熊本は勝率をふたたび5割に戻した。
責任投手・本塁打
[勝] |
毒 島 |
(2勝1敗) |
[S] |
津 田 |
(1敗2S) |
[敗] |
関 |
(3勝1敗) |
[本] |
姫ノ島 |
3号③( 関 ) |
|
武 雷 |
4号②( 関 ) |
|
大 塚 |
2号①( 関 ) |
|
伊 達 |
2号①(堤 口) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2014年06月11日 23:27