スコア
シンデレラ・リーグ 大阪-東京5回戦 札幌ドーム(大阪2勝3敗)
東京 101 000 001-3
大阪 030 102 01X-7
(東)●樋口、星菜、対馬-牛島
(大)○沢渡、H諸葛、長良-遠江
戦評
残りシーズン17試合中、半分以上の9試合を残している大阪-東京戦。シンデレラ・リーグの首位争い直接対決となるこの戦いをより制したほうが、間違いなく優勝に近づくだろう。
特に東京は、ここまで交流戦で2勝7敗1分と大きく負け越しているが、同リーグ対決では8勝4敗。昨季から得意としている大阪戦だけに、連覇への道は十分ある。
首位に立つ大阪は、ここで東京を倒して悲願の優勝を目指したい。
札幌開催の一戦、先発は大阪がエース・沢渡。一方、東京は今季初先発の樋口。
1回表、樋口を援護したい東京は1死1・3塁のチャンスを作ると、この日4番に入った地元・北海道出身の模都がレフトへの犠牲フライを放ち、1点先制する。
1回裏は四球のみでまずまずの立ち上がりだった樋口。
しかし2回裏、阪宮のヒットに続き、鞘ヶ谷のセカンドゴロをシャレットがお手玉。その後1死2・3塁から、ダリアがスクイズを決めて同点。さらに樋口の失投を遠江が振り切り、打球はレフトスタンドへ! 遠江の1号2ランで大阪が3-1と一気にリードを奪った。
3回表、東京も模都のショートゴロの間に1点を返して2-3、と追い上げる。
4回裏、1死からダリア、遠江、加賀のタイムリーと3連打! 大阪がふたたび4-2と突き放す。
5回裏、6回表は両チームチャンスを作るも無得点。
6回裏、遠江のヒット、加賀の四球で大阪がまたも無死1・2塁とチャンス。樋口もカミュ、刺巻を連続三振に抑えるが、又丸へのストレートが甘くなったところを痛打され、2点タイムリー2ベース。6-2と大阪が大きなリードを奪う。
ここで樋口はついにKO。2番手・星菜がマウンドへ上がり、後続を抑えた。
8回表、東京が2つのエラーで1死1・2塁としたところで、大阪はセットアッパー・諸葛をマウンドへ。
東京はなおも牛島のヒットで1死満塁。本塁打が出れば同点という場面を作るが、ここから諸葛が落ち着いて早緒原、球磨川を打ち取り、東京は結局無得点。
8回裏、大阪は東京3番手・対馬を攻めて遠江、黒瀬、カミュのタイムリーと3連打でさらに1点追加。7-2とする。
9回表、東京も大阪3番手・長良から海老名のタイムリー2ベースで1点を返すが、反撃もここまで。大阪が東京を圧倒し、7-3で勝利。これで大阪は4連勝となり、今季最高の貯金3。逆に東京は引き分けを挟んでの4連敗で借金2。大阪と東京のゲーム差は2.5にまで広がった。
責任投手・本塁打
[勝] |
沢 渡 |
(2勝3敗) |
[S] |
|
|
[敗] |
樋 口 |
(1敗) |
[本] |
遠 江 |
1号②(樋 口) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2014年06月22日 21:07