2014年6月25日広島-横浜8回戦

スコア

マーメイド・リーグ 広島-横浜8回戦 広島メモリアルスタジアム(広島6勝2敗)
横浜 000 000 300-3
広島 010 000 03X-4
(横)馬家、●久木野、伊達-透野
(広)桃園、海無、○秋田、S十和田-城下、藤瀬

戦評

 前節、連敗を3で止めてふたたび単独首位に浮上した広島。今季4勝で単独ハーラートップの桃園がマウンドに上がり、連勝を狙う。

 一方、首位追撃のために今日は負けられない横浜は、ダブルエースのもうひとり、馬家が登板。
 現在、防御率1位の馬家と防御率2位の桃園の対決という"頂上決戦"の行方やいかに!?

 1回表、横浜は2死から戸塚、豊川の連打でチャンスを作るが無得点。

 2回裏、広島は小清水のヒットに続き、岡崎への1球が失投となり、岡崎の打球は右中間を深々と破るタイムリー2ベース! 広島が1点を先制するが、続く葦川の打球はショート池咲がファインプレイ。横浜、好守で広島の追加点は食い止めた。

 4回裏、広島は3つの単打で2死満塁とふたたびチャンスを作るが、ここは馬家が踏ん張って後続を断ち無得点。

 一方、桃園は2回以降は2塁も踏ませない好投を展開。横浜打線はなかなか得点チャンスも作れないが、馬家も5回、6回と三者凡退に抑えて味方の反撃を待つ。

 7回表、横浜は先頭の三柴がヒットで出ると、囲がライト前ヒットで続き、無死1・3塁と初回以来のチャンス。
 ここで雨手内が四球を選び、無死満塁となってバッターは透野……というところで、広島は迷わずセットアッパーの海無をここで投入。1点を守りに行く。
 しかし、粘った透野は、最後に真ん中に入ったストレートを捉えて打球はライトへ! 三柴に続き囲もホームインし、2点タイムリー! 横浜が逆転に成功し、なおも無死1・3塁とチャンスは続き、バッターは和泉!
 和泉の打球は、海無渾身のストレートに詰まらされファーストゴロ。ホームには投げられず、セカンドへ投げて併殺打となり、3塁ランナーがホームイン。横浜が1点を追加し、3-1とした。

 馬家が7回裏も抑え、8回裏からは横浜のセットアッパー・久木野がマウンドへ。
 8回裏、先頭の伊達が内角のストレートで完全に詰まらされながらも、レフト前へ落ちるポテンヒットで出塁。ここで広島は代走・メリッサを送る。
 続く小清水の打球は大きなセンターフライとなるが、ここでメリッサがなんと1塁からタッチアップ! センターの三柴の反応が遅れ、メリッサが快足を生かして2塁へ進む。

 さらに続く岡崎の1・2塁間への当たりを大城が回りこんでよく抑えてアウトにするファインプレイを見せる間に、メリッサは3塁へ。
 2死3塁となるなか、葦川が外角低めのストレートを上手く捉えてセンター前へ! 葦川のタイムリーで広島が1点を返し、2-3とする。
 ここで広島は、城下に代えて代打・折笠を投入。久木野の投げたチェンジアップが高めにスッポ抜けたところを、折笠が思い切り引っ張るや打球は一直線にライトスタンド上段へ! 折笠の逆転3号2ランが飛び出し、広島が一気に4-3と逆転!!

 9回表は十和田が三者凡退に抑え、このままゲームセット。広島が連勝で貯金を4に伸ばし、首位独走の態勢を固めた。8回表に登板した秋田が、プロ初勝利をマーク。
 一方の横浜は、川浜・馬家のダブルエースを送り込んだ勝負の広島戦でまさかの連敗。借金1となってしまった。

責任投手・本塁打

[勝] 秋 田 (1勝)
[S] 十和田 (8S)
[敗] 久木野 (2敗)
[本] 折 笠 3号②(久木野)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2014年06月25日 23:10