2014年7月2日大阪-広島4回戦

スコア

リーグ交流戦 大阪-広島4回戦 阪神甲子園球場(大阪1勝3敗)
広島 000 100 001-2
大阪 000 000 000-0
(広)○海無、H白石、H咲良、S十和田-城下
(大)●羽田、大和-柳ヶ瀬

戦評

 両リーグ首位対決、前節では大阪が勝利。この両チームの交流戦はこれで最後となるなか、どちらが勝利を収めるか。

 大阪の先発は羽田。広島の先発は、これまではセットアッパーを務めていた、今季初先発となる海無。

 1回表裏は、両チーム三者凡退と両投手が快調な立ち上がり。

 2回裏、大阪は2四球などで無死満塁と大チャンスを迎えるが、後続が倒れて無得点に終わる。

 3回表、広島も2死から城下のチーム初ヒットなどで1・2塁とするが、やはり無得点。試合は投手戦の様相を呈する。

 4回表、青木の四球、伊達のヒットで無死1・3塁とすると、続く小清水のセカンドゴロ併殺打の間に青木が生還。広島が1-0と先制点を奪う。

 6回表、羽田がやや制球を乱して3四球。2死満塁とするが、最後は北条のショートゴロをショート・カミュがファインプレイでアウトにし、広島の追加点はならず。

 6回裏、大阪はヒットで出た宇佐美が又丸のセカンドゴロで2塁に進むが、やはり後続倒れて無得点。海無からなかなか1点が奪えない。

 7回裏、広島は好投の海無に代え、白石をマウンドに送る早めの継投。白石は三者凡退に抑え、見事にチームの期待に応える。

 大阪の羽田が、7回~8回を三者凡退に抑え続けて懸命にリズムを作るが、8回裏の大阪も3番手・咲良の前に三者凡退。

 とうとう1-0のまま9回の攻防を残すなか、9回表、大阪は羽田に代えて大和をマウンドへ。
 広島は1死後、代打の越ケ谷がヒットで出ると、代走・メリッサが盗塁。ここで北条がライト前へタイムリーを放つと、メリッサが一気にホームイン。広島がメリッサの足で貴重な追加点を奪う。

 9回裏は今季完璧なクローザー・十和田がマウンドに上がり、大阪のクリーンアップを抑えてゲームセット。広島が4投手の完封リレーで前節の雪辱を晴らし、単独首位に復帰した。

 広島・海無は今季初先発で6イニング被安打4の無失点と素晴らしい投球内容で2勝め。十和田は9セーブめをマーク。
 一方、大阪・羽田は8イニングをわずか被安打3、与四死球5の1失点に抑えながらも、援護に恵まれず2敗め。
 大阪は2回裏の無死満塁を生かせなかったことが、最後まで響いた結果となった。

責任投手・本塁打

[勝] 海 無 (2勝)
[S] 十和田 (9S)
[敗] 羽 田 (1勝2敗)
[本]

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最終更新:2014年07月03日 20:58