スコア
シンデレラ・リーグ 大阪-福岡11回戦 阪神甲子園球場(大阪7勝4敗)
福岡 001 000 320-6
大阪 320 000 11X-7
(福)加藤、堀江、●上条-五五一
(大)大和、アニス、長良、○馴馬、川澄-柳ヶ瀬、遠江
戦評
貯金4で2位と4ゲーム差となり、いよいよ優勝に向けて態勢が整いつつある大阪。対する相手は福岡。この組み合わせは大阪が4勝中だ。
大阪の先発は大和、福岡の先発は加藤。
1回裏、大阪は又丸のタイムリー2ベースで早くも先制すると、続く阪宮がバックスクリーンへの8号2ラン! 本塁打、打点ともにトップに立つ3試合連続の1発で、大阪があっという間に3-0と大きくリードを奪う。
さらに大阪は2回裏にも、刺巻のタイムリー、鞘ヶ谷のタイムリーで2点追加。加藤は2回で4四球と制球も定まらないまま、5点を献上してしまう。
3回表、福岡も1死満塁から古宿が押し出しの四球で1点を返すが、後続倒れて1点止まり。
その後は両投手が立ち直り、5回裏から福岡は堀江、6回表から大阪はアニスを投入、と継投展開となる。
7回表、福岡は大阪3番手・長良から先頭の廖がプロ入り初となる1号ホームラン! さらに1死3塁から、古宿のセカンドゴロが1塁悪送球となり、1点が入って3-5。1死1・3塁後、山口のサードゴロの間にもう1点が入り、4-5。福岡が1点差にまで追い上げる。
しかし7回裏、大阪は2死2塁から代打・伊勢谷がタイムリー! 6-4と突き放す貴重な1点が入る。
それでも8回表、福岡は大阪4番手・馴馬に対して粘り、廖のタイムリー2ベースでふたたび1点差! さらに風間がヒットで続くと、1死1・3塁で四之宮がタイムリー! 6-6とついに福岡が同点に追いつくが、馴馬もここから踏ん張って逆転は阻止。
8回裏、福岡は上条を投入。しかし上条が2死1塁からなんと3連続四球を出してしまい、最後は宇佐美に押し出し四球。もったいない形で福岡が1点を失い、大阪が勝ち越しに成功する。
こうなると9回は大阪が川澄を投入してゲームセット。大阪が福岡の追い上げをかわして勝利し、貯金を5にまで拡大。首位独走の態勢を作りつつある。川澄は両リーグ一番乗りの2ケタ10セーブめ。大阪は対福岡戦5連勝。
一方の福岡は、大阪を大きく上回る14安打で終盤に追いつきながらも、継投に失敗して連勝は2でストップ。ふたたび最下位転落となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
馴 馬 |
(1勝) |
[S] |
川 澄 |
(1敗10S) |
[敗] |
上 条 |
(1敗) |
[本] |
阪 宮 |
8号②(加 藤) |
|
廖 |
1号①(長 良) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2014年07月16日 21:41