2014年8月13日オールスターゲーム第2戦

スコア

2014PGBオールスターゲーム第2戦 京セラドーム大阪(全マ1勝1敗)
全マーメイド・リーグ 010 000 030-4
全シンデレラ・リーグ 000 000 000-0
(マ)馬家、川浜、○関、H白石、野村、津田-葛木
(シ)●沢渡、野崎、神波、キャリオン、本庄、御剣-皇后崎

戦評

 第1戦は本塁打合戦から相次ぐ逆転の末、最後はリリーフ陣が抑え合うという大熱戦だったオールスター。
 第2戦の先発を任されたのは、全シンデレラ・リーグが沢渡(大阪)。全マーメイド・リーグが馬家(横浜)だ。

 まずは沢渡が1回表を完璧に三者凡退に抑え、迎えた1回裏。
 カミュ(大阪)がヒットで出るが、2死から盗塁失敗。初回はともに無得点となる。

 2回表、先頭の和泉(横浜)が2ベース。その後は沢渡が抑えて2死となるが、ここで7番・指名打者で入っていた姫ノ島(熊本)が、決め球の外角スライダーを狙い撃ち! 右へ流し打った打球はライト前へ転がり、和泉がホームイン。マーメイド・リーグが1点を先制した。

 2回裏、1死から乙川(東京)のヒット後、風間(福岡)のレフト前への当たりを、武雷(熊本)がグラブの先っぽで抑えるファインプレイ。珍しいプレイに観衆がどよめくなか、必要以上にドヤ顔な武雷のアップがスクリーンに映し出された。

 3回表、シ・リーグ2番手は野崎(福岡)。武雷がヒットで出た後、2死から暴投、四球で2死1・2塁となるが、和泉が三振。マ・リーグ、追加点はならず。

 3回裏にマ・リーグ2番手として上がったのは川浜(横浜)。1四球こそ出すが無難に切り抜ける。

 4回表・裏も野崎、川浜が抑えて得点は入らず。

 5回表、マウンドには神波(東京)。横川のヒットと盗塁で無死2塁としたマ・リーグだが、ここから神波が踏ん張ってこの回も無得点。マ・リーグ、なかなか追加点を入れられない。

 5回裏には、関(広島)がマウンドへ。関はいきなり連続三振を奪い、三者凡退に抑える。

 6回表、2死から葛木(熊本)がヒット。シーズン中同様、当たり前のように初球スチールを狙うが、これは神波-皇后崎(東京)のフレイズバッテリーに見切られて失敗。

 6回裏も関が三者凡退。関は2イニングパーフェクトと見事な投球を見せた。

 7回表、マウンドはキャリオン(東京)。姫ノ島にヒットこそ打たれるも2奪三振と好投を見せる。

 7回裏、白石(広島)が登場。直前の関に続き、白石も三者凡退。見事な投球リレーを見せる。

 8回表、マウンドに上がったのは本庄(大阪)。マ・リーグ打線は豊川(横浜)がヒットで出るも2死となるが、和泉のセカンドゴロを、カミュがファンブル! 2死1・2塁となる。
 ここで葛木が、本庄の甘く入った変化球を思い切り振りぬくと打球は右中間へ! ランナー二人が帰る2点タイムリー2ベースとなり、マ・リーグが3-0と貴重な追加点を奪う。
 さらに、2試合連続での代打出場となった葦川(広島)が、前試合に続いてまたも好打! 打球はセンター又丸(大阪)の頭上を超えるタイムリー2ベースとなり、さらに1点追加。4-0とリードを広げた。

 8回裏、反撃したいシ・リーグは、野村(横浜)から先頭の風間が四球。代走で相坂(東京)が登場し、華麗に盗塁を決めて無死2塁とする。
 しかしその後は野村が後続を抑え、この回も無得点。シ・リーグはどうしてもホームが遠い。

 9回表、シ・リーグ最後の投手は、福岡のリリーフエース・御剣。マ・リーグは、先頭の横川がヒットで出ると、こちらも代走で服部が登場。この日は2盗、3盗と「わかっていても走る」盗塁でチャンスを作る。
 さらに1死後、バッター・武雷というところで服部がなんとホームスチール! 球場をどよめかせるが、これは本塁アウト。不機嫌そうな武雷はピッチャーゴロに終わり、4-0でラスト・イニングとなる。

 9回裏、マウンドに上がるのは熊本のリリーフエース・津田。
 シ・リーグは先頭で代打・古宿(福岡)が登場し、四球で出塁。代走に四之宮(福岡)という豪華な交代。
 1死後、又丸が四球を選んで1死1・2塁。なんとか1点返したいシ・リーグだったが、大友(福岡)の打球は完全に詰まって力の無いゴロ。ここでキャッチャーの葛木が勢い良く飛び出し、素手で取って強引に2塁へ送球。やや逸れた送球だったが、この日も華麗なショート守備を見せていた高倉(広島)が難なく捌いて1塁へ送球し、見事なダブルプレー! ネクストバッターズサークルにいた地元・大阪NBの主砲、阪宮に打席が回ることなく、試合終了となった。

 マ・リーグが、1試合めの借りを返す4-0の快勝。6投手(馬家、川浜、関、白石、野村、津田)がわずか3安打完封、と見事な活躍を見せた。

 打線では、スタメンに4人入った熊本勢(武雷、葛木、姫ノ島、横川)が全員安打の合計7安打・3打点と大活躍。ヒーローインタビューでは、先制タイムリーの姫ノ島、好投の関の横で、いつも通り葛木さん独演会が繰り広げられていた。

責任投手・本塁打

[勝]  関  (1勝)
[S]
[敗] 沢 渡 (1敗)
[本]

試合詳細

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投手成績

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最終更新:2014年08月13日 22:46