2014年8月31日熊本-横浜11回戦

スコア

マーメイド・リーグ 熊本-横浜11回戦 藤崎台県営球場(熊本6勝5敗)
横浜 0 0 0 0 0 2 0 0 0 -2
熊本 0 0 0 4 0 0 0 0 X -4
(横)●真喜城、釜石 - 真中、高城
(熊)○篠木原、H真壁、S津田 - 黒丸

選評

首位・広島のこれ以上の独走をなんとしても止めたい熊本。対する横浜も、首位奪還へ最後の望みをかける一戦。
熊本の先発は篠木原。横浜の先発は上り調子な真喜城。

1回表は、篠木原が三者凡退に抑える。
1回裏、熊本が一死1塁2塁のチャンスを作るが、この日4番に選抜された福田を真喜城が落ち着いてゲッツーに仕留める。

その後は、互いに投手戦となるが、4回表に制球が乱れ始めた篠木原からこの日初めて横浜が得点のチャンスを作る。四球とヒットで二死満塁とし、バッターは大城。しかし、ここで崩れてしまうのがいつもの篠木原であったが、大城に対して外角に決まる完璧な高速スライダーでライトフライに打ち取ることに成功する。
そして4回裏、今度は熊本が二死1塁3塁のチャンスを作り、バッターは四五七。真喜城の渾身のストレートを見事にライトスタンドに運ぶスリーランホームランで熊本が先制!さらに、続いて打席に立つのはPGBシーズン本塁打記録がかかる武雷。ここで真喜城が放る初球はすっぽ抜けた棒球!武雷は鋭いスイングでボールを捉え、ライトスタンド上段へと放り込んだソロ本塁打!ついにPGBシーズン本塁打記録を塗り替える11号本塁打が飛び出し、熊本ファンのボルテージは最高潮に!

5回表、篠木原は先頭打者・真中にヒットを許すが、続く幕田、和泉の鋭い打球はそれぞれ大塚、四五七がファインプレーでアウトにし、篠木原を援護する。
そして5回裏には、真喜城は先のイニングの被本塁打を引きずっているのか、今一つ調子が戻らず、結局一死1塁2塁の状態で降板。釜石が代わりにマウンドに立ち、なんとか後続をシャットアウトする。

6回表、横浜の攻撃。打席に立った先頭打者・囲は、篠木原の内角をえぐるスライダーに対してショートゴロ…となるが、ショート・姫ノ島の打球処理がわずかに遅れ、囲は内野安打で出塁。これに動揺したのか、続く三柴に甘い球を運ばれライトフェンス直撃となるタイムリースリーベースを許してしまう。さらに、豊川にもタイムリーを浴び、2点差となるが熊本は篠木原を信じマウンドに残す。そして迎える打者は池咲。池咲の打球はショート方面への痛烈なライナー性の当たりであったが、これを先ほど囲に出塁を許してしまった姫ノ島がダイビングキャッチ!これを見た篠木原もリズムを取り戻し、続く大城、真中を連続三振に切って取る。

その後は篠木原、釜石両投手が無失点で投球を続け、8回表にはセットアッパー・真壁が登場。4連投がルールで可能となった今シーズン初めてとなる4連投目となるが、流石に連投の疲れからか調子が上がらない。豊川、大城、代打の春夏秋冬にヒットを許し、二死満塁の大ピンチ!ここで代打で登場したのが代打の切り札・善行寺晴姫!カウント3-1から投げたストレートは高めに浮いた甘い球!…しかし、善行寺晴の打球はファーストの守備固めに入っていた戦場ヶ原の正面への力のないゴロ。絶好の機会で横浜は逆転に失敗してしまう。
その裏、釜石はなんとか無失点に切り抜けるが、9回表に登板したクローザー・津田の前に打線は三者凡退。熊本が重要な一戦をものにした。

熊本は借金ゼロとなり、逆転優勝に一把の望みをつなげた。一方で横浜は広島戦の結果次第では優勝の可能性の消滅の危機となってしまった。

責任投手・本塁打

[勝] 篠木原 4勝2敗
[S] 津 田 1敗7S
[敗] 真喜城 2勝4敗
[本] 四五七 6号③(真喜城)
武 雷 11号①(真喜城)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2014年08月31日 09:24