2014年9月3日熊本-横浜12回戦

スコア

マーメイド・リーグ 熊本-横浜12回戦 藤崎台県営球場(熊本6勝6敗)
横浜 0 1 0 0 0 4 1 0 0 -6
熊本 0 0 0 1 0 2 0 0 0 -3
(横)○四ッ目、H善行寺美、H久木野、S谷中川 - 透野
(熊)●牛島、牧野、堤口 - 黒丸

選評

マジック2の広島を追い、奇跡の逆転に賭ける熊本。ここは絶対に落とせない一戦だ。一方の横浜は、前節の試合で優勝の可能性が完全消滅。しかし、元祖王者として1勝でも多く勝つことが責務である。
熊本の先発は牛島。横浜の先発は、プロ初先発となる四ッ目。

1回は、お互い二死から走者を一人出すも両投手が後続を打ち取り無得点。

2回表、横浜の先頭打者・雨手内が四球で出塁すると続く宮本が送りバント。迎えた打者はここ数試合で存在感を見せている幕田。幕田は牛島の内角いっぱいに入る見事なストレートをひっかけてぼてぼてのセカンドゴロに…と思った矢先、セカンド・横川がお手玉!運よく1塁3塁のチャンスメイクに成功する。そして、続く透野が得意の一塁線ギリギリに転がすスクイズを決めて横浜が先制点を挙げる。そして次の打者・和泉の打球はセカンドへのポップフライ…これをまたも横川がグラブからこぼしてしまうミス!幕田の打球処理ミスをひきずったのであろうか…??そして迎えた戸塚の打ったゴロは三度セカンドへ…これは流石に横川、三度目の正直といわんばかりにしっかりと捕球しアウト。なんとかチェンジにもちこむ。

3回表、横浜は豊川、雨手内の連打で二死1塁2塁のチャンスを作るが、続く宮本の痛烈なライナーは横川が横っ飛びキャッチでアウト!横川、名誉挽回のファインプレーで牛島の窮地を救う。

一方の横浜の先発・四ッ目は2回、3回を連続で三者凡退に抑える好投球。しかし、その四ッ目が4回裏に捕まる。熊本の先頭打者・水沢に安打を許すと水沢はすぐさま盗塁。その後なんとか二死まで持ち込むが、迎えた5番・姫ノ島にも安打を許し二死1塁3塁。ここから続く四五七がレフト前に落とす技ありのタイムリーヒットで熊本が同点に追いつく!続く武雷も安打で出塁し満塁の場面でバッターは服部。四ッ目の放った一球目はど真ん中への失投!…しかし、服部はこれをひっかけてしまいレフトへのフライに倒れる。四ッ目、なんとかピンチをしのいだ。

5回表、横浜は一死から大城がヒットで出塁後に二盗に成功。しかし、牛島が続く三柴、豊川を連続三振に切って取り勝ち越しを許さない。
5回裏、お返しとばかりに四ッ目も大塚、水沢を連続三振に抑える。

6回表に試合が大きく動く。牛島が先頭打者・雨手内にデッドボールを与えると宮本、幕田の連打で無死満塁の大チャンスを作り、迎えた打者は先ほど先制スクイズを決めた透野!透野のスクイズを警戒するあまりコントロールが甘くなる牛島のVスライダーを狙い撃ち!打球は左中間を破る2点タイムリーツーベース!横浜が勝ち越しに成功する。その後続いて和泉のタイムリーで1点、戸塚の併殺の間にも走者が生還し1点を追加する。
しかし、熊本も黙ってはいない。4番・福田がヒットで出塁。次の打者の姫ノ島は三振に倒れるが、続く先ほどタイムリーを放った四五七がレフトスタンドへのツーランホームラン!熊本が2点差に詰め寄る。

だが、7回表にも牛島は豊川、雨手内に連打を喰らうと代打で登場した囲にレフト前へのタイムリーヒットを打たれ、再び点差を3点にされてしまう。

7回裏、横浜は二番手・善行寺美都を登板させる。善行寺美は期待に応えて三者凡退に抑える。

8回表、熊本も牛島を下げ、二番手・牧野を上げる。牧野は戸塚にヒットを許すも、続く大城を凡打に抑え無得点に。
8回裏、横浜は三番手・久木野へスイッチ。しかし、先頭打者・水沢の打球を守備固めで出場していたファースト・古井田がグラブから零してしまう。ここから熊本は二死に追い込まれながらも福田、四五七のヒットで満塁のチャンス。そして迎えるはPGBの本塁打記録を更新したばかりの武雷!…しかし、武雷の打球はファースト・古井田の正面へのゴロ。熊本、絶好のチャンスに無得点に終わってしまう。

9回表、熊本は三番手・堤口を登板させる。堤口は調子よく三者凡退に抑え、打線の援護を待つ。
そして9回裏、横浜はクローザー・谷中川を登場させる。しかし、先頭打者・代打で登場の葛木にストレートでの四球を許すと、葛木はこれ見よがしにと二盗。谷中川は代打で登場した井内を三振に抑えるも、葛木が気にかかる。その葛木はさらに続く大塚の打席で三盗も成功させる!これで一気に一死3塁のチャンスに。ここで大塚が谷中川の力のないストレートを振りぬいた打球は二塁線への痛烈なライナー!…しかし、セカンド・大城がダイビングキャッチでアウト!味方の好守でリズムを取り戻した谷中川は次の打者・水沢を内野フライに抑えゲームセット!横浜が勝利した。

横浜は、初先発の四ッ目がプロ初勝利をゲット。谷中川は8セーブ目をマークした。
一方、先発・牛島が誤算だった熊本はあまりにも痛すぎる敗北。広島のマジックを確実を一つ減らしてしまうことになり、広島の結果次第では…という窮地に追いやられた。

責任投手・本塁打

[勝] 四ッ目 1勝
[S] 谷中川 1敗8S
[敗] 牛 島 3勝3敗
[本] 四五七 7号①(四ッ目)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2014年09月03日 21:00