2014年9月10日東京-広島4回戦

スコア

リーグ交流戦 東京-広島4回戦 明治神宮野球場(東京1勝3敗)
広島 000 002 000-2
東京 100 000 000-1
(広)○桃園、H海無、S十和田-城下
(東)●キャリオン、対馬-牧田、牛島

戦評

 安定した戦いぶりで、前節にリーグ優勝を決めた広島。この日は5勝をマークする桃園が、ハーラートップの6勝目を狙ってマウンドに上がる。

 一方、前節、前々節と連続で相手の胴上げを見ることになった東京。3連勝後の3連敗で最下位が近づくだけに、もう負けられない。先発のキャリオンに、連敗脱出を託す。

 1回裏、東京はシャレットがヒットを放つも盗塁失敗。イヤなムードが漂うなか、実原がバックスクリーンへ飛び込む2号ホームラン! 東京が1点を先制するが、続く1死1・2塁のチャンスでは攻めきれず、追加点は奪えない。

 2回以降は桃園が立ち直るが、それ以上の出来だったのがキャリオン。

 キャリオンは4回までパーフェクトピッチング。5回表に広島は北条が2死から2ベースを放つが、無得点に終わる。

 追加点が欲しい東京は、5回裏に1死3塁とするが、北条のファインプレイで点が入らず無得点。

 すると6回表、ここまで絶好調だったキャリオンが突然大乱調となり、球が真ん中に集まりだす。広島は1死2塁から葦川が同点タイムリー2ベースを放つと、続く2死1・3塁で伊達がライト前への勝ち越しタイムリー! 2-1と逆転に成功する。

 6回裏、東京も2死2塁とするが無得点。

 7回表裏も、両チーム2死2塁とするが無得点に終わる。

 8回表、広島はヒットの葦川に出た代走メリッサが2盗。続く高倉がレフト前へヒットを放つが、これは実原の好送球に、この回からマスクを被った牛島の好ブロックでホームタッチアウト! さらに高倉の盗塁も牛島が刺し、ベテラン捕手の活躍で広島の追加点を阻止する。

 8回裏、広島は好投の桃園に代え、セットアッパーの海無が登板。東京は1死から模都の2ベースでチャンスを作るが、セナ、海老名の主軸を海無が抑えこみ、無得点に終わる。

 9回表は対馬が三者凡退に抑えるが、広島はもちろんクローザー・十和田がマウンドへ。東京打線は1四球に終わり無得点。広島が1点差を勝利の定番リレーで守りきり、2-1で勝利した。

 広島・桃園は、昨季の熊本・若林の記録と並ぶ、ハーラー単独トップの6勝め。十和田はマ・リーグ新記録となる12セーブめをマークした。また、海無も7ホールドめで熊本・真壁、横浜・久木野と並んだ。

 一方の東京は、これで4連敗。福岡とのゲーム差が2となり、福岡のリーグ2位は決定となった。また、今季のリーグ交流戦でマ・リーグ3チームにすべて負け越しとなった。

責任投手・本塁打

[勝] 桃 園 (6勝)
[S] 十和田 (1勝12S)
[敗] キャリオン (3勝3敗)
[本] 実 原 2号①(桃 園)

試合詳細

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最終更新:2014年09月11日 01:10