2016年5月29日大阪-熊本1回戦

スコア

交流戦 大阪-熊本1回戦 紀三井寺公園野球場(大阪1勝)
熊本 000 011 000-2
大阪 040 000 00X-4
(熊)●多田、糀本、アリス、大友、土神、上条、牧野-溝渕、四五七
(大)○羽田、H筑紫、H大和、S川澄-鹿島

戦評

 和歌山の紀三井寺公園野球場で行われる大阪と熊本の第1回戦。
 大阪の先発はまだ勝ちのない羽田、熊本はルーキーの多田。

 初回はお互い三者凡退と好調の立ち上がりを見せたが、2回裏、大阪が多田を捕まえる。伊達と鹿島がヒットで出塁すると、右川がライトへのタイムリーツーベースを放ち2点を先制。さらには阪宮がストレートを完璧に捉えレフトへの2ランホームラン。集中打を浴びせ一挙4点を先制する。多田はアウトカウントを一つも取れずに1回と0/3という短さで降板。マウンドには糀本が送られ、その後3者凡退で大阪の攻撃を切る。
 援護点をもらった羽田は安定した投球を見せるも、熊本が徐々に羽田を捉え始める。5回に二死二塁からドラエモフのタイムリーで1点を返すと、6回にも二死一二塁から佐屋木のタイムリーでさらに1点を追加。2-4と2点差まで迫る。なおも二死一三塁のピンチとなるも、羽田が粘りの投球を見せこれ以上の追撃を許さない。
 そして羽田は6イニングを投げ2失点の好投でマウンドを降り、後続に託す。
 熊本もこのまま終わるわけにもいかない。7回のマウンドにあがった筑紫から先頭の福田がヒットで出塁、一死から溝渕がヒットでチャンスを広げ一死一二塁。一発が出れば一気に逆転のチャンスというところで熊本は蒼守に代打四五七を送る。期待を背負った四五七の打球はヒットになるかと思われたがショートカミュのファインプレー。カミュのプレーで流れに乗ったのか、筑紫は次のバッター水沢を三振に切ってとりピンチを凌ぐ。
 熊本は8回にも大和から連続の四球で一死一二塁とするも代打吾妻と福田が連続三振に倒れ、9回は川澄の前に三者凡退に倒れてゲームセット。
 流れを掴むことの出来なかった熊本は痛い4連敗。対する大阪は3連勝。さらには2位の東京が敗れたため、11試合ぶりに同率2位と順位を上昇させた。
 また和歌山は右川の故郷でもあり、故郷凱旋試合で決勝点をあげる活躍をしファンにも右川自信にも忘れられない試合となった。

責任投手・本塁打

[勝] 羽 田 1勝2敗
[S] 川 澄 3S
[敗] 多 田 1勝1敗
[本] 阪 宮 5号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2016年05月29日 00:50