2016年6月12日熊本-大阪3回戦

スコア

交流戦 熊本-大阪3回戦 長崎ビッグNスタジアム(熊本3敗)
大阪 102 000 000-3
熊本 000 010 100-2
(大)○本庄、H川嶋、H大和、S川澄-鹿島、ベティ
(熊)●狛、牧野、土神、大友、アリス、糀本-溝渕

戦評

 長崎で行われる熊本と大阪の第3回戦。
 熊本は今季2勝1敗と勝ちが先行している狛、対するまだ勝ちのない本庄。
 ここまで熊本は大阪相手に2戦2敗と相性の悪い相手、ここで勝って勢いを取り戻したい。

 試合はいきなり動いた。先頭打者の森下が甘く入ったドロップをライトへ打ち返しスリーベース。いきなり無死三塁のチャンスとなった大阪、迎えるカミュがすかさずセンターへの犠牲フライを放ち1点先制。しかし狛、崩れることなくその後の打者を凡退に抑える。 

 2回裏、熊本は二死から四五七がスリーベースを放ち同点のチャンス。しかし本庄が1点を守る気合の投球を見せ、サードへの凡打に終わらせる。
 回が変わって3回、再びこの1,2番コンビが見せる。一死から森下がヒットで出塁するとすかさず盗塁で得点圏へ。そして迎えるカミュ、甘く入ったパームをレフトスタンドへ運んだ。この試合3打点目となるツーランホームランで大阪は3点のリード。

 中盤5回、大阪はさらに狛を攻める。川浦とダリアが連打で出塁し、森下が凡打に倒れるも、迎えるは今日3打点を叩き出しているカミュ。しかし今度は狛が気合を見せる。前の打席でホームランを打たれたパームを完璧なコースに投げ込み、カミュを併殺にきってピンチを凌いだ。
 その裏、熊本は先頭姫ノ島がキャッチャー鹿島のエラーで出塁。そのチャンスを見逃さず、四五七が送りバントで得点圏へと進めるとドラエモフがセンターへのヒットを放ち一死一三塁。一発が出れば同点のチャンスで迎えるは溝渕。139kmのストレートを弾き返すもセカンドへの凡打。その間にランナーは還りなおも二死二塁のチャンス。ここでもう1点欲しい大阪。バッターボックスには水沢が入る。そして本庄のバルカンチェンジを打ち返し、ショートへのいい当たりもカミュのファインプレー。打撃でも守備でも活躍し、チームに勢いを与える。

 7回裏、大阪は本庄に代わって川嶋をマウンドにあげる。そしてその本庄を熊本は捉えた。一死か姫ノ島がヒットで出塁すると、代打福田がきっちりと送りバントを決め二死二塁。続くドラエモフがセンターへのタイムリーを放ち2点目をもぎ取る。これで大阪はあと1点まで詰め寄った。

 8回裏は大和。遅い変化球でタイミングを狂わし先頭の水沢、続く蒼守を三振。武雷にヒットで出塁を許し、暴投で得点圏へと送ってしまうも、続く横川をきっちりと凡打に抑える。
 そして9回はマウンドに川澄を送る。食らいつきたい大阪、先頭の佐屋木がストレートを打ち返すも、またもこの人、カミュのファインプレー。完全に流れを熊本とし、その後続く打者も凡打に抑えゲームセット。
 大阪はこれで10勝目をあげ借金をあと1とする。対する熊本は広島が勝利したことにより再び最下位へと転落。先発狛が粘ったものの、攻守共にカミュが立ちはだかった試合となった。


責任投手・本塁打

[勝] 本 庄 1勝2敗
[S] 川 澄 6S
[敗]  狛  2勝2敗
[本] カミュ 3号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2016年06月13日 03:35