2016年6月15日熊本-大阪4回戦

スコア

交流戦 熊本-大阪4回戦 藤崎台県営野球場(熊本4敗)
大阪 100 000 000-1
熊本 000 000 000-0
(大)○羽田、H沢渡、S川澄-鹿島
(熊)●曙川、牧野、土神、アリス-溝渕

戦評

 熊本の本拠地、藤崎台県営野球場で行われる熊本と大阪の第4回戦。
 熊本は5度の登板で4回はQSを達成をしている曙川、対する大阪は前回2失点の好投を見せ熊本相手に勝ち投手となっている羽田。

 初回、曙川は先頭バッターに四球を与えてしまう。すると2番カミュがきっちりと送りバントを決め、3番善行寺がレフトへのタイムリーを放ち先制。さらに続く伊達にもヒットが出てさらにピンチが広がるも、曙川が粘りを見せてそれ以上の点は与えないピッチングを見せる。
 その裏、熊本は一死から蒼守がツーベースで出塁すると、続く武雷の打球をピッチャー羽田がフィルダースチョイスで一死一三塁。さらには横川が四球で出塁し満塁となり、一打逆転のチャンス。ここで迎えるは熊本に移籍して好成績を残している佐屋木。しかし佐屋木の打球はセカンドへの併殺となりスリーアウト。羽田が1点のリードを死守した。

 しかしそれ以降、両投手とも好投を見せる。大阪の羽田は塁上にランナーを2人以上溜めないピッチングを見せ、同点にすることを許さず、熊本の曙川は一二塁のピンチを2回ほど作ったものの凌いでこれ以上の点を許さない。
 試合は1点を争う息の詰まる投手戦。8回に入ると両方の先発投手がマウンドを降り、後続に後を託す。託された後続もそれに応えるように点を与えない。
 8回の熊本は牧野と土神のリレーでランナーを出すも無失点に抑え、大阪も沢渡がランナーを出すも無失点で切り抜ける。
 そして9回も代わってマウンドに上がったアリスが先頭鹿島を四球で塁に出してしまうも、続く3人を抑えた。

 初回に入った1点差のまま、とうとう迎える9回裏。マウンドにあがったのはもちろん大阪の守護神、川澄。熊本も打順よく、この回はクリーンナップ3番武雷から。そしてその武雷が維持を見せレフト方向へのヒットで出塁。代走で服部、代打で今日2打数ノーヒットの横川に代わって四五七がバッターボックスに入る。すると、代走で起用された服部が重要な場面ですぐさま盗塁を決め、無死二塁。一打同点、一発が出れば逆転のチャンス。
 しかし四五七の放った打球はセンターへの凡打。ランナー服部も動けず一死二塁。続く佐屋木もサードへの凡打となり二死二塁。
 そして迎える姫ノ島。川澄のライトニングをセンターへ打ち返した打球はヒット性の辺りだったが、センターダリアがファインプレーを見せゲームセット。
 最後まで粘りを見せた熊本だったが、ホームが遠く完封負けで2連敗。大阪に対しては今季一つも勝ちのない4連敗となった。
 大阪は2連勝で最大6まで膨らんだ借金をとうとう完済した。


責任投手・本塁打

[勝] 羽 田 2勝2敗
[S] 川 澄 7S
[敗] 曙 川 1勝4敗
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2016年06月15日 11:52