2016年6月22日広島-福岡4回戦

スコア

交流戦 広島-福岡4回戦 MAZDA ZoomZoomスタジアム広島(広島1勝3敗)
福岡 000 010 020-3
広島 000 000 00X-0
(福)○坂崎、H諸星、H宇佐美、S御剣龍-二神、皇后崎
(広)●関、練祠、十和田、黒瀬-城下

戦評

 広島の本拠地、マツダスタジアムで行われる広島と福岡の第4戦目。
 ここまでお互い2勝をあげている関と坂崎の投げ合い。

 初回、福岡は先制のチャンス。先頭の敷島がヒットで出塁すると、後続が倒れ二死となるも二死二塁のチャンスで古宿。しかしここは関が投げ勝ち、レフトへの凡打と終わらせる。
 一方広島は、村坂のファインプレー等もあり坂崎の前に三者凡退。2回にもきっちりと三人で打ち取られチャンスを作ることが出来ない。

 お互い無得点で迎える3回裏、羽田と城下のヒットで一死一三塁のチャンスで、1番柊。しかし坂崎、先制は許さないと気合の入った133kmのストレートで柊を併殺にとりスリーアウトチェンジ。序盤を終わって緊迫した投手戦が繰り広げられる。

 試合が動いたのは5回だった。先頭の風間がチェンジアップをスタンドへ運び、ソロホームランで福岡の先制。さらには一死から村坂がヒットで出塁するが、関が気迫のこもったピッチングでLANAと敷島を三振に切って取った。
 その裏、広島もチャンスを作る。先頭の宮瀬がデッドボールで出塁すると、一死から渡辺がレフトへのツーベースで一死二三塁の逆転のチャンス。迎えるバッターは9番城下。しかし城下の当たりをショートLANAがファインプレー。ランナーも動くことが出来ず二死二三塁となり1番柊。先ほどのLANAのファインプレーで勢いづいた坂崎は、このピンチで柊を三振に切って取りスリーアウト。福岡は得点後のピンチを無失点で切り抜ける。

 6回にも福岡はチャンス。二死から古宿とアリシアがフォアボールで出塁、広島に取っては嫌な流れ。迎えるバッターは先制ホームランを放った風間。しかしこの勝負はセカンドへの凡打となり今度は関の勝利。これ以上点を許さないピッチングを見せる。
 その裏、今度は広島のチャンス。青木がフォアボール、小清水がヒットで出塁し二死一二塁のチャンスでバッターは宮瀬。しかしここも坂崎が踏ん張り広島無得点。1点差の緊迫した試合展開が続く。

 試合が再び動いたのは8回、関に代わってマウンドにあがった練祠から代打エミーネがヒットで出塁すると代走長見根がすかさず盗塁を決め一死二塁。そして大友の打球をファースト羽田がフィルダースチョイス、一死一三塁とピンチを広げてしまう。これ以上点をあげたくない広島はすかさず投手を交代。練祠がマウンドを降り、十和田を投入。
 迎える4番古宿、いい打球を放つもショート松田がファインプレーで十和田を助ける。流れは広島かと思われたが、5番アリシアがタイムリーツーベースを放ち、ランナー2人が還って3点目を入れる。なおも二死二塁のピンチ、迎える風間の放った打球をセカンド宇佐美がファインプレーでチェンジ。広島はこの回2つのファインプレーが飛び出すも、終盤に点差が3点と広がる痛い失点。

最終回はもちろんマウンドにあがるのは両リーグトップのセーブ数を記録している守護神御剣龍奈。先頭の小清水をレフトの大友がファインプレーでアウト取ると、流れに乗り続く宮瀬を三振、羽田をサードへの凡打へと打ち取りゲームセット。

 広島は福岡の前に散発5安打と好投の関を助けられず敗北を喫し最下位に転落。
 一方福岡は貯金を再び8に戻し、初優勝に向けて地盤を固めた。

責任投手・本塁打

[勝] 坂 崎 3勝1敗
[S] 御剣龍 12S
[敗]  関  2勝2敗
[本] 風 間 1号

試合詳細

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投手成績

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最終更新:2016年06月22日 14:21