2016年8月21日横浜-福岡3回戦

スコア

交流戦 横浜-福岡3回戦 横浜スタジアム(横浜1勝2敗)
福岡 002 020 100-5
横浜 000 101 001-3
(福)○都吉、H諸星、H宇佐美、S御剣龍-皇后崎
(横)●高垣、柳生、釜石-真中、高城

戦評

 前半戦首位を走っていた横浜と、今年日本一を目指す福岡の対戦。
 横浜の先発は前回の福岡の対戦で6回を無失点と好投を見せた高垣、対する福岡はここまで安定した結果を残してきている都吉。

 初回福岡はいきなり先制のチャンス。先頭の敷島がツーベースで出塁し無死二塁。しかし2番日野の打球はショートゴロとなり、セカンドランナーがアウトになり一死一塁。さらには大友の打球もライトアレックスのファインプレーで二死一塁となってしまう。迎えるバッターは4番古宿、見事にレフトへと打球を運び二死一二塁とチャンスを広げ、続く5番アリシアもレフトへのヒット。その打球を見てセカンドランナーがホームを狙うもアウトとなりチェンジ。ツーベースを含む3本のヒットを許しながらも横浜はこの回無失点で切り抜けた。
 その裏横浜もチャンスを作る。先頭の池咲がヒットで出塁すると盗塁を決め無死二塁。しかし後続3人が倒れ横浜も無得点。
 試合が動いたのは3回の福岡の攻撃。一死から敷島がヒットで出塁すると盗塁を決め得点圏にランナーが進む。続く日野は三振に倒れるも、大友がタイムリーツーベースを放ち福岡が先制。さらには古宿も2打席連続となるヒットを放ちセカンドランナー還って2点目。5番アリシアは三振に倒れチェンジとなるも、福岡は貴重な2点を手に入れた。

 4回裏、ここまで横浜打線を2安打無失点に抑えていた都吉だったが、先頭のアレックスのソロホームランが飛び出し横浜は1点差に迫る。なおも一死から豊川のヒットで同点のランナーを出すも後続が倒れスリーアウトチェンジ。
 しかし5回、一死から日野のツーベースでピンチを迎えると、3番大友のツーランホームラン。点差が3点に広がったところで横浜ベンチは動き、マウンドに柳生を送る。柳生が後続2人をしっかりと抑えるも、点差は広がり横浜にはつらい展開となる。
 点差を縮めておきたい横浜、6回に都吉を攻める。先頭の蓬莱がヒットで出塁するとすかさず盗塁で無死二塁。すると先ほどホームランを放ったアレックスがレフトへのタイムリーを放ち点差を縮める。なおも無死一塁の場面も、福岡先発都吉が粘りを見せ後続3人を抑えて最少失点で切り抜けた。

 7回、マウンドには5回途中から上がっている柳生が再び回跨ぎ。一死から敷島がツーベースで出塁しチャンスを作ると、続く日野の打球をファースト伊達成がフィルダースチョイスで一死一三塁。そこで迎えるバッターは先ほど2ランホームランを放った大友。シュートをうまくライトへと運びタイムリーヒット。福岡は再び3点差に戻す。
 それ以降お互い無得点のまま、試合はとうとう9回裏に突入。最終回のマウンドにあがるのは、今季一度もセーブに失敗していない守護神御剣龍。
 再び首位に返り咲くためになんとしてでも逆転したい横浜。先頭の小松はファーストへの凡打に倒れワンアウト。しかし続く豊川がセンターへのツーベースを放つと、伊達成が四球で出塁、さらには代打和泉が死球を受け一死満塁。ランナーが全員還れば同点、一発が出ればサヨナラの場面。迎えるは宮島。御剣龍の完璧なシュートが決まり宮島は三振に倒れ二死満塁になり、打席に立つのは9番戸塚。スライダーに何とか当てた打球はうまいとこへと転がりショートへのタイムリー内野安打。土壇場で2点差に迫りなおも満塁。バッターは先頭に戻って池咲、ヒットでも同点のチャンス。しかし最後は御剣龍が踏ん張りを見せ、ライトへの凡打に打ち取りゲームセット。

横浜は泥沼5連敗となり熊本とさらに差を広げる結果となってしまった。

責任投手・本塁打

[勝] 都 吉 5勝1敗
[S] 御剣龍 19S
[敗] 高 垣 3敗
[本] アレックス 6号
大 友 4号


試合詳細

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最終更新:2016年08月28日 19:27