2016年9月4日広島-大阪3回戦

スコア

交流戦 広島-大阪 広島メモリアルスタジアム(広島1勝2敗)
大阪 005 000 020-7
広島 000 000 120-3
(大)○羽田、馴馬、H四条、アキラ、川嶋-鹿島
(広)●桧山、堤口、石井、真壁、練祠、黒瀬-城下

戦評

 約4ヵ月ぶりとなる広島と大阪のカード。
 広島の先発は桧山、大阪の先発は羽田色。

 初回、羽田色は青木に四球を与えると、続く藤瀬にヒットを許しいきなり二死一二塁のピンチ。しかし5番の松田を三振に取ってピンチを凌ぐ。
 さらに2回裏にも実妹である羽田流にヒットで出塁を許すも、続く小清水、城下の打球をセンターダリア、セカンド森下のファインプレー。野手陣が羽田色を助ける。 
 試合が動いたのは3回だった。先頭の川浦が先発桧山からソロホームランを放ち先制すると、続くダリアがスリーベースで出塁し、森下のタイムリーヒットで追加点。さらにはカミュもヒットで続くと右川が四球を選び無死満塁。迎える4番伊達の打球はショート松田のファインプレーでなんとかアウトカウントを一つ増やすも、阪宮、鹿島がさらに連打で大阪は一挙5点を奪う。続く善行寺、川浦が倒れるも、打者一巡のビックイニングとなった。

 さらには4回裏、桧山はツーアウトから三者連続で四球を与え満塁。続く阪宮の打球をセンター柊がファインプレーを見せ何とかこの回を無失点に抑える。
 5回には先発桧山を降ろし堤口をマウンドにあげるも、二死から連打を浴び一三塁。しかし続く森下を打ち取って無失点に抑えるも、イニングを跨いで6回、堤口が四球を3つ与え一死満塁。鹿島の打球をライト渡辺がファインプレーを見せこれ以上点を広げられるのを防ぐ。

 一方の先発羽田色は初回以降は二塁を踏ませない安定したピッチングを見せ、後続に託し6回でマウンドを降りる。
 しかし7回、羽田色に代わってマウンドに上がった馴馬、先頭を四球で歩かせてしまうと続く松田、羽田流に連打を浴び得点を許してしまう。なおも無死一三塁というピンチで続く小清水を三振に切って取ると、続く左の城下に左の四条をマウンドにあげる。期待通りのピッチングを見せ、城下、久住から三振を奪い大阪は最少失点で食い止めた。
 8回、広島のマウンドにあがるのは中盤戦まで守護神を務めていた真壁。汚名返上と行きたいところだったが、先頭のカミュに内野安打を許すと、続く相川の打席で暴投。ランナーを得点圏に進めてしまい、さらには相川のヒットで一三塁。伊達がセンターへの犠牲フライで1点を追加すると、阪宮に対しデットボールを与えてランナーを貯めてしまう。そして続く鹿島にタイムリーツーベースを打たれ大阪はさらに1点を追加。なおも一死二三塁という場面でマウンドには練祠が投入される。善行寺、川浦を凡打に抑えたものの、点差は6点と広がった。
 広島もこのままでは終われない。8回の大阪のマウンドに上がったアキラから、代打遠野がヒットで出塁。アキラの暴投で得点圏へとランナーを進めると、3番青木が2ランホームランを放ち点差を4点差と縮める。さらには藤瀬がヒットで出塁すると、羽田流がショートカミュのエラーで出塁し二死一二塁。しかし小清水が三振に倒れチェンジとなる。
 最終回、大阪のマウンドには川嶋。危なげないピッチングで城下、久住を凡打に抑えると、最後は葦川の打球をセカンド加賀がファインプレー。
 終わってみれば14安打7得点で大阪が快勝。投げては羽田色が6回無失点の好投で4勝目。敗れた広島は先発桧山が乱調、試合を作れなかった。


責任投手・本塁打

羽 田 4勝2敗
桧 山 1勝5敗
川 浦 2号
  青 木 5号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2016年09月04日 07:17