スコア
チャンピオンシップ第2戦 福岡ヤフオク!ドーム(福岡1勝1敗)
熊本 002 100 000-3
福岡 101 002 02X-6
(熊)●秋田、赤井、糀本、白縫、土神-溝渕
(福)○野崎、H力田、H宇佐美、S御剣龍-皇后崎
戦評
CS第1戦目を本拠地、藤崎台で勝利を飾り日本一に王手をかけて福岡の本拠地に乗り込んだ熊本シルフィード。
崖っぷちに立たされた福岡クローネ、本拠地で行われる第2戦では声援を味方に逆王手と行きたい。
熊本の優勝か、福岡が逆王手か。
注目の第2戦目の福岡の先発は、タイトルこそ取れなかったものの、防御率、勝数、奪三振数の3つでリーグ2位と優勝に大きく貢献した野崎。
熊本の先発は、PGB初のノーノーを達成しシーズン防御率も更新。リーグ優勝の先発投手にもなった秋田。この試合で勝てばリーグ優勝、日本一の共に先発投手となる。
初回、熊本は2番の水沢がヒットで出塁するも盗塁死。結果的に三者で終わってしまう。
その裏、先頭の敷島がライトスタンドへ白球を叩き込む。先頭打者本塁打で福岡は先制。その後、日野が続けてヒットで出塁するも盗塁を刺され続けて得点はならず。
福岡の1点リードで迎えた3回、二死から横川の打球をファーストアリシアのエラーで出塁を許してしまうと、続くはマリーグ首位打者の蒼守。プロ初のホームランがまさかのチャンピオンシップで飛び出し、熊本は逆転に成功。
しかしその裏、空中戦なら負けていられないと9番村坂のソロホームラン。福岡は2本目のソロホームランで同点に追いつく。
4回、すぐさま熊本も反撃を見せる。先頭の姫ノ島がヒットで出塁すると、一死から盗塁を決め一死二塁。続く四五七がライトへのタイムリーを放って熊本勝ち越し。さらには二死から盗塁を決め得点圏と進むも竹之子が倒れスリーアウトチェンジ。しかしこの回熊本は勝ち越しに成功した。
福岡も本拠地で優勝を決められるわけには行かない。一死から大友がヒットで出塁すると、4番アリシアが豪快な一発を放ち逆転2ランホームラン。得意の一発攻勢で先発秋田から3本目のホームランを放ち試合を優位に持っていく。
さらにはサード水沢の2つのエラーとフォアボールで二死満塁となるが、先程同点ホームランを放った村坂をファーストへの凡打に打ち取りスリーアウト。
7回からは福岡は自慢の勝利の方程式をマウンドに送り込む。
力田は先頭の佐屋木に四球を与えるも、後続の3人をしっかりと打ち取り無失点でつなぐと、8回宇佐美は先頭の蒼守の打球をセンター金色がファインプレーを見せワンアウト。水沢がヒットで出塁するも、皇后崎が盗塁王水沢をこの試合2度目の刺殺でツーアウト。さらにはアリシアのエラーとフォアボールで一二塁となるも、宇佐美が踏ん張り四五七から三振を奪ってスリーアウト。
8回裏、熊本のマウンドには糀本があがる。前の打席で逆転2ランを放ったアリシアの打球をファースト四五七がエラーで出塁を許してしまうと、一死から連続四球を与え一死満塁。熊本ベンチは動き糀本に代え白縫。しかし竹之子が見事にレフトへのタイムリーを放ち福岡はさらに2点を追加。点差は3点と開く。
最終回は今季シーズンセーブ記録を塗り替えた御剣龍がマウンドへとあがる。一死からドラエモフの死球を与え、代走服部に盗塁をきめられるも、つづく溝渕、代打吾妻を落ち着いて打ち取りゲームセット。
福岡は得意の一発攻勢で6点を奪い逆王手。日本一は聖地東京ドームまでもつれ込んだ。
責任投手・本塁打
[勝] |
野 崎 |
1勝 |
[S] |
御剣龍 |
1S |
[敗] |
秋 田 |
1敗 |
[本] |
敷 島 |
1号 |
|
蒼 守 |
1号 |
|
村 坂 |
1号 |
|
アリシア |
1号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2017年09月13日 22:04