YOU「本当だって言ってるだろ?可愛く見えるって。」

E「…でも、さっき怖いって…。」

YOU「そりゃな。でも、お前が着ると可愛く見えるんだよ。」

E「どうして、そう言い切れるの?」

YOU「どうして、って…見りゃ可愛い奴だって分かるしな。」

E「でも、衣装の出来の影響って可能性も有るんでしょ?」

YOU「あ?んー、まあそういう場合もあるかもだけど。」

E「やっぱり有るんじゃない!」

YOU「え、いや、だからお前の場合は違うって!」

E「だから何で言い切れるの?どうしてよ、ねぇ!」

YOU「だから、それはお前が可愛いからだってあれほど…」

E「あーっ聞いたわよそれ、ったくもう同じ事を!!!」

YOU「そうなんだから仕方ないだろ!?」

E「どうせあれでしょ、機嫌でもとってるんじゃないの?
怖いって言ったくせに途中からお前なら可愛い、って
始めにもう怖いって言ってるじゃない!!!」

YOU「た、確かにそうは言ったけど…」

E「ほら言ったんじゃない!
どうせ私に合わせて可愛いだの怖いだのって言ったんでしょ!?
本当にこの衣装が上手く出来たのかなって思ったのに、
本気で可愛いって言って欲しかったのに!!」

YOU「だから…
E「黙って!!!!」






グサッ








この時、俺は思った。
薄い言葉を並べただけじゃ、本当に喜んではくれないと。
そして、出来すぎストーリー過ぎて下手くそだと。
自身と制作者を恨めしく思いながら、俺は地に身を沈めた…




YOU霊「どうしてこうなった。」


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最終更新:2012年09月30日 20:43