YOU「そっちこそ怪我は無いか?」
こんな程度の対応くらい当然さ、日本人としてはね。
A「うん、大丈夫だけど…、君が大丈夫じゃないですし…。」
彼女は申し訳無さそうに目を伏せた。
青い髪、黄色くパッチリした目、頭の飾り…
姿が何処となく誰かに似ているような気がしてならないが、
まぁ気にしないでおこう。
A「…あっ、それじゃあ僕の家に来ませんか?
服も体も汚しちゃったし、せめてお詫びがしたいんです!」








…………………『僕』?
何だ、ただのショタっ子か。

A「僕の家は此処から近いから、すぐ着きます。
そしたら貴方はお風呂で身体を温めて、
その間に僕が服を洗濯しておきます。
今のままにしておいたら、風邪ひいちゃうし…ですから!」
随分なサービス精神とやる気があって、しかも心優しい奴だ。
でも、この様子だと敬語には少し慣れていないのか?
今日隣に引っ越して来た“彼奴”もそうだった、
最近は敬語に慣れない人が多いのだろう。

YOU「ん、ありがとな。

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最終更新:2012年10月04日 07:24