■トレーラー
シンジケート、河渡、そして三合会。
N◎VAのスラムを支配する三竦み。
だが、新たな勢力がその均衡を破らんと暗躍する。
指向性の暴力が歯止めを食い破れば、
炎は退廃の都を焼き尽くすまで止まらない。
富を、利権を、そして生死を賭けて、
命がけの群舞が始まる。
トーキョーN◎VA the Detonation
『軍狼の挽歌』
かくて運命の扉は開かれた。
■ハンドアウト
各導入にはスタイル名の後の()内に書かれた設定が付随することになる。よく相談して決定すること。
PLの人数が少ない場合、ハンドアウトはPC番号が若い順に採用する。
PC1:レッガー(カーライル・シンジケートの構成員)
三人のカーポの死と、二つのファミリーの半壊。敵の跳梁に対抗すべく、キミはN◎VAシンジケートのコンシリエーレ(顧問役)に抜擢される。
その矢先に届いた一通の手紙、それはキース・シュナイダーの殺害を予告するものだった。
キースが死ねば、それはシンジケートそのものを揺るがす大きな衝撃となるだろう。それだけは絶対に防がなければ。
PC2:フェイト(探偵)
少女が持ち込んだ人捜し。「もう一週間も帰ってこないお父さんを探して欲しい」 よくあるチープなお話だ。
涙ながらの依頼を受けて、いつも通りに街に出たキミの目の前で、しかし事態は予想外の方向に転がり始める。
捜し人は撃たれ、依頼人は攫われる。そして今度は目の前に横たわる瀕死の怪我人から『依頼人捜し』が飛び込んだ。
PC3:ニューロ(ハッカー)
キミはフリーランスのハッカーだ。電脳空間を自由に羽ばたくキミの前に、数千万秒前に姿を消した昔なじみのアイコンが姿を現す。
幾度も共に仕事をこなし、イワヤト破りも競った昔なじみの友人だ。そんな彼がキミに依頼をしたいという。
歯ごたえたっぷりのハードワーク。だが報酬は1,000,000カッパーもの大金だ。キミは話を聞いてみることにした。
PC4:イヌ(ブラックハウンド機動捜査課)
スラムの緊張が高まる中、キミは千早冴子から極秘の調査任務を与えられる。
第二次アサクサ戦争で弱体化したN◎VA三合会が、今回の情勢を利用し巻き返しを図っているというのだ。
だが、調査に向かった中華街でハーヴェイ・王が襲撃され、キミは一転追われる立場となった。
どうにかして潔白を証明しなければ……!
PC5:トーキー(N◎VAスポの記者)
キミはN◎VAスポに記事を載せている記者の一人だ。打ち合わせに向かった編集部はいつになく騒然としていた。
断片的に聞こえる言葉は、アサクサ……河渡……カーライル。九条はいつも通りの抗争だと言う。しかしキミのトーキーとしての勘が『いつも通り』では終わらないと囁いている。
情報を求めてキミはストリートに繰り出した。
注意点
- このアクトではPCが神業だけで死亡することを防ぐために2発の防御用神業が必要となる。
- 《不可触》と《真実》にはシナリオ上使用を想定する箇所が用意されている。
- このアクトのために使用できる経験点(下駄)を150点使用可能とする。
- 最大達成値は25点を上限とする。
- カードの数字を足す前の「判定値」を最大14とし、それ以上の数値となっていても14として処理する。
- ただし〈アドバイス〉〈ジャンヌダルク〉などのサポート系特技、また使用回数に制限のある一部の装備により達成値が25を越えることは問題ないものとする。
- 一部の装備:「1シーン1回」や「1カット1回」のような制限がついており、効果が「シーン中」や「カット中」持続しないもの。
- スプートニク(MDI P.38)やチア・エンジェル(STL P.119)、プレイ・エンジェル(OE P.106)、またバックアップチーム(OE P.82/ワークス:MID)等。
- また、テイク10(WO P.45)は、達成値に「10-元の能力値」点を上乗せするものとする
- バフ/デバフ効果で上下させる数値は±8程度までを推奨する。
- 上記制限は敵も同様のものとして考える。
最終更新:2012年12月06日 00:02