ワールドクロス

ワールドクロス: 芝・・・芝村さん回答 や・・・やがみさん回答

世界と世界が重なった状態をワールドクロスという。[954]や
通常は、2つ、3つ以上もあり得るが記録にない。(2002/04/19[3106]芝)
複数の世界は一つの時代を共有することがある。それがワールドクロスである[7916]芝
ワールドクロスというのは相当長い時間にわたりちょっとづつおきる現象[8018]芝

頂点同士以外でワールドクロスしている世界は過去未来の関係となる。(記事No:26260)

(頂点とは、その世界の一番新しい未来であり、本体である。この場合軌道が重なる事やある世界の軌道にある世界が重なる事を言う。)

ワールドクロスクロス中も、各世界の住人は各々の世界内で異なった主観時間(現在)を生きている。(記事No:26260)


【クロス中の特徴】
1:世界と世界の「距離」がゼロになって重なる。

2:クロスしている世界は、地続きで移動できるようになる。

3:世界の広さが倍になる。

4:ワールドタイムゲートが重なる。[7637]芝
(クロスしていない世界からは2つのゲートが重なっているように見える。)

5:クロスしている世界同士の情報到達時間も0 [4215]や

(補足:ワールドクロスした世界同士に時差がある場合は、情報到達時間は0ではないと思われる。セントラルを利用した場合は0になる。)

6:クロス中にゲートスルー(世界移動)した場合、両世界から存在が消える。

7:クロス中、ワールドタイムゲートは消失する。[7637]芝

 2世界間のゲートはすべて消滅する。 [1031]旧謎
(ゲートが開く必要がない、情報補完をする必要がない為、閉じる。)

8:クロス中は、クロス移動で「渡った」事にならない。解除後「渡った」事になる。[7822]芝

9:クロス中は、可能性は同一化する。可能性そのものも変化しない。[7849]芝

10:クロス中は、クロスしている世界の同一存在の環境を共有している。[7849]芝

11:クロス中は、クロスしている世界の同一存在は一体化する。[7984]芝

12:世界に差がなくなる。[9021]芝

13:クロス中は、クロスしている世界を認識できない。(おそらく他世界は認識できる?)

14:クロス中は、クロス世界は時差0になる時もある。[8284]芝

15:クロス中は、同一存在は一体化する、この時、世界に認識されない内にシャッフル(交換)できる。[8894]芝 [9225]芝

16;クロスしている世界同士に時差はある。[4215]や

17:世界の名前は、基本発見順番、クロスしている世界は、どっちがどっちだか分からなくなる
ので世界の物理域から適当な名前をつける [4235]や

18:エネルギー保存の法則は守られる。(旧板ログ16のNO.1031)

クロス解除後の特徴】

1:ワールドタイムゲートから情報を収得できれば、クロス移動したと認識できる。[7874]芝

2:世界軌道に合わせて、それぞれの世界が変わっていく。

3:軌道が重なっている=融合ではなく、ほおっておけば、本来の軌道に戻る。[7917]芝

4:ワールドクロスで路線変更した人は、その世界の住人と同じあつかいになる。[8017]芝

5:クロスが解除(分かれる。分離する)かどうかは軌道要素による。

6:ワールドクロス解除直後の状態では、世界にはほとんど差はない、差は少しずつ形成されるもの[7984] 芝

7:ワールドクロス後、物理法則は入れ替わる。我々の第7世界も、魔法の世界からだんだん

移動して今の位置にいる。(旧板ログ16のNO.1031)

【クロス世界の例】

1:第4世界と第5世界

2:第6世界郡同士  [60] 芝
第6世界群どうしでワールドクロスが起きているときに
そのワールドクロスしている第6世界群同士には時差が存在しない。 [322]芝

3:第1世界と第7世界



【不明項目】

時差0、距離差0ならそれは一つの世界として数える。  [8235] 芝

ワールドタイムゲートは因果律のみを保障する。[8284]芝

可能性が一致していない為、ワールドタイムゲートが開く事はある。[8431]芝

ゲートが開くと世界速度が変化する[8431]芝



【参考】

他の世界はその世界にあるものにとって単なる夢物語だが、ワールドタイムゲートが開かれればその限りではない。
夢と現実は近づき、ワールドクロスという現象を引き起こしてついには、一体化する。(白の章設定資料集100P)


ワールドクロス複数の世界の「距離」がゼロになって重なり、地続きで繋がるようになること。
(アルファ・システム サーガ p.104)


>  それじゃ、どこかの情報を時間をかけずに、時差のある別の世界に送ることができるのですか。

そういうわけでもないんですね。これが。
 クロスという現象は世界と世界が重なっている状態で、このときの距離は0。
すなわち情報到達時間も0なんですが、とはいえ交差世界線の先頭(すなわち一番未来)同士
がぶつかることがない限り(点と点の衝突でない限り)、時差が0になるわけではありません。

要するに、ある世界の過去(残像)とある世界の先頭がぶつかる現象もありえます。

([4215]ワールドクロスで時差はなくならない やがみさん回答)



ふむ。これは矢上君が間違えてますな。というか、私の書いている
資料が間違っている。

距離0=ワールドクロス。
距離最大(風の中心を挟んでいる場合) の時、時差最大

ただし、上記は空間的なもののみで、世界線そのものの
相対速度差による時間補正によって、さらに(主観)時差は
開きます。

また、セントラルを使えば情報伝達時間0もありえます。
が、これが発生するという事は、同時にいくつかの不可思議な
現象を発生させます。
([9852]  Re[6]: ワールドクロス 芝村さん回答)



ワールドタイムゲートは過去にも影響を与えます。
 貴方が偉大な人間になった時点でワールドタイムゲートは開き、過去未来全てに関連する全世界情報を修正します。

ワールドタイムゲートは因果律のみにしたがい、時間には従っていません。
(過去にも書いているかと思います。)
[2045]芝

>>>>こっちは相対論ですね。ちょっとかじったことがあるくらいで、よく理解はしてないですが納得はしてます。
>>>>どちらにしろ、本質的には現在同士を結んでいると言う考え方ですよね?
>>
>>ここで「本質的」と書いたのは、世界間の距離と世界の相対速度によるずれを除けば、現在同士になるのでは、ということです。(文章下手ですいません)
>
> ええ。その通りです。
> ただ、「世界間距離のずれ」「世界速度のずれ」のいずれかが無くなると、
> ワールドクロスが自動的に成立してしまうのでWTGによる情報補完の
> 必要が無くなってしまいます。
> 世界がこのような状態になると、互いの世界がまったく区別できなくなるか、
> 完全に融合してしまうと思います。
>
> 7つの世界すべての距離と時間のずれが無くなれば、それは、原初の世界、
> 実体を持つ第0世界となり、WTGによる情報補完の必要性が消滅する可能性があります。
> それは世界にとって不都合なことなのだと思います。
> 世界が7つあるのは、世界を守るためなのですから。

お見事。



[7551]  Re[6]: ゲートは異なる時間をつなぐのか

>>ワールドクロスの条件は単純に位置的な問題ではなく
>>時空距離が0というのが原因である。
> >
>>元ネタはファインマンの量子電磁気学ですね
>>電子の相互干渉を世界の相互干渉と見立てそれをクロスつまり相互干渉とみなします。
>>相互干渉は光円錐上でのみ干渉しますよね
>>これを利用して、光速の関係と初期位置関係のみがクロスに関係ある
>>というより世界の位置関係は完全に変わっていないのでは?
>>光速が変わることでのみ位置の変化を感じてしまう
> >>おお。面白いとは思いますが、証拠になる事例がないのでなんともいえませんね。
> > といわれましたんで。考えてきましたというより考えてたネタをだします。
> > まず、クロスということを考えます。
> クロス中に起きることは何か?二つの世界で同時に発生する現象である。
> さて、実際に同じ場所にいなくても同時に起きるということで
> 情報が光速でつたわるということを考えると
> 二つの世界での同時性が保たれる状況つまり光速が同じである
> これが相互作用でのクロスであり、大逆転号らの接続法と考えます。
> > これを通常ゲートでみると
> 通常ゲートは片方から伝えるが、光速が違うために同時性が崩れ時差が生じる。
> > つまり、クロスもゲートも本質的には同じである。
> ただし、世界内に時差があることで世界の光速には遊びがあると考えます。
> > このことを考えさらに、セントラルが説明できなくなるそこで、
> いままでは、セントラルは、時差0かつ物理的にも移動ができるがクロスではない。
> …だったのをセントラルをいっそ世界の一つとかんがえセントラルワールドと呼びます
> セントラルワールドは最速の世界でありすべての世界を乗せる世界線上に乗っているとすると
> ある世界がセントラルワールドとクロスするとセントラルはのこりの世界の一部に
> クロスします、そうすると同時性により時差0ですべての世界に伝達の説明ができる。

うん。正解。 エースを名乗りなさい。

 [21033]  芝(ちゃきさんの考察)



> 前提1:絢爛舞踏祭に登場するカオリ・サザーランド(田代香織)は、
>   レイカの持参したコールドスリープ装置内で眠っていただけであり、WTGによる世界移動をしていない。
> 前提2:絢爛舞踏祭時のイイコの台詞より、当時、絢爛世界とガンパレードはワールドクロス(ただし頂点同士ではない)している。
> 前提3:現在SSに登場している絢爛舞踏祭のキャラクターたちは、絢爛舞踏祭における火星優勢決戦を経験済みである。
> 前提4:大絢爛舞踏祭におけるGPMからの登場人物たちは、彼ら主観では現在を生きている。
> > つまり、ワールドクロスしている絢爛舞踏祭中、ガンパレードの世界内時間がAD2252になり、
> クロスが解除された途端、AD2000に時間が撒き戻ったということはない。よって、
> > 結論:頂点同士ではないクロス中の世界は過去未来の関係となるが、
>   クロス中も、各世界の住人は各々の世界内で異なった主観時間(現在)を生きている。
> > 取り合えずこれを確定させないと、白いオーケストラで自説を張れないので…お願いします。

正解です。

[26260]芝(貴志さんの考察)


> なんとなく白いオーケストラにも関連がありそうなのですが、
> 直接は関係ないのでこちらで挑戦としてワールドクロスについて考察を行います。
> まず
> 大前提:ワールドクロスには一つの意味しかありません。(記事No: 07947)
> を前提として考察します。
> > 記事No : 26260
> > 頂点同士ではないクロス中の世界は過去未来の関係となるが、
> > クロス中も、各世界の住人は各々の世界内で異なった主観時間(現在)を生きている。
> 記事No : 26328
> > 不完全クロスってなに。3ヶ月ほどお休みください。
> という2つの記事から
> 前提1:ワールドクロス中の世界は過去未来の関係となる。
> 前提2:ワールドクロスクロス中も、各世界の住人は各々の世界内で異なった主観時間(現在)を生きている。
> 上記の2つの事柄は特殊なワールドクロスではなく、
> 通常のワールドクロス中のことを示していると考えられる。
> > さらに考察の前提として
> 前提3:衝突しているわけではないから交差です。(旧板ログ16のNO.1031)
> 前提4:2世界間のゲートはすべて消滅します。(旧板ログ16のNO.1031)
> 前提5:交差しても世界は7ですね。合体したわけではありませんから。(旧板ログ16のNO.1031)
> 前提6:エネルギー保存の法則は守られます。(旧板ログ16のNO.1031)
> 前提7:ワールドクロス中は他世界から見ると一つの世界(旧板ログ134のNO.11232)
> 前提8:ワールドクロスは世界の軌跡と軌跡が交差するものであり、それぞれの世界から見ても別の世界は認識できません。(記事No.07849)
> 前提9:ワールドクロス中は、同一存在は一体化する(記事No.08153)
> 前提10:(一体化した同一存在は)ワールドクロスが終わればその一体化も解けて、また分離する(記事No.08153)
> 前提11:皆さんが思うよりもワールドクロスというのは相当長い時間にわたりちょっとづつおきる現象です。(記事No.08018)
> が上げられます。
> > そして大前提からワールドクロスとは前提1~10の全ての条件を満たす現象である。
> > そこで
> 仮定1:ワールドクロスとはAとBの2つの世界があるとして、Aの方がBよりも時間軸上では未来の方向に進んでいるときに、
> Aが通った世界軌道にBが重なり始めて、最終的に全く同じ世界軌道をAの後からBが通る現象のことをワールドクロスという。
> また
> >似た軌道の世界なら似たことがおきたと思います。(記事No.08338)
> >距離が近い世界同士では差が少なくなっていき、距離0の時、世界に差はなくなります。これを重なるといい、クロスといいます。(記事No.07874)
> の2つと仮定1から
> AとBの世界の歴史にも差がなくなると推測できるので
> 推測1:Aの世界からBの世界を見ると過去のAの世界そのものとして見える状態である。
> とします。
> > 仮定1と推測1は、前提1、2、3、5、6、11を満たします。
> そして前提7も推測1から他世界から見たときには一つの世界の過去がB、
> 未来がAというように見えることから矛盾しない。
> また前提8も推測1からAからBを見たとき、それを世界Bとして認識するのではなく、
> 過去の世界と認識するという解釈が可能である。
> さらにワールドクロス前にAにクルス、Bに来須と同一存在がいたとすると
> > 世界Aのクルスと世界Bの来須はクロス時、同じ存在として扱われます。(記事No.09225)
> と推測1からワールドクロス中はAのクルスにとって、Bの来須は過去の自分となると推測できることから
> 前提9,10も説明が可能です。(前提10についてはワールドクロスが終われば両者は異なる歴史を歩むことになる為、分離することになる。)
> そして
> 記事No.07849より
> > ワールドクロスをしても可能性そのものは変化することはありません。
> > 逆説的には同一化することで、ワールドタイムゲートがまったく開く必要がないほど
> > 可能性も一体化するのです。
> と推測1からAとBが全く同じ歴史を辿ることからワールドタイムゲートが開く必要がなくなり、
> 前提4のような現象が起こると考えられる。
> > よって
> 結論1:ワールドクロスとはAとBの2つの世界があるとして、Aの方がBよりも時間軸上では未来の方向に進んでいるときに、
> Aが通った世界軌道にBが重なり始めて、最終的に全く同じ世界軌道をAの後からBが通る現象のことをワールドクロスという。
> 結論2:ワールドクロス中はBの世界が過去のAの世界そのものとして他世界からもAからも見える状態である。
> と考察します。

おしい。あとほんのすこし。

[26488]芝 風追い人さんの考察


> ワールドクロスという現象から世界構造を考察します。
> 長文で申し訳ないです。
> > 前提
>  1 クロスは光速度が一致することで、歴史が同一化する現象である
>  2 クロスしても既に過ぎ去った時の差は埋まらないので時差は存在する
>  3 クロスしていると二世界間のWTGは消滅する
>  4 クロスしている世界を外から見ると重なり区別がつかない
>  5 クロス時にWTGのズレはなくなる
>  6 角を曲がったら別の世界だったという事態がおこる
>  7 クロスは二つの世界が陸続きになる
>  8 クロスしている世界は歩いて渡れる
>  9 クロスしていると同一存在は一体化する
> 10 クロスが解けると一体化した同一存在も分離する
> 11 クロスしている世界では世界に気付かせずに移動ができる
> 12 クロス移動は同一存在の交換
> 13 クロス移動では、無限の寿命があれば色々な世界を渡り歩くことが出来る
> > 考察1 歴史の同一化
> >  前提1、2より、光速度の変化によって見えるものが変わることで、現在の在り様が変化し、既に起こった過去やこれから起こるであろう未来も変化するという考えから、クロス時の歴史の同一化というのは、クロスした世界がそれぞれ同一時間軸上の過去未来の関係になることであると言えます。
> > 考察2 WTGの地理的なズレ
> >  同時に前提3、4、5から、WTGは光速度の違いを局所的に補完する機能があることが推測できます。
>  クロスする世界が同一になるのは光速度のみであり、時差の元となる現在の歴史的位置は同一ではありません。
>  これが他世界から、或いはWTGから区別がつかない=同一であるということは、WTGが埋めるのは光速度の差となります。
>  前提5は逆に言えば、クロスしていなければ、ズレがあることを示しますが、この場合のズレは地理的なズレであり、速度が原因とされています。
>  クロスすれば速度は同じで、この時ズレがないことから、WTGの地理的なズレは絶対的な速度ではなく、速度差が原因と言えます。
>  光速度が違うと言う事は、時空のスケールが違うということで、世界の10kmという距離がB世界では(A世界の基準で)5kmであったりします。
>  WTGは集積した情報量によって大きさが変わるとされていますが、これが比喩ではなく、実際の空間的な大きさであるとします。(ブラックホールの大きさが質量の大きさによって変わるのと同じ様なイメージ)
>  WTGは光速度の違う、つまりスケールの違う二つの世界を繋ぐので、WTGの大きさも各世界に応じて変化し、その位置も対応すると考えますが、その差の大きさによって対応する位置がズレるのであれば、対応する出現位置が不特定ではないかと推測できます。
> >  つまり、スケールの違う他世界をWTGが繋ぐ時に対応する位置は1対1ではなく、1対nの関係があり、確率論的に対応位置が決まるのではないかという仮説です。
>  この場合、光速度が同じ他世界を繋ぐ場合(=クロス)、スケールが揃うので空間的な対応も1対1になると考えられます。
>  クロスしている当事者の2世界では、光速度の違いが無い為に、見えるものも同一で対応も100%1対1になり、WTGからすれば、違いがないので個々のWTGは意味を成さず、WTGでない空間との差異も消滅します。
>  これはWTGであった空間も通常の空間になるとも言えますが、逆に全てがWTGであるとも考えられます。
>  これが即ち前提3の解釈となります。
> >  一方貫通型のWTGの場合、クロスする世界以外とも接続しますが、この時、クロスする世界は、スケールが同一で在るが為にWTGとしては区別がなくなります。
>  クロスしていない世界とは相変わらずスケール差がありますので、出現位置は確率論的に決定されますが、WTGはあくまで1世界対1世界の接続が基本なので、クロスしているどちらかの世界と繋がった時点でクロスする世界に共通の位置が確定すると考えます。
> >  同様にWTG内の空間座標も確率論的に決定されると考えれば、移動者の出現位置が不定になる事も理解できます。
> > 考察3 クロス中の地理的空間の拡大
> >  前提6、7、8は、クロスしている世界内の様子を示しています。
>  あたかも空間的に拡大した印象を受けますが、スケールが一致しているとは言え、時差は依然として存在するので、時間的な隔たりは無くなりません。
>  つまりは、未来と過去の関係にあると考えられます。
>  現在、我々の居る第7と第1はクロスしているとされていますが、世界の中に居る我々はそれを感じることはできません。
>  これは、通常、四次元を知覚できない為に起こることで、クロス時には全ての空間に二つの時代があると考えます。
>  それぞれの時代にそれぞれが現在であり、物理的に干渉できる空間がそれぞれにあることから、認識を保ったまま世界を移り変われる存在にとっては、空間が拡大したと言えるのではないかと推測します。
>  ただ、普通の存在は世界を乗り換えても以前のその時代での認識しかない為に移動したこと自体に気付かず、不意に(まさに「角を曲がったら」)世界が変わっていたとしてもわからないというわけです。
> > 考察4 同一存在
> >  クロスしていない場合、同一存在は、それぞれの世界で独立した自我を有しており、七世界的(可能性的)には、同一であっても完全に同一人物ではありません、
>  前提9、10によると、クロスしている時には、別人であった同一存在が一体化つまり、同一人物になると考えられます。
>  仮に10年の時差がある世界が近づきクロスした場合を考えると、クロス前は20歳と30歳でよく似ているが微妙に異なっていた同一存在が、クロスすると互いに10年前の自分、或いは10年後の自分というように完全に同一人物になると考えられます。
> >  寿命より小さな時差であれば、この状況はある程度、想像し易いですが、例え一日の時差であっても寿命間近の人物を想定すると問題が起こります。
> >  それは、過去に位置する世界で死亡した場合、未来の同一人物が存在できないことです。
>  従来、情報補完は時差分ズレて同様の事態が違う世界で起こすと考えていました。
>  クロスの場合、これは100%の互換性で二つの世界に起こるのですから片方の世界で死亡すれば、即座にもう一つの世界でも死亡するというように考えていました。
>  しかし、過去未来の関係の世界では、過去世界で死亡すると未来世界では既に死亡しており、時差分の空白期間が発生してしまいます。
>  これから推測できるのは、情報補完は現在で起こるのではなく、過去から来た情報は時間を遡り、未来から来た情報は時間を進めた時点で起こるということです。
> >  これが正しければ、時差が通常の寿命より遥に長い場合、(例えば第5と絢爛のように)同一存在は過去に居た人物であったり、これから生まれてくる人物であると考えられます。
> > 考察5 クロス移動
> >  前提11、12、13にはクロス移動について分かっている事が挙げられています。
>  この中で、注目したいのは前提13です。
>  逆説的に考えれば、無限の寿命(或いは非常な長命)でなければ、クロス移動で多くの世界を渡る事ができないとなります。
>  これまで、この解釈はクロスという現象が様々な世界で起こるのに長い時間が掛かるので、長い寿命が必要なのだと考えていました。
>  しかし、考察4のように考えると、一度のクロス移動をするのもクロスする世界の時差の大きさによっては非常に長い寿命が必要であることがわかります。
>  先だって公開された絢爛のキャラ紹介を見ると、カオリは冷凍睡眠を利用することで時間の壁を超えています。
>  これこそが実際のクロス移動のやり方で、250年もの時差がある世界でそのままクロス移動を試みても、既に死去した過去の人物になってしまうと考えます。
> > おまけ
>  冷凍睡眠と言えば、Tagamiは精霊機導弾でも式神でも行っていますが、これもクロス移動であったと考えられます。
>  精霊機導弾の場合は失敗したのかも知れませんし、もしかしたら、サーガにある記述が間違いなのかもしれません。
> > > 結論
> 1 クロスする世界は過去未来という時間軸上の位置がズレた同一世界である
> 2 WTGの位置的なズレはスケールの違いが原因で座標が1対N対応することで起こる
> 3 WTGの位置は、対応座標が確率論的に決定されるので特定できない
> 4 移動者の出現位置も、対応座標が確率論的に決定されるので特定できない
> 5 クロスしても常人には地理的な空間の拡大は知覚できない
> 6 クロス中の同一存在は、年齢の異なる同一人物である
> 7 クロスしていなくても、同一存在は現在同士ではなく、対応する時代に存在する
> 8 クロス移動は時差以上の寿命(存在でき得る状況)がなければできない
> > 質問
> 1 考察はそれぞれ正しいでしょうか?
> 2 結論はそれぞれ正しいでしょうか?

うん。いい線いってると思いますよ。

[21714]芝 S43さんの考察

最終更新:2015年10月16日 08:35