幻想交流用語 エルス側

幻想交流用語 エルス側

かつて女神だった巨人がいる世界で、幻想交流の物語の世界で1968年頃に初めて観測された異世界である。

 

■月、太陽(第三話)
エルスにも存在するらしい。

■冬と春(第三話)
エルスにも季節が存在する事を示している。正確には言葉の表現である可能性もあり、四季が存在するかは不明。

■稲(第三話)
かつてエルスには、足元に見渡す限りの黄金の稲穂が並んでいたようだ。

■トーガ(第三話)
 おそらく一般に知られるものと同じものと思われる。巨人が着用する。
 一般的には、
 古代ローマで下着であるトゥニカの上に着用された一枚布の上着の名称。

■星(第十話):崖の街の少女
エルスにも星があるらしい。
ーいつの間にか、星が出ていた。


■地上に降りる(第八話)
崖の街から降りると戦闘騎がおり、殺される。

■標霊(第八話)
少女の耳ではなく、耳の奥ですらなく、心に声を届ける。
一宮管制と名乗る。 この崖の街で一番高い可能性を持つものに声を届ける。
崖の街の人々や少女を助けようとしている。可能性が移動しないかぎりその人の耳に音を届けられる。

■一宮管制(第八話)
標霊の名乗った名前
一宮管制とは、NEXCO中日本名古屋支社・ 金沢支社のハイウェイラジオの事である。

■可能性(第八話)
可能性が高いとは、そのエリアで一番何をしでかすか分からない人物を言う。

映像が消えた。音も聞こえない。ということは
映像が見えていたり、音も聞こえてたりしたことは可能性に関係があるようだ。
名鳥いわく、しでかすかもしれないことらしい。(第二十九話)

ー映像が、消えた。音も聞こえない。
ーその人がしでかすかもしれないことです。
ー人間は誰だってしでかすかもしれない
ーええ、まあ。そう思いたいのは確かです
「本当にやってしまうような人は、希望世界とこっちの世界の通信に引っ掛かります。」
「二つの世界は釣り合いを取るように情報をやりとりしていて、可能性の大きな人物については常時やりとりしているんです」
ー「つまり、世界間通信から見れば、やらかす前に分かってしまうってわけか。イヒヒヒ、金になりそうだな」
ー「公表すればそうでしょうね」(第二十九話)


■火を守る(第十話):崖の街の少女
藤前の寝ずの番の言葉に、少女が返した言葉。
エルスー希望世界の少女からして、寝ずの番というと火を守っていると思われているらしい。
ー火か何か守っているの?

■吟遊詩人(第十話):崖の街の少女
エルスー希望世界ーにある音楽を奏でる職業
少女曰く、吟遊詩人を雇っているのはお金持ちだということらしい。
少女がなりたい夢。
ー私も吟遊詩人になるんだ。いつかお金持ちのところに
あがって、愛人になって子供産んで大金持ちになるのが夢なの 

愛人(第十話):崖の街の少女:藤前
崖の街の少女曰く、吟遊詩人になってお金持ちの所にあがって
愛人になって子供を産んで大金持ちになるのが夢らしい。
ちなみに、愛人の意味は
「愛するいとしい人。特別の関係にある異性。」という意味である。

大抵、愛人というと
「妻以外の性愛関係を持つ相手。都合のいい関係で、内緒の付き合い。」
というようにも取れるので勘違いしやすい。少女の言う関係が
前者か後者かは不明だが、「男一人占めしてたらそれこそ駄目だと思うけどなぁ。」
という少女の言葉から、後者の可能性はある。

ー私も吟遊詩人になるんだ。いつかお金持ちのところに
あがって、愛人になって子供産んで大金持ちになるのが夢なの
ー男一人占めしてたらそれこそ駄目だと思うけどなぁ。

■旅の装備:【第十一話】

■色取り取りの色の入った帽子【第十一話】
少女が貰った帽子。 崖の街で作られたものらしい。

■毛布兼用のマント【第十一話】
少女が貰った旅装備 

■標霊が言って、長老が作らせた長靴【第十一話】
フジマエ曰く、中底に木を入れてさらに皮でくるんでいる。
フェルトも入っている三重構造らしい。これから長い距離を歩くので靴を丈夫にしているという。
ー中底には木をいれてさらに皮でくるんである。フェルトも入っている。三重構造だ

■食料:【第十一話】
ハママツさんが旅で渡された食料。
藤前いわく3日分の食料でそれ以降は自力で探すという事になるらしい。
四日分の食料を持つには重いとの事。

■楽器:【第十一話】
ハママツさんが持つお気に入りの弦楽器。夢は吟遊詩人である。
ーお気に入りの弦楽器を背負って、ハママツさんは少しだけ微笑んだ。

ハママツさんの死んだお母さんに貰ったものだという。(第十六話)

4弦の弦楽器(第二十八話)

■ヘソ出しの服装:【第十一話】
ハママツさんが来ている服装。 
ー冷たい風を頬に感じて、自分がヘソ出しの服装だったことに気づく。

■手袋:【第十一話】
ハママツさんがつけている手袋。
山の上に登るのに、手袋ではなく粉を手にまぶすように藤前に言われた。

■フェルト:【第十一話】
ヒツジやラクダなどの動物の毛を、薄く板状に圧縮して作るシート状製品の総称

■茨の草むら(第十五話)
エルスー希望世界にも茨(いばら)はあるようだ。

■霊(第十五話)
エルスー希望世界で使われている言葉 標霊など
ハママツさん曰く、霊は取り憑くものという認識のようである。
ーところが自分に取り憑くフジマエという標霊は、生きろと言う

我々がよく知る一般的な霊とか精霊とかそういう意味だと思われる。
ハママツさん曰く、霊は寝ないものだろうと思っているようだ。
ーなんで霊が寝るのよ
標霊と言われているが、厳密には霊ではなく、藤前曰く遠くから声をとばしているだけらしい。
周囲の人が勝手にそう呼んでいるだけだという。
ーいや、そもそも霊じゃないし。遠くから声をとばしているだけで
ーいや、君たちが勝手にそう呼んでいるだけだ

■月
エルスー希望世界にある月のこと。

昔、エルスで起きた戦いで、月軌道が変わってしまっている(第三話)
藤前曰く、月軌道が狂っていて月齢の計算が難しかったようだが
どうにか法則性を見つけることができているらしい。全国の天文マニアや天文台の人が
計算してくれたようである。
ー月が顔を出す。大丈夫だ。
月軌道が狂っていて月齢の計算は難しかったが、どうにか法則性を見つけることができている。
全国の天文マニアや天文台の人が計算してくれた(第十五話)


■窓(第十八話)

異世界の状況を見ることができる窓。(第三話)
トヨタさんが猫の歌を歌ったことで開いた。

2013年に長篠設楽原PAに新しく設置された。(第十八話)

希望世界の長篠設楽原に開く窓は、第38話~第42話の戦いによって潰れたようだ。
そのせいか、ナガシノさんとは連絡取れないでいるという。
第42話で原型を留めていない砦でこちらの音が鳴ったように思えたが
あれが最後だったのだろうか。それとも藤前が潰れて連絡がとれないと知らされているだけかもしれない。

ー窓が潰れてナガシノさんとは連絡がつかないと、フジマエは言う。(第四十二話)


■鉄
ナガシノの姉 シタラが本来無い鉄を絶技により錬成した。
希望世界には、本来鉄がないようである。

ー姉が絶技を使用し、希望世界に本来無い鉄を錬成し(第十八話)

■戦列艦
絶技使い達と戦闘騎を乗せ、海からやってきた船。
どこから来たのかは不明。なぜ上陸作戦を行ったかも不明。
彼らは、準備砲撃を行い、山がちだった地形を一変させ、月面のような土地に変えた。

その後、上陸用舟艇を故意に座礁させ、戦闘騎と絶技使いを上陸させた。

ー海が前進し、なにもかもが大津波に呑まれた直後、かつて陸地だった場所に現れた戦列鑑、その上に立った絶技使い
たちが準備砲撃を行い、山がちだった地形は一変した。

■通信
フジマエがハママツさんに行っている事を通信という。
フジマエの言葉は、ハママツさんの心に伝わる。 第十九話まで
ハママツさんはそれに対して実際の声で話していたが、シタラさんに
通信なら、考えるだけで伝わると教えられた。 フジマエもこの事は知らなかったようだ。
ー「いちいち声に出さないでも通じるぞ」
ー「通信なら、考えるだけで伝わる」
ー“嘘、そんなのきいてない。フジマエ!”“僕も知らなかった”(第十九話)

通信は、ハママツが寝ている場合、シタラガハラさんが受けることも可能なようだ。
もしくは、ハママツさんが寝ていなくても受けることはできるのかもしれないが。
ー“ハママツに何をした!”シタラの頭の中で声が爆発する。確かにうるさい。(第十九話)

■お初におめもじする(第十九話)
シタラガハラさんが言う。挨拶。
御目文字 お目にかかることをいう女性語。 
ーお初におめもじする。私はシタラガハラ。シタラと呼んでくれ。

■蔦(ツタ)(第二十一話)
ツタという言葉は、ツタ属(Parthenocissus)の植物を総じて称することもある。
エルスにもあるらしい。

■木造の平底船(第二十一話)
船底が平らな船。 静止安定性が高いが、荒れた海では走るのが大変。
へいていせん読む。

■長篠設楽原PAとほぼ同一の座標(第二十一話)
第二十一話でハママツさんがいた。 古い建物の場所。
ー長篠設楽原PAとほぼ同一の座標です。(艦橋)


■魚(第二十一話)
エルスにもいるらしい。
ーシタラは前脚で水面をはたいて魚を一匹釣り上げた。

ハママツさんは山育ちなので魚を食べるのは初めてらしい。(第二十二話)

■繁殖(第二十二話)
この場合、子供を産むということである。
非常にわかりやすい表現。ハママツさんとナガシノさんは顔を真っ赤にしていた。
まあそりゃそうだ。

ー 一人では繁殖できないでしょ (第二十二話)
シタラ曰く、生き残ることの次くらいに大事なことらしい。そりゃそうだ。
ー重要なことよ。生き残ることの次くらいにはね(第三十六話)

■鳥鍋(第二十二話)
ハママツさんのいた崖の街での料理
山で採った鳥を料理にするようだが。
ー「じゃあ、鳥鍋」
 「……なんだその凶々しい響きの食べ物は」
 「うまいよ」(第二十二話)

 

■長篠設楽原PAとほぼ同一の座標(第二十一話)
 第二十一話でハママツさんがいた。 古い建物の場所。
ー長篠設楽原PAとほぼ同一の座標です。(艦橋)

絶技で半分以上倒壊した砦らしい。
ー絶技による攻撃で半分以上倒壊した砦だった。ハママツが寝かされていた場所と同じである。(第二十三話)

防壁があるらしい。(第二十四話)

ナガシノのいる砦周辺の戦闘騎は、シタラとナガシノが倒しているという。
ーそもそもそのエリアの戦闘騎はシタラとナガシノが倒している(第三十五話)

■井戸(第二十三話)
塩分などを含まない、真水の井戸。
ナガシノさんは海の近くに住んでいるがこの井戸は真水がでる。
この真水の井戸の水面に長篠設楽原PAのお年寄りが映る。
藤前曰く、ディスプレイ代わりに水を使っているだけだという。
どういう原理かは不明。

■男が少ない。(第二十三話)
希望世界、ナガシノの所やハママツの所でも男が少ない。
なので、お金持ちの愛人になるのが夢などがハママツさんの夢である。

藤前曰く、戦争から随分経っているのに、男子の数が改善されたいのはおかしい
日本でも戦争で大量に男が死んだ事があるが、その時の男子不足は二世代ほどで消失したようだ。
ー戦争から随分経っているのに、男子の数が改善されないのはおかしいな
ーああ。日本でも前に戦争で大量に男子が死んだことがある。その時だって男子不足は二世代ほどで消失した。


■青い雪(第二十四話)
第二十四話でハママツが見た青い雪のこと。それが何であるかは不明。

ー冷たくもない青く輝く雪が振っている。(第二十四話)

青い雪について

http://www59.atwiki.jp/punksidress/pages/273.html

 

■水鏡:(第二十四話)
ナガシノさんが見ていた水鏡のこと。
藤前曰く、水があればできるわけではなく、適切な設備がいる。
水だけが原因じゃなくて、希望世界側の魔法が必要になるらしい。
あの井戸の水鏡は、シタラが行っているらしい。
ー水があれば、じゃないな。適切な設備があればだ。水だけが原因じゃなくて、そっち側の魔法が必要になる”
“ああ、あの水鏡はシタラがやってるんだね”“そういうことになるな”

■次の行き先(第二十四話)

崖の街から、ナガシノのいる砦。
砦から次のルートは、岡崎、そこで巨人と会うらしい。
その後は、東へ、駿河湾沼津を目指す。

ーああ。次は岡崎だ。そこで巨人にあってから、今度は東へ、駿河湾沼津を目指す (第二十四話)


■直線距離で22km(第二十四話)
崖の街から、ハママツさんが歩いた距離。
途中、シダラに背負われた分もあるので、崖の街(浜松SA)からナガシノさんのいる砦(長篠設楽原)までの
直線距離ではおそらくない。

■小さな蟹(第三十一話)
希望世界、ナガシノさんのいる砂浜に住む蟹


■爪の生えた尻尾の長い鳥(第三十一話)
希望世界、ナガシノさんのいる砂浜にいる鳥

 

■地形(第三十三話)
藤前曰く、希望世界とこちらの世界は、地形的にほぼ同一という話である。

ただこれは藤前が聞いている話であり、事実とは異なり、希望世界では
絶技によって、地形が大きく変わっている。 惑星級の絶技が使われた為、惑星軌道が変わっているため
方位磁針が使えず、方位に狂いが出てしまう。

ー希望世界とこちらの世界は、地形的にほぼ同一という話だったが、希望世界で行われていた戦争
によって、大きく姿が変わってしまっていた。(第三十三話)

■食べることはできなさそうな実(第三十四話)
ナガシノさんの住んでいる砦の天井に蔓が伸びておりそこに生っている実の事。


■時間(第三十四話)
希望世界での時間間隔、フジマエらがいる世界と違うようだ。

ー安心しろ。絶対に守る。10分……じゃない600数を数えるまで待つ。その間は本当に聞こえないから(第三十四話)
ーしかし、1000でなくてなんで600なのだろう。フジマエのいうことはよくわからない。 (第三十四話)

 

 

 

最終更新:2016年07月23日 09:11