幻想交流用語 無名世界観関連

幻想交流用語 無名世界観関連

ここでは、幻想交流に登場した単語から、無名世界観に関連していると思われる単語を取り出しています。

■青く見える岩井の瞳 (第十四話)
無名世界観作品に登場する人物に見られる特徴。

▲関連事項:青く輝く瞳
(Aの魔法陣ルールブックより抜粋  P203)
「リューンが味方する真なる勇者は体の中の海である瞳に青い光が宿る。
本来目に見えず、力ももたないはずのリューンが鼓動を持って顕在化した証拠である。」

ガンパレード・マーチで、第五世界でのみ適用される「瞳ルール」
他世界との連結、あるいは、前進、停滞のしるしの1つに青く輝く瞳の表現がある。
ただ第五世界でのみ適用されるため、幻想交流の世界ではおそらく関係が薄い。

▲関連事項:リューン (Aの魔法陣ルールブックより抜粋 P203)
万物の精霊の事。 役割に応じて分化する前の精霊=世界の力で全てのファンタジー(妖精)は
リューンから生まれるとある。 見ることもできないし、現実的な力を持つわけでもない。

▲関連事項:勇者(Aの魔法陣ルールブックより抜粋 P203)
職業ではなく、ある心意気を示す言葉。
「血反吐を吐きながら、全然得にならない人助けをする詐欺師がいたとしよう それは勇者じゃないのか?」
勇者とは、それまでの人生とも、今の仕事とも関係がない。 心が今こうしようと決めた心が
勇者かそうでないかを決めるのである。

 

 

■青く青く燐光を放つ絨毯。(第四話)
岩井が、熊本の小さな居酒屋から無理してもらってきた絨毯らしい。
踏めば踏むほど青い文字が輝くようになっているらしい。

調査部の部屋に踏み入れた瞬間に、足下が青く青く燐光を放ったが、和歌はそれに気づかなかった。
高そうな絨毯としか思わなかったようである。

▲関連項目:
シーパレードマーチ:
その店は、世界の危機がある所に出店する食堂である。

フロアマットには訳のわからない絵。それを踏みつけて中に入る。
主人によれば、その絵は東の国、子供たちを守護する踊る神のものだという。
それは踏めば踏むほどに色鮮やかに鮮烈になる絵である。 どれだけ踏まれたのか、それは今や
動き出しそうなくらい脈動感のある風景が映し出されている。
赤いマントをつけた猫と少年少女を抱いた大きな巨人、付き従う何千もの善き神々達が、
見渡す限りのあしきゆめと戦いを始めようとする絵である。

店の主人はこれを、伝説の大陸豆腐料理フテーノヤーカラのレシピ捜索の途中で、ある寺院からもらったらしい。

電網適応アイドレス:
それは、踏めば踏むほど色鮮やかに蘇る、青いものの話である。
酷く古びた敷物をアルカランドの古物商から手に入れて、玄関に置き、景気良く踏みつけた。

長い長い時を経て、出張鳥がまた空を飛ぶようになり、敷物を踏んではその会社に出入りすることが多くなった。
何度も踏まれ、人の出入りが激しくなるそのうちに、玄関に敷かれた敷物は本来の色鮮やかさを取り戻し、今は
もう踊る人形のその姿も、青い青いその色も、誰も読めないだろうが立派な立派な文言も、再び目に見えることが
出来るようになっていた。 それは踏めば踏むほど蘇る、人の心意気を編んだ織物であった。
壁に飾るものでも、上を見てありがたがるものでもないその品物こそを、佐々木は最高級品で固めている。
そのうち、猫達が良く会社に出入りするようになった。猫にも踏まれ、敷物の色はさらに鮮やかに蘇った。

http://blog.tendice.jp/200904/article_18.html
http://blog.tendice.jp/200904/article_19.html

■音韻呪文:
呪文は、ただ唱えるだけでは効果はない。
それぞれに決められた唱え方がある。
恐らく「がんぱれ」の歌の中には、呪文の
詠唱と同じリズムが組み込まれていたのだと思われる。
歌詞=呪文をリズムに乗せた時、それは完全な形の呪文になり
普通に歌っただけで誰も間違えずに呪文の詠唱ができる、という仕掛けである。
(ガンパレード・マーチ英雄幻想シナリオブック P125)

■妖精:
妖精とは、魔法によって擬人化された自然法則の事です。
ファンタジーの舞台であるはてない県に、かつて流れ着いた者達
でもあります。 様々な種族が存在します。

元は森林に住んでいた、弓を得意とする美しい種族エルフや
元は山岳に巨大な都市を作って住んでいたけれど、今はテレビに
夢中な、人より頑丈で背が低い種族ドワーフなどがその代表です。
エルフやドワーフなどの具体的な種族名の他に、大種族と呼ばれる
種族分けも存在しています。 海を起源とする種族全体を指す海妖精。
地下の伝承を起源にした地下妖精、大気や星の伝承を起源にした空妖精と
いった呼び名がそれに当たります。
精霊風という異世界からの風が吹きやすい場所に生えている。
林檎の木の実を食べた生き物の子が妖精です。精霊より現実的な、血肉のある生き物なのです。

妖精には、「丘人」という別名があります。神との戦いに負けた神や妖精は
丘の下に隠れて丘人になると言われています。 はてない県の人口のうち70%は
妖精であるか妖精の血がまじっているとされています。
(Aの魔法陣 ルールブック P245)

▲関連事項:リューン (Aの魔法陣ルールブックより抜粋 P203)
万物の精霊の事。 役割に応じて分化する前の精霊=世界の力で全てのファンタジー(妖精)は
リューンから生まれるとある。 見ることもできないし、現実的な力を持つわけでもない。

■正義最後の砦の主(第四話)
正義最後の砦:
青のオーマが、自らを鼓舞して言う言葉。「我こそ最後、こここそ正義最後の砦」…であると。
この言葉は、かつてシオネ・アラダが光の軍団を率いたアーカウ要塞に由来する。
そして、そのアーカウ要塞とは、二度目の式神の城として降臨した。 
リターントゥガンパレード・マーチにおいて、芝村舞が整備テントの看板にそう書いた。
瀬戸口君のガンパレードでは、岩田父との会見の場の床に書かれていた。

 

 

 

■可能性(第八話)

標霊の声が届く人は、その街で最も可能性の高い人である。

可能性の高い人は、何をしでかすかわからない人だという。(幻想交流 第8話)


ワールドタイムゲートに関して可能性という場合、その世界のその後を大きく変える
可能性(必然性)を言う。(式神EVO設定資料集)

リューンと呼ばれる「情報」は、幾つかの世界を繋ぐ穴から「可能性」という形で流動しているという
ことしか今の所わかっていない。(玖珂家の秘密)

ワールドタイムゲートは情報量+他者からの認識でのみゲートを開く(現謎記事No9930)(現謎記事No20750)

(守口ゆかりが透明人間になったのは、可能性が失われ、他者から認識されなくなったからである。)

一番可能性があるとは何にばけるか分からないということ(現謎記事No6976)

可能性は主観に属する(現謎記事No7914)

可能性とは強運(現謎記事NO,6831)

人は生まれた時に無限の可能性を持って生まれ、それを少しずつ使って、そして可能性がなくなった時に死ぬ。

 

カンナの手の中に、小さな光が現われる。優しい光、いくつも集まる光、暖かな光。でも小さな小さな光。

「……う……わ……]「この種の力を使うのは、苦手なんですがね。…にぎりつぶさないで、…それはあなたの可能性なんですから
「可能……性……?]「ええ、可能性です。…人は生まれたとき無限の可能性を持って生まれ、それを少しづつ使って、
そして可能性がなくなったとき、死にます」 善行は、カンナの手の中でキラキラと光る珠を護るように手を置いた。「これは、あなたの可能性です」
カンナの目に、光る珠の中でいくつもの人生が見えたような気がした。大人になって幸せそうに笑っている自分。墓の前で悲しそうにたたずむ自分。

雨に濡れて泣いた自分。教師になった自分。将軍になった自分。子供を抱いた自分…。カンナが顔を上げた瞬間、善行は、微笑んだ。

「こういう力も、可能性の一つ。誰もが持つわけではないけれど、誰もが持てない力ではない力。
ありうざるべき、あるべき力。別の世界の力。使い方によっては、世界も救う力」光の珠は、ゆらめくいくつもの光になって消えていった。

大切なものを無くしたように、カンナは目を大きく開けた。夜の闇が、戻ってくる。光が消え、影になった善行が静かにつぶやく。

(シーパレードマーチ 善行とカンナ)

可能性を決めるものは、色々あり、才能や経験、周囲の人間、門地、経済状態…ひっくるめると
物理的な自由度、情報的な自由度(自由度=エンベローブ)が可能性を決める。

(現謎記事NO,7024)

可能性が大きいほど未来が変えやすい。

(現謎記事NO,6741)

可能性は可能性。だから、今も昔も未来も関係ない。可能性という言葉に時制は意味を持たない。

(現謎記事NO,370)

ワールドクロスで可能性は変化しない。

(現謎記事NO,7844)

 

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最終更新:2016年04月14日 11:30