セルフクラフトワールド2 リアル側

○セルフクラフトワールド時系列(リアル側)

章:イントロダクション:

谷口隆一、黒野無明に国会で質疑する。(P7)

国会終了 黒野、自動運転のレクサスに乗る (P10)

黒野、車内で、私設秘書、公設秘書と会話(P15)

黒野、世田谷の歯医者に向かう。(P16)

黒野、歯医者でワサビと会話(P23)

黒野、赤坂の料亭へ向かう。(P23)


セルフクラフトワールド02(リアル側):登場人物

■谷口隆一:
国会で
「なんで四十七都道府県あるのに熊本弁なんですか。熊本である必要があるんですか。
鹿児島弁では駄目なんですか。」と日本国首相 黒野無明に質疑した人物。(P07)

黒野首相の先輩(P09)
黒野無明が30歳くらいで政治の世界に入ろうとした時、選挙スタッフとして迎え入れてくれた人物(P10)
黒野首相いわく、スパイではない。(P11)
未だ独身、愛人関係にも外国人はいないことは調査済み(P11)

■黒野無明:

セルフクラフトワールド02時点での日本国首相
定数割れで無投票の地方議員から身を起こし、それから数十年 実際に首相まで上り詰めた(P08)

白髪染めに筋トレ、フェイストレーニング、額のシワを取るためポツリヌスを使用。
目は少し大きめに整形した美形すぎない顔(P10)

黒野は、選挙スタッフから秘書、秘書から転身して地方政治家に身を起こして国政選挙に望むという
政治家の一般的な立身出世コースを経て首相になった。(P12)

AI秘書が嫌い。 そもそも政治の世界で利用されるAI自体が好きではない。(P13)
原理主義的すぎて政治の役に立たないし、そもそもAIは民主主義者ですらなかった。というのが理由(P13)

奥さんを亡くしている。 今際の際に手を握って再婚してくれと言われたという。(P21)
死に別れたのは、黒野が65歳の時。(P22)


■私設秘書
黒野無明の私設秘書(P10)
若い(P11)

■公設秘書
強化現実眼鏡を付けて会話する。AIの秘書。CGで表示される。(P12)

若い政治家達は公設秘書がいないと仕事にならないという。
情報収集や政策効果の判定などを公設秘書に任せ、自身はもっぱら票集めしているという。(P12)

黒野は、翻訳などの時の連携のためにも普段から強化現実眼鏡をつけて、公設秘書とは仲良くしていたほうがいいと
度々官僚から言われている。(P24)

■ワサビ:
世田谷で歯医者を営業する医者。
黒野首相が舌苔を取ってもらいに行く。黒野首相の友人
黒野首相曰く、治療と言いながら9割はおしゃべり。(P17)


■GENZ:
セルフクラフトワールド1での主人公
ワサビいわく、毎日セルフクラフト三昧。(P18)

■GENZの彼女
セルフクラフトワールド1に登場したエリスと思われる。
生後1日のAI(P25)


■八二歳の議員
ワサビの会話にでてきた議員さん。カツ丼二杯食べたとか(P19)


■用語集

○自動運転のレクサス(P10)
国会が終わって、黒野が後部座席に座った車。

○国会はいつからゲームについて話し合いをする場になった。(P11)
国会でゲームついての話し合いをするようになったのは、7年前からだという。(P11)

○マジレス(P11)
黒野の私設秘書の祖父が使っていたという言葉。古い表現。 そのままな意味で、マジなレス。

○昔ながらのスマホ(P12)
黒野首相が使っているスマートフォン。


○小さく薄い強化現実眼鏡。(P12)
黒野首相が使う強化現実眼鏡。

○公設秘書
強化現実眼鏡を付けて会話する。AIの秘書。CGで表示される。(P12)

○若い政治家達は公設秘書がいないと仕事にならないという。
情報収集や政策効果の判定などを公設秘書に任せ、自身はもっぱら票集めしているという。(P12)

○AI議員(P13)
地方議員不足の解消のためにAI議員を使うのはどうかと模擬実験をしたのだが、30秒ほどで議会停止した。
AIの言い分は、予算にせよ法律にせよ人口に応じた比率で配分すればいいのです、議論の余地がない。
ゆえに使われなかった。(P13)

○民主主義国家の最低限のルール(P13)
人口に応じた比率配分とはつまり多数派の論理であり、一党独裁と何も変わらない。
時に一人のために多数が苦労し、それをもってよしとする、それが民主政治だろう。 それは非合理ではない。
我らが民主主義者としてどうかの問題。どれだけ口さがない国民から叩かれようと、この部分だけは守る。
それが民主主義国家の政治家として、最低限のルール。


○二〇五〇年も近づこうとする現代において(P21)

○首相になる前のこと。(P23)
ワサビと、GENZ、それと数名でネットゲームをやっていた時代がある。
学生から社会人になるかならないかくらいの年頃で、寝食そっちのけで遊び倒していた。
いくつ世界を救って、いくつ戦争をやったかわからない。その筋では名を知られるゲーマー団体の幹部になった。
世界最高のプレイヤーになるまであと少し手が届く所にはいた。 その後自分は政治という風変わりなゲームに
のめり込んで他と遊ばなくなったが、その頃一緒に遊んでいた連中との交流だけはずっと続いている。

○AIとの恋愛(P25)
半世紀前くらいにやった奴が一番良かった。あの頃は良かった。年上の魔法使いに導かれて大冒険。

■『セルフ・クラフト内の設定』

■熊本弁話者
自然保護区に外国人スパイが入り込まないように自動生成される住民については、熊本弁話者を配置した。
熊本弁は海外でも研究が進んでおらず、自動翻訳もうまく行っていないので、すぐに異物に気づけるようになっている
スパイ検知機構(P11)

 

最終更新:2016年04月26日 12:33