■黒剣のクロニカ 大陸条約と大陸競技会
■大陸条約
大陸条約により難民は奴隷化できない。
▲根拠ログ:
難民は大陸条約で保護されていて奴隷化できない。 p23
■大陸競技会 :大陸競技会 p28
大陸競技会があり、そこでの勝利者は、月桂樹の冠が貰えるようだ。
参加者は、裸で参加するらしい。
▲根拠ログ:
大陸競技会で月桂樹の冠を貰えるくらいの速度で p125
大陸競技会でもなんでも裸だよね。 p116
【補足】
古代ギリシャのオリンピックで勝利者には、葉冠(月桂樹の冠ではなく、オリーブの冠が贈られた。最近まで月桂樹の冠が贈られていると言われていたらしいが、実際はオリーブの冠。)
オリーブは、ゼウスの健康と平和を象徴する木とされている。
ちなみに月桂樹は、アポロンが頭に付けている冠で、アポロンがダフネに恋をし、ダフネが月桂樹に姿を変えた後に、アポロンがその冠を頭に付けたことから。
古代オリンピックの参加者は、全裸で参加している。 全裸に香油(オリーブ油)を塗り、綺麗にしてから運動する。 肌の上の油や競技中に付着した砂を掻き落とす為に
ストレンギス(垢掻きヘラ)を用いたとされる。
古代オリンピックは、伝承によると紀元前776年から、オリンピアのゼウス神域にて4年に一度の競技祭りが開催された。 最初は短距離走だけだったが
やがて中距離走、長距離走、五種競技(徒競走、円盤投げ、槍投げ、走り幅跳び、レスリング) ボクシング、パンクラティオン(総合格闘技) 競馬や戦車など様々な競技が追加され
全ギリシャから選手が集う大競技祭に発展した。 競技の参加者は男性のみで、女性、奴隷、非ギリシャ人の参加は許されなかったという。 競馬や戦車以外はすべて
全裸で競技が行われたが、これは古代ギリシャ人の「美は善である」という考え方によるものだという。鍛え抜かれた美しい裸体の体とそれによって編み出される最高の技は
神がよしとするところと信じられているのである。 古代オリンピックは単なる競技会ではなく、宗教的な祭儀なのである。
古代オリンピックは毎回7-8月に開かれた。 開催主は、近隣の都市国家 エリスで審判団もみな エリス人だった。 開催に先立ち、エリス人からの使者が諸国を回って
休戦を告げる。 競技者が観戦者がオリンピアに無事に旅するために平和が必要不可欠だったからである。