無名世界観案内
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2024-03-01T23:06:31+09:00
1709301991
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ワールドタイムゲートまとめ
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/212.html
<p><strong><span style="font-size:14px;">○ワールドタイムゲート</span></strong><br />
世界の均衡を保つために、各世界をつなぐ情報の通り道。<br />
その出入り口を指す。門ともいう。 世界時間門ともいう。<br />
通常目に見えないが、見えるときは青や赤の光の柱や環に見える。名前のとおり世界と時間を越えることができ<br />
他世界の未来や過去につながることもあるが。セントラルワールドタイムゲートを除くそれは物質は通り抜ける<br />
ことができず、「可能性(第一原質)」という情報だけが通ることが出来る。世界が均衡を取り戻した時、あるいは均衡が取れないほど<br />
ほかの世界と違ってしまったときは、ゲートが閉じてしまう。</p>
<p>
----------------------------------------------------------------------------------------------<br />
<strong>別解説1:[旧掲示板記事NO.11694 芝村回答]</strong><br />
情報の多寡を誰が決めるのか?<br />
正確に言えば、世界に穴(ゲート)をあけるほどの情報が存在すれば、<br />
世界の壁は独自性を保てずに(耐え切れずに)穴をあけます。<br />
この境目をエリンコ=ユーリ臨界点といいます。</p>
<p>小情報の場合、ゲートは開かず、系内(その世界)で処理されます。<br />
これが各世界の独自性になるわけです。 大枠は同じだが小さくは違う。<br />
これが並行世界観の基礎理論になります。<br />
仮に全ての可能性補完が行われた場合、二つの並行世界に違いは<br />
なくなり、同一世界になってしまいます。(厳密に言うと距離差による時間差が発生するので、過去未来という関係になります。)</p>
<p>
------------------------------------------------------------------------------------------------<br />
<strong>別解説2:(式神の城:陰の巻)</strong><br />
「式神の城 鈴木」に言わせれば、ワールドタイムゲートは時空連続体の裂け目である。<br />
最新の情報科学理論によれば、巨大な質量が空間を歪めるように、情報集積による巨大な情報もまた<br />
空間を歪めることが確認されており、その空間の負荷が一定限界(エリンコ=ユーリ臨界点)を超えると歪みは<br />
裂け目になる。裂け目の先はあくまで理論的には他の世界に繋がると予想されているという。</p>
<p>
-------------------------------------------------------------------------------------------------<br />
<strong>●可能性:(別ページに詳細記載予定)</strong><br />
ワールドタイムゲートに関して可能性という場合、その世界のその後を大きく変える<br />
可能性(必然性)を言う。(式神EVO設定資料集)</p>
<p>リューンと呼ばれる「情報」は、幾つかの世界を繋ぐ穴から「可能性」という形で流動しているという<br />
ことしか今の所わかっていない。(玖珂家の秘密)</p>
<p>
<strong>ワールドタイムゲートは情報量+他者からの認識でのみゲートを開く(現謎記事No9930)(現謎記事No20750)</strong></p>
<p><strong>(守口ゆかりが透明人間になったのは、可能性が失われ、他者から認識されなくなったからである。)</strong></p>
<p>一番可能性があるとは何にばけるか分からないということ(現謎記事No6976)</p>
<p>可能性は主観に属する(現謎記事No7914)</p>
<p>可能性とは強運(現謎記事NO,6831)</p>
<p>▲</p>
<p><strong>人は生まれた時に無限の可能性を持って生まれ、それを少しずつ使って、そして可能性がなくなった時に死ぬ。</strong></p>
<p> </p>
<p>カンナの手の中に、小さな光が現われる。優しい光、いくつも集まる光、暖かな光。でも小さな小さな光。</p>
<p>「……う……わ……]「この種の力を使うのは、苦手なんですがね。…にぎりつぶさないで、…それはあなたの可能性なんですから<br />
「可能……性……?]「ええ、可能性です。…人は生まれたとき無限の可能性を持って生まれ、それを少しづつ使って、<br />
そして可能性がなくなったとき、死にます」 善行は、カンナの手の中でキラキラと光る珠を護るように手を置いた。「これは、あなたの可能性です」<br />
カンナの目に、光る珠の中でいくつもの人生が見えたような気がした。大人になって幸せそうに笑っている自分。墓の前で悲しそうにたたずむ自分。</p>
<p>雨に濡れて泣いた自分。教師になった自分。将軍になった自分。子供を抱いた自分…。カンナが顔を上げた瞬間、善行は、微笑んだ。</p>
<p>「こういう力も、可能性の一つ。誰もが持つわけではないけれど、誰もが持てない力ではない力。<br />
ありうざるべき、あるべき力。別の世界の力。使い方によっては、世界も救う力」光の珠は、ゆらめくいくつもの光になって消えていった。</p>
<p>大切なものを無くしたように、カンナは目を大きく開けた。夜の闇が、戻ってくる。光が消え、影になった善行が静かにつぶやく。</p>
<p>(シーパレードマーチ 善行とカンナ)</p>
<p>可能性を決めるものは、色々あり、才能や経験、周囲の人間、門地、経済状態…ひっくるめると<br />
物理的な自由度、情報的な自由度(自由度=エンベローブ)が可能性を決める。</p>
<p>(現謎記事NO,7024)</p>
<p>可能性が大きいほど未来が変えやすい。</p>
<p>(現謎記事NO,6741)</p>
<p>可能性は可能性。だから、今も昔も未来も関係ない。可能性という言葉に時制は意味を持たない。</p>
<p>(現謎記事NO,370)</p>
<p>ワールドクロスで可能性は変化しない。</p>
<p>(現謎記事NO,7844)</p>
<p>
-------------------------------------------------------------------------------------------------<br />
<strong>●リューン:(別ページに詳細記載予定)</strong><br />
全世界に無数に存在する意識子。情報子、模倣子、霊子、万物の精霊と呼ぶ場合もあり、世界<br />
そのものの意志であるとされている。情報を伝える機能を持ち、この流れを操ることで様々な<br />
力を使役する事ができる。(式神の城2 設定資料集)<br />
リューンという呼び方は第2世界のもの。精霊手や魔法の発動に関与する。(式神の城 設定資料集)<br />
オーマの力の源。世界を構成する情報子を指し、万物を構成する根幹の存在。(式神の城 ねじれた城編8巻)</p>
<p>「世界」そのものの意志を司り、これを操る者は世界に選ばれた者だという。(式神の城 七夜月夜想曲)</p>
<p>本来オーマ同士が戦う場合、同じ絶技は2度使われないし、使うことができない。<br />
(パターン解析されて逆襲される。)また同等かそれより弱い絶技も使われない。<br />
(これは増大していくリューンの流れに逆らうことは出来ないためらしい)<br />
(式神の城コミック8巻「同じ絶技は通用しない」)</p>
<p>
-------------------------------------------------------------------------------------------------</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■名前の変更:</span></strong></p>
<p>幻世虚構精霊機導弾では、ワールドゲートと呼ばれていた。が、ある物理学者さんの<br />
ワールドクロス中でも7つの世界ということは、要するに世界は空間座標以外の軸を保有するのではないか<br />
という指摘、(つまり空間座標は同じでも、時間軸が異なるために実際は残像(通り過ぎた軌跡)と<br />
クロスしているのではないかという意見。)この場合、時間を含めて記述しないと正確な意味をとれないの<br />
ではないでしょうかという腰の低い指摘を戴いた為、ガンパレード・マーチより用語が修正されている。<br />
なお、セプテントリオンは、世界についての別論理構築をしている為、用語体系も別である。</p>
<p>(世界の謎掲示板NO.11655 旧世界の謎掲示板NO.11864)</p>
<p><br />
<span style="font-size:16px;"><strong>■ワールドタイムゲートが守るもの</strong></span></p>
<p>ワールドタイムゲートは、現在同士を結ぶものではない。<br />
ワールドタイムゲートは過去にも未来にも繋がるが、その一方で<br />
世界の同時性、即ち、今そこにある何かを守るのであれば、今に繋がらないと意味が無いというのも確か。<br />
これは、誰かが「守ろう」としている世界が、「今だけではない」事を意味する。</p>
<p>(世界の謎掲示板NO.11655)</p>
<p>ワールドタイムゲートは、因果律のみを保障するが、時間律は守らない。<br />
(世界の謎掲示板NO.8478) (記事No.08284)</p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■ゲートを通過するもの。</span></strong></p>
<p>0:「可能性」という情報だけを通す。</p>
<p>1:「リューン」という情報が「可能性」という形で通過してくる。(玖珂家の秘密)</p>
<p>2:「可能性=情報量+他者からの認識」である。(現謎記事No9930)(現謎記事No20750)</p>
<p>3:「可能性には、その世界とは別世界の感覚、認識が含まれ流れこむ」(現謎記事No21602)</p>
<p>
-------------------------------------------------------------------------------------------------<br />
(抜粋)(現謎記事No21602)<br />
WTGは巨大な可能性に対応して出現する⇒その可能性にふれたら別世界の感覚が流れ込んでくる<br />
とあります、つまり光太郎に触れたものは、別世界の感覚が流れ込んでくるということですよね。<br />
それは、世界内での認識(主観)と異なりますか?</p>
<p>ええ。<br />
-------------------------------------------------------------------------------------------------<br />
引用<br />
数週間前から天空に小さな穴が開き、そこから大量のリューンが流れ出してきていた。リューンと呼ばれる「情報」は、幾つかの世界を繋ぐ穴から<br />
「可能性」という形で流動しているということしか分かっていない。<br />
式神の城Ⅱ 玖珂家の秘密 p18 <br />
<br />
引用<br />
情報の補完を目的に、可能性という形でのみ世界を渡るリューンをグラフや表、ましてや言葉などに置き換えて読み取ることなどできはしない。<br />
式神の城Ⅱ 玖珂家の秘密 p123<br />
-------------------------------------------------------------------------------------------------</p>
<p>結論:「可能性」=「リューン・他者からの認識・情報・別世界の認識・感覚」</p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>■種類</strong></span><br />
△惑星のワールドタイムゲート<br />
惑星の情報を認識することで開かれるゲート。<br />
月にもゲートがあり、昔から魔術の源泉でもあるという。(世界の謎 記事NO.8915)</p>
<p>△都市のワールドタイムゲート<br />
バーミアンワールドタイムゲートのように東京などの都市にあるゲート。<br />
都市型ゲートは、個人のゲートの集積である。(世界の謎 記事NO.8221)</p>
<p>△個人のゲート<br />
コータローワールドタイムゲートのように特定個人の上に開くゲート。</p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>■接続先</strong></span></p>
<p>ワールドタイムゲートの名前は大体において接続先の地名。(旧世界の謎 記事NO.11679)<br />
(注意:エリンコワールドタイムゲートは、ワールドタイムゲートの発見者であり、発見者の名前がつけられている。)</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■ワールドタイムゲートの規模</span></strong><br />
ワールドタイムゲートの大きさは、流す情報量で決まる。(世界の謎 記事NO.7256)</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■性質</span></strong><br />
ワールドタイムゲートは近い距離の物だと合体してひとつのものになりやすい性質がある。(世界の謎 記事NO.8221)</p>
<p>ワールドタイムゲートには、世界そのものの情報が記録される(式神の城 陰の巻 219p)</p>
<p>(抜粋:ワールドタイムゲートには、世界そのものの情報が記録される。 シン兄が、それと一体化したのなら<br />
シン兄の記憶は、すなわち世界。)</p>
<p>ワールドタイムゲートはエネルギーを伝達できない。(旧世界の謎掲示板 NO,12206)</p>
<p>ワールドタイムゲートは、あるべきことをあるべきままに送受信している.。<br />
世界移動時の実体化は、逆転写現象を使用します。(旧世界の謎掲示板 NO,4224)<br />
</p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■状態変化</span></strong><br />
通常ゲートは待機状態<br />
補完すべき情報(例:決戦存在の誕生)があると待機状態から上位状態に変わる。(式神の城EVO設定資料集)</p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>■開放前段階(小説 式神の城)</strong></span><br />
「式神の城 鈴木」は、解放前段階を侵食レベルで考えていた。<br />
侵食レベルが上昇すると超常現象とされるもの全般が起きやすくなるという。侵食レベルは4段階ある。<br />
世界内の人間のその現象への認識度が関係している。</p>
<p>1:<br />
不明<br />
2:<br />
霊の力が弱い。確率的に低確率な現象が多発する。(工藤美代子の自殺を起に20件もの類似事件発生)<br />
3:<br />
詳細は不明。ただし超常現象全般が起きやすくなり、術者も強力な力を使えるようになるが<br />
強力な術や超常現象が起きることで、人々は異常な力を認識し、侵食レベルは上昇する。<br />
4:<br />
空間が急速に相転移する。</p>
<p>
-------------------------------------------------------------------------------------------------<br />
(抜粋)カオス的な自己組織化の例に洩れず、確率擾乱現象の組織化は、ある臨界点を境に急速に進行する。<br />
確率情報論的な質量を獲得する事で安定した衝力場は、以降、幾何級数的に拡大する。<br />
つまり、最初は「ちょっとした偶然」ですむ。だがそれが積み重なっていくことで、ある日突然逆転現象が起きる。<br />
偶然の怪異は「必然」となり、世界そのものの根本が揺らぎ始める。<br />
-------------------------------------------------------------------------------------------------</p>
<p>上記の現象を表したと思われる説明文。</p>
<p> 世界を変えるためには人々の認識を変える必要がある。神々が支配する世界を創るには、<br />
人々が神々を畏れるようになればいい。そのための第一歩が、噂である。<br />
ひとづてに聞いた噂、都市伝説は、ありえない事だとわかっていても、人の心を捉えるものである。<br />
そうした噂はやがて勢力を増し、幻を生み出し、最後には現実に取って代わる。</p>
<p>(式神の城 七夜月用語集 都市伝説)</p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>■開放段階</strong></span><br />
ポテンシャル増大(空間に蓄積された情報のエネルギーの増大)は、ワールドタイムゲート出現しかける状態を指す。<br />
(式神の城 七夜月用語集)</p>
<p>情報集積による時空間歪曲:リューンが集積する時、空間は歪み、ワールドタイムゲートが開かれる。<br />
(式神の城 七夜月用語集)</p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>■開放されると言う事。</strong></span><br />
ワールドタイムゲートは本来、異なる世界のバランスを保つために開く。つまり<br />
ゲートが開くという事は、世界のバランスが崩れている事であり、世界の危機である。</p>
<p>ゲートが開くという事は、情報の低位から高位を見た場合である。(世界の謎 記事NO.9669)</p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>■情報補完タイミング</strong></span><br />
ワールドタイムゲートは、2つの世界で同時に開閉するものではない。(旧謎板 3294 やがみ回答)</p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>■情報補完方向</strong></span></p>
<p>ワールドタイムゲートは<非常に希な>場合を除き、常に双方向。</p>
<p>未来だけとか過去だけとかというような事はない。(世界の謎 記事NO.2043)</p>
<p>情報補完存在が片方にいて、もう片方の世界にいない場合は、片方からのみ情報補完される。(旧謎板 3294 やがみ回答)<br />
(通常、この措置によってもう片方に同様の存在が出現し、世界は安定を取り戻す。)</p>
<p>高位状態方向(例:決戦存在の誕生した世界)から低位状態方向(例:決戦存在の誕生していない他の世界)<br />
に補完を開始する。</p>
<p>------------------------------------------------------------------------<br />
□情報補完方向について(別回答あり)(意味が違う可能性あり)</p>
<p>双方向に送られず、片方向にしか送られない。(世界の謎掲示板10004)</p>
<p>その流れは統一されている。<br />
どの世界から発生しても情報が流れる方向は一定方向。<br />
流れているように見える方向は一定方向である。<br />
それは、世界間の時間のズレではなく、回転の問題らしい。(世界観構造ハンターの出番)(世界の謎掲示板10024)</p>
<p>情報や光の速度が有限のためにこの現象(上記の現象)は起きる。<br />
本来情報は全方向にバラージ照射されるはずなのですが、○○が○○のために一方方向にしか行ってないように<br />
見えてしまう。 又、回転中心から見れば(この場合セントラルの中心から見る)常に同じ向きに見える。(世界の謎掲示板10025)</p>
<p>------------------------------------------------------------------------</p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■ゲート発生例:式神の城2 パラダイスタイフーン 189p 大蝦天号</span></strong></p>
<p>「時間をかけていたら、ゆかりが保たない。本船から、この世界にゲートを開く。大々的にな。<br />
我々の存在に気づけば、やつらが動くはずだ」<br />
「えっと」<br />
「動いたところがニーギのいる場所だ」「本船も攻撃を受けますよ!」<br />
「OVERS1.00起動。 ゲート起動後は全エネルギーを情報解析にまわせ。どんなきっかけも見逃すな!」</p>
<p>/*/</p>
<p>光学情報、電波情報、熱反応、恐るべき量の情報を艦の端末は貪欲に飲み込んだ。その情報は<br />
時間と空間を超えてメインコンピューターに送信され、瞬時のうちに解析結果が返信される。<br />
メインスクリーンには、新宿の地図が浮かんでいた。地図は区分けがなされ、それぞれの色がめまぐるしく<br />
変化してゆく。 あらゆる放送は解読。検索され、人の流れ、物流、エネルギーの流れから、どの地域が活性化<br />
したかが表示される。</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■実体化現象:</span></strong><br />
第6世界以下においては、情報密度により伝説は実体化する。(式神の城 陽の巻 255p)</p>
<p>人の思念が実体化する現象は、活性化されたワールドタイムゲート近辺で起きる現象である。(式神の城 七夜月用語集)</p>
<p>現術:概念神を現実にする作用のこと。<br />
開放ワールドタイムゲート近辺ではこの現象が発生し始める。幻術は現術になり、ついには物理力を行使しはじめる。<br />
(Aの魔法陣 神々の宴用語集 現術の項目)</p>
<p> </p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>▲実体化過程:例(式神の城 陰の巻 ねじれた城実体化)</strong></span></p>
<p>「式神世界」では、アラダがリューンと呼ぶ所のものを情報子(ミーム)と呼ぶ。これらは理論的に<br />
存在するが、観測は不可能とされる時空間における情報を担う仮想粒子とされる。<br />
これら情報子の密度が臨界を越せば、相転移現象が生じ、空間そのものが変質する。</p>
<p>無数の情報子が空間を満たし、次々と、その物理法則を書き換えてゆく。<br />
空間が、巨大な仮想エネルギーで満たされ、それらが素粒子に相転移する。(ビッグバンの再現)<br />
結果陽子がまず生まれ、やがて電子を捕らえて、安定的な水素原子を作り出し<br />
荷電粒子が消えたことで、光子が放出され、それは青いチェレンコフ放射となって地上に降り注ぐ。<br />
ヘリウム、酸素、炭素、鉄、それらが化合して、無数の分子を生じ、水、石、鉄が生まれる。<br />
それらの材料を重力と似て非なる奇怪な力が引き寄せ、石は連なって石壁となる。<br />
(中略)<br />
情報子密度の臨界突破による極度に巨大な自己組織化現象と学者は呼ぶ。</p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>▲実体化後の情報分解:例(式神の城 陰の巻 ねじれた城情報分解)</strong></span></p>
<p>東京上空に浮かぶ巨大な石の城。それは、もともと不安定な存在であった。<br />
膨大な情報子の集中により、一時的に実体化したものの、本来は確率的に存在し得ない仮想実体。<br />
ゆえに、それは主を求めた。己を、世界に定着させるための主。ワールドタイムゲートを開くほどの、<br />
情報ポテンシャルを持つ人間。 玖珂晋太郎、そして玖珂光太郎。<br />
二人の主を失った城は、今ゆっくりと情報分解を開始した。<br />
分子結合が失われ、城が原子に還る。その原子さえ、陽子と中性子、電子に分解し、やがて、エネルギーと<br />
なって空間に溶け出した。</p>
<p>わずかに残った光子が情報子の影響を受けて、地上に降り注ぐ。</p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■世界移動について</span></strong></p>
<p>世界を移動するという事は、自分の体を一度情報に分解して、行き先世界で作り直す事を意味する。<br />
滅多にない事だが、途中で情報が分断されたり、変質したりする場合がある。<br />
(式神の城 七夜月夜想曲 用語 世界間移動)</p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">▲世界移動:例(式神の城 陰の巻 ニーギ・ゴージャスブルーの世界移動)</span></strong></p>
<p>世界間移動は痛い。<br />
それが、ニーギ・ゴージャスブルーが長い経験から得た結論だった。<br />
生身の人間が世界を移動する際、体は一時的に情報に還元され、移動先のワールドタイムゲートにて<br />
情報は再び実体化する。<br />
ただし情報体は量子力学的な不確定性を持つため、実体化の際は、波動関数の収束と同様の量子跳躍を<br />
ともなう。 つまるところ、飛んだが最後どこに現れるかわからないのだ。移動者の意志も<br />
ある程度影響するため、石の中に現れたりはしない。</p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■世界移動:例(式神の城 パラダイスタイフーン ニーギとカーリーの世界移動)</span></strong></p>
<p>「目をつぶって、今、ここを忘れなさい。あなたが次に目を開いた時は、ここじゃないところにいる。<br />
でも忘れないで。それでもあなたはカーリーなの。どれだけ世界が変わっても、ただ一つ変わらないのは、あなた自身」<br />
船に乗らず、生身で世界を超えるのは危険が伴う。ましてや三人一緒ともなれば。<br />
だが、今はそれしかない。<br />
ニーギは、小さく歌って精霊を呼んだ。</p>
<p>/*/</p>
<p>身を起こしたときに感じたのは軽い失望だった。背は短く、足は思ったよりも少し太い。<br />
筋肉はあるが、そのぶんスタイルに今少しメリハリがない。<br />
ー身体が戻ってる。<br />
先輩に会ったときの、あの身体だった。 急な転移のことで、身体のイメージを保持しきれなかったようだ。</p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■世界移動:例(式神の城 パラダイスタイフーン ニーギの世界移動 56p)</span></strong></p>
<p>転移の瞬間は目覚めに似ている。<br />
転移の瞬間の記憶は薄れ、ただ夢のような感触が残る。青い霧に包まれて、どこか遠くから<br />
響く歌ぶ揺られたような、そんな夢。 まだ耳の奥に残る、歌の響きを振り払って、ニーギは目を開けた。</p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■ゲート移動による変化</span></strong></p>
<p>▲身長変化(ニーギの世界移動の場合の身長変化)<br />
150cm→155cm<br />
その世界、地域での平均身長から計算される。</p>
<p>▲体重変化(ニーギの世界移動の場合の体重変化)</p>
<p>35KG→36KG(電撃ガンパレード・マーチ 式神の城2設定資料集)<br />
体重はあまり変化しない。第5(ガンパレ)、第6(式神)では。<br />
骨は重くなる一方で、肉は減りますしね。<br />
体重は(地域での平均体重から)計算されない。</p>
<p>▲血液型変化(電撃ガンパレード・マーチ 式神の城2設定資料集)<br />
A+ → A+<br />
変化なし。</p>
<p>▲物体の変化<br />
世界移動の際、物体は情報補完により、その世界にあった形に変化する。<br />
この場合、移動先が、第7世界のPDAが存在し得ない世界であった為、小神族に変化した。<br />
同様に小神族が魔法のない別世界へ移動すれば、PDAやBALLSに変化する。<br />
(式神の城 陽の巻 255p)</p>
<p>▲物体の変化<br />
世界が変われば、そこを統べる「法則」も、変わる。<br />
魔法が働く世界もあれば、機械が動くところもある。<br />
化学繊維が存在しない場所に服を持ち込むと、ぼろぼろに崩れることもある。<br />
一方、化繊のない世界はあっても、植物のない世界はない。<br />
天然繊維のほうが望ましいのは、そのためだ。 <br />
地上用装備の大半は、そうした天然素材で出来ていた。<br />
(式神の城パラダイスタイフーン 53p)</p>
<p> </p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>■ワールドタイムゲートを用いた絶技</strong></span></p>
<p>●精霊手<br />
ガンプオーマの代表的絶技のひとつ。ニーギ・ゴージャスブルーは変形で精霊脚を使うときがある。<br />
ワールドタイムゲートが放つ情報子(リューン/精霊)に介入し、書き換えることで世界を改竄する。<br />
もともと中央世界(第3世界)の技術であった。原理的には聖銃やNEPと同じである。<br />
この攻撃をされた相手は情報分解する。第3世界の技術で他世界ではゲートが開かなければ機能しない。</p>
<p>(式神の城EVO 設定資料集)</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong><span style="font-size:16px;">■その他</span></strong></p>
<p>物理法則により必然が異なる世界同士の事象も「ワールドタイムゲート」から見れば同じ事象である。(記事No.07950)</p>
<p><span style="font-size:16px;"><strong>▲ブロッカーの存在</strong></span></p>
<p>WTGに情報(リューン?)受容体のようなものがあると仮定して、受容体に偽の情報を集中させたり、受容体を励起させない程度の情報で<br />
ふさいだりしてWTGをだますことは可能でしょうか?</p>
<p>出来ます。実際にガンパレードマーチではそれをセプテントリオンとAが<br />
それぞれおこなっています。 </p>
<p>「精霊機動弾」や「式神の城」で出てきたほうの「黒い月」は<br />
神経節ならぬ「ゲート節」に当たるものなのでしょうか?<br />
(エレルが脳幹・脊髄に当たるのかもと妄想していたりします)</p>
<p>違います。ブロッカーと言われるものです。</p>
<p>(記事NO3555)</p>
<p>「受容体を励起させない程度の情報でふさいだり」<br />
情報ではありませんがね、なにかでゲートの一つを封鎖させています。</p>
<p>(記事NO3644)</p>
2024-03-01T23:06:31+09:00
1709301991
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カスタムお父さんの漢数字と英数字
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/539.html
<p><strong>■カスタムお父さんの漢数字と英数字についての仮説</strong></p>
<p> </p>
<p><strong>■結論<br />
アンドロイドが話すのは基本、英数字で表記される。<br />
人間、生もの、ダークエルフなどは基本、漢数字で表記されている。</strong></p>
<p><strong>アンドロイドとしていても1話のお父さんは、人間である為漢数字で読んでいる。</strong></p>
<p><strong>例外は<br />
アンドロイドが元人間(四話の猫のお父さん)<br />
回想などや二人の会話がある場合に混ざっている。</strong></p>
<p> </p>
<p><strong>■結論から導き出される答え。</strong></p>
<p><strong>5話の少女は、意識が途切れた後の5-2から英数字を使うようになっている。<br />
5話のお父さんは、漢数字を使っている。</strong></p>
<p><strong>5話の少女は、意識が途切れた時に人間からアンドロイドに入れ替わっているのではないだろうか。</strong></p>
<p> </p>
<hr />
<p><br />
■1話</p>
<p>二七歳<br />
一〇代前半は地獄だった。<br />
一〇代後半は空虚だった。<br />
二〇代で仕事に逃げる事を覚えた。あとは一直線だった。</p>
<p>■1-2話</p>
<p>七割 二七歳仕事</p>
<p>▲二七歳女性</p>
<p>無一文</p>
<p>▲アンドロイド男性</p>
<p>/*/</p>
<p>1話の二七歳の女性は、漢数字を使っている。<br />
1-2話でも女性は漢数字を使っている。<br />
アンドロイドの男性も漢数字を使っている。</p>
<p>■2話</p>
<p>一四〇年</p>
<p>30年後くらいに気付いた。</p>
<p>人間が何十年も姿を変えずに私と一緒に行動できるわけないだろう。</p>
<p>データアップロードに4.6光年、船に乗って46年? 何を言ってるんだ。</p>
<p>▲ダークエルフと少年の会話</p>
<p>■2-2話</p>
<p>闇の軍勢一万騎<br />
ドラゴンすら一撃<br />
一〇〇年以上前<br />
▲ダークエルフ マルセール</p>
<p>お前、一度でも俺のことを父とか呼んでたっけ<br />
▲少年アンドロイドお父さん</p>
<p>/*/</p>
<p>2話のダークエルフと少年の会話は、漢数字と英数字が入り混じっている。</p>
<p>2-2話では、マルセールは漢数字。 少年アンドロイドお父さんも漢数字を使用している。</p>
<p><br />
■3話</p>
<p>その先生の一人</p>
<p>微笑まれたら一日</p>
<p>一年生の最初の授業と</p>
<p>聞けば今夜〇時に</p>
<p>三年通った学校ですもの</p>
<p>/*/</p>
<p>3話の少女は、一貫して漢数字を使っている。</p>
<p>■4話</p>
<p>四角い箱</p>
<p>■4-2話</p>
<p>二七歳<br />
▲1話のお父さん</p>
<p>僕が四〇歳 一部の人は<br />
▲猫のお父さん</p>
<p>/*/</p>
<p>猫は、漢数字を使っているようだが、そもそも猫に時間の感覚あるのか。</p>
<p>4-2話で猫のお父さんは漢数字を使用している。<br />
1話のお父さんは、漢数字を使用している。</p>
<p>■5話</p>
<p>私の一三歳の誕生日を待たずに<br />
築二〇〇年だかの古いビルを<br />
二代目父親<br />
宇宙で一〇億機<br />
三原則!</p>
<p>▲(意識を失う前)少女</p>
<p>目が覚めたな。じゃ、第二ラウンドといこうか<br />
この惑星に植民してからこっち、五〇〇年くらいかけて掘り進めた下水道ってやつだ。<br />
五万機くらいのポンコツがいる。</p>
<p>▲(意識を失った後)アンドロイドのお父さん</p>
<p>■5-2話</p>
<p>2006年。<br />
500年<br />
12で金稼ぐことに<br />
一人じゃないって事はとてもいい。</p>
<p>▲(意識を失った後)少女</p>
<p>/*/<br />
意識を失う前の少女は、漢数字。<br />
少女が意識を失った後のお父さんは、漢数字。</p>
<p>■6話</p>
<p>2520年の7月5日。時間は16時14分だ。</p>
<p>32分前だ</p>
<p>「覚えておくよ。一生」</p>
<p>▲アンドロイドのお父さん</p>
<p>30分で私の身体が印刷終わったということか。</p>
<p>ビルも一〇階以上が切断されていた。</p>
<p>私は私に万が一の事があったときのため、</p>
<p>一体のアンドロイド</p>
<p>一人で十分でしょ</p>
<p>▲クローンの少女</p>
<p>■6-2話</p>
<p>五mくらいの大きさ<br />
五世紀以上前に起きた第三次世界大戦<br />
▲クローン少女</p>
<p>最寄りの文明圏から見ても五光年くらい<br />
▲アンドロイドのお父さん</p>
<p>/*/<br />
アンドロイドのお父さんは概ね英数字 漢数字を使ってる個所もある。<br />
クローンの少女は概ね漢数字</p>
<p>6-2話ではお父さんと少女両方とも漢数字<br />
ただアンドロイドと少女が双方会話している時、片方の数字を使っている時がある。</p>
<p>■7話</p>
<p>向こう一年分くらい<br />
問題は既に生産が五〇〇年以上前<br />
もうそろそろ一年ですわ。</p>
<p>▲お嬢様少女</p>
<p>/*/<br />
お嬢様少女は概ね、漢数字を使っている。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
2020-04-21T22:09:00+09:00
1587474540
-
魔法についての個人的まとめ
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/538.html
<div><br />
<strong>■魔法</strong></div>
<div>Q: 同書でこの魔法情報のことを絶技データと呼んでいることから絶技=魔法と解釈<br />
していますが、Rt神々の宴の記述と合わせて、絶技=魔法=音声命令ということでしょうか?</div>
<div>A:単に同じものをそれぞれの世界の言葉で言っているだけです。</div>
<div>(http://blog.tendice.jp/200608/article_7.html)</div>
<div>
<hr /></div>
<div><strong>■各作品の魔法</strong></div>
<div>//////////////////////////////////////////////////</div>
<div>■幻世虚構精霊機導弾ワールドガイダンス</div>
<div>■精霊機導弾ワールドガイダンス</div>
<div>■精霊回路<br />
世界に普遍的に存在する「力」の場を操作する技術<br />
あらゆる用途に使用できる万能技術であり、世界の繁栄を支える屋台骨である。<br />
「力」を「電気」に置き換えれば、我々の世界の回路に似ている。<br />
ただ、この回路は単なる制御に留まらず、物理的な「力」を発生させて出力できる。<br />
また回路図=紋様が正確なら、どんな物質の上にプリントしても正確に動作する点が異なる。<br />
この地の先住民スルナカンはこの回路を「魔法陣」と呼ぶ。<br />
「力」は地水火風の4体系に分類され、精霊と呼称されている。</div>
<div>■スルナカンの項目</div>
<div>精霊回路は、彼らの血族が制作しなければ動かない。</div>
<div>//////////////////////////////////////////////////</div>
<div>
<hr /></div>
<div><strong>■リターントゥ神々の宴</strong></div>
<div>■リターントゥ神々の宴(2) (http://blog.tendice.jp/200608/article_9.html)<br />
「魔力、使ってないのね」虚空に精霊回路を指で描きながら周囲を見るふみこ。<br />
「そっちは苦手でね」孫が去年まで着ていた青いジャージを着た英太郎は静かに言った。</div>
<div>(中略)</div>
<div>英太郎は左手で攻撃を受け流し、僅かな右足の動きだけで3人を倒した。ふみこへ向かう2人を組み伏せ、精霊回路完成までの4秒を稼いだ。</div>
<div>ふみこは虚空に燐光残る指先を躍らせ、精霊回路を完成させた。<br />
にわかに湧き上がる風がふみこの髪と軍服めいたスカートをはためかせ、回路を通じて周囲1万ほどの精霊子達が励起した。<br />
瓶底眼鏡に踊る炎が映りだす。</div>
<div>箒をくるくると廻し、背に構え、左手を唇に当てて音声命令を謡うふみこ。<br />
英太郎はふみこに寄り添い、8人を倒した。</div>
<div>”スラド、スラド、炎の王、炎熱の国の領主、燃え盛るもの<br />
全て焼く熱い心、火の友にして汝の同盟者である我は長い舌をもて原初に返す<br />
焼き尽くせ 炎の舌”</div>
<div>音声命令が完成。巨大な炎の蛙がにわかに実体化して口を広げ、舌を伸ばした。</div>
<div>
<hr /></div>
<div><strong>■魔法=音声命令</strong></div>
<div>Q:「式神の城 石神迷路の解」p.130- 魔法の発動が、起動キーの無音領域から開始して、発声領域に入って発動する情景が描かれています。<br />
起動キーとは音声命令を起動するための鍵となる詠唱で、無音領域と発声領域から成るということでしょうか?<br />
A:はい。単に人間の声で聞こえない部分があるというだけです。</div>
<div>Q: 同書でこの魔法情報のことを絶技データと呼んでいることから絶技=魔法と解釈<br />
していますが、Rt神々の宴の記述と合わせて、絶技=魔法=音声命令ということでしょうか?</div>
<div>A:単に同じものをそれぞれの世界の言葉で言っているだけです。</div>
<div>(http://blog.tendice.jp/200608/article_7.html)</div>
<div>
<hr /></div>
<div>//////////////////////////////////////////////////</div>
<div><strong>■式神の城</strong><br />
■リューン</div>
<div>リューンという呼び方は第2世界のもの。精霊手や魔法の発動に関与する。(式神の城 設定資料集)</div>
<div>オーマの力の源。 世界を構成する情報子を指し、万物を構成する根幹の存在。(式神の城 ねじれた城編8巻)</div>
<div>「世界」そのものの意志を司り、これを操る者は世界に選ばれた者だという。(式神の城 七夜月夜想曲)</div>
<div>
<hr />
<br />
//////////////////////////////////////////////////</div>
<div><strong>■幻想交流</strong><br />
■リューン</div>
<div><br />
この世界に絶技の基礎になるリューンというものがまったくないせいだと、言われています<br />
(スルガ編 第十六話)</div>
<div><br />
「友達の小妖精が絶技使ったら、羽が割れて……」<br />
「小妖精が絶技使ったら死んじゃうよね。体内に保持するリューン少ないし」<br />
(シミズ編 第十二話 「女の子」)
<hr />
<p>//////////////////////////////////////////////////</p>
</div>
<div> </div>
<div><strong>■やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい</strong></div>
<div>■やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 9p<br />
神聖系魔法の研鑽団体を母体とした武力組織である。</div>
<div><br />
■やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 14p</div>
<div>魔法を封じ込めた巻物は魔力を豊富に含んだ墨で書かれており、折り曲げると<br />
この墨が落ちることがあった。<br />
当然、魔法術式の一部が壊れると正常に機能しなくなるので、魔法の巻物の扱いはかなり慎重になさねばならなかった。</div>
<div>■やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 20p<br />
矢弾を防ぐ神聖魔法</div>
<div>対魔法魔法(アンチマジック)</div>
<div>■やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 25p<br />
魔力を含んだ墨が声に合わせて、するりと動き出し、羊皮紙の上で踊りだすのが見えた。<br />
見る間に炎を上げて文字が燃え始める。<br />
〈完成せよ! ラハルコン〉<br />
(中略)<br />
人間の言葉で獄炎呪文、エルフ語で火の球と呼ばれた呪文は巻物の模様から飛び出し、</div>
<div>(解説)<br />
タヘーは魔力はあるがエルフ語が読めない。ガディーは読めるので、ガディーとタヘーが声を合わせて呪文を唱えている。<br />
おそらく魔法の発動には、魔力+エルフ語である必要があると思われる。</div>
<div><br />
■やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 18p<br />
魔力は魔力のより多いところに移動する性質があるんだ。</div>
<div>■やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい 38p</div>
<div>この地域の人間は多かれ少なかれ魔力を持つのに比較して際立った魔力のなさで、これこそ人間の中の人間だよと薬草長の婆も匙を投げるような<br />
ありさまであった。 人間は本来、魔力に対する強い排除能力があるらしいとは、後に長老から聞いた。</div>
<div>
<hr /></div>
<div>//////////////////////////////////////////////////</div>
<div><strong>■簒奪皇帝</strong></div>
<div>■簒奪皇帝 Q&A </div>
<div>Q1:おじさまの腕の紋様は何?<br />
腕だけでなく、体中に描かれている文様、これを呪紋といいます。<br />
この世界は、魔法が使えるのは女性だけです。男性は女性に呪紋を書き込まれないと<br />
魔法が使えません。<br />
呪紋を使うとほどけて消えてしまうので、また書いて貰わないといけません。<br />
呪紋を使う事を言祝ぐと言います。<br />
白石伯くらいの大貴族で軍人ともなると何人もの女性(というか魔法使い)<br />
に呪紋を入れさせています。 これを後宮といいます。</div>
<div> </div>
<div>■簒奪皇帝 単行本 あとがき</div>
<div>魔法の代償<br />
この世界の魔法は代価を払って発動する形になっている。 その代価は未来という可能性。<br />
女性はお腹の子供を代価に魔法を使いますが、男はそれができないので寿命を削ります。<br />
これを嫌って、男は魔法を使わず、女に魔法を模様の形で付与してもらって(これを加護といいます)<br />
キーワードで発動するしくみなっている。白石、風杜に刻まれている模様は加護です。<br />
白石は複数女性を使って一人自体の負担を減らし、風杜は一人だけに絞って加護を得ています。</div>
<div> </div>
<div> </div>
2019-12-21T01:26:56+09:00
1576859216
-
世界移動について
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/537.html
<p>※まだまとめ中です。 追加情報があったら編集する予定です。</p>
<p><u><strong>■世界移動について</strong></u></p>
<p>1:世界移動方式は3つある。(現世界の謎掲示板 7807 回答者:芝村)</p>
<p>2:それは、可能性移動、物理移動、クロス移動である。(現世界の謎掲示板 19084 回答者:芝村)</p>
<p>3:世界移動は、光速移動である。(旧世界の謎掲示板 10447 回答者:芝村)</p>
<p><u><strong>■世界移動者</strong></u></p>
<p>1:</p>
<p>世界移動すると言う時点で、世界からはイレギュラーな存在(つまり歴史を改変しうる存在)<br />
となり、過去にさかのぼって存在は消される。<br />
これによって世界は因果律を守ろうとする。</p>
<p>歴史を改変したから世界からはじかれる…記憶から消されるわけではなく<br />
歴史を改変する力を持っているから、世界からはじかれる。</p>
<p><br /><u><strong>■世界移動による身体的影響</strong></u></p>
<p>1:身長、体重<br />
その世界、地域での平均身長から計算される。体重は計算されない。<br />
(現世界の謎掲示板 15310 15332 回答者:芝村)</p>
<p> </p>
<p><u><strong>■移動方式</strong></u></p>
<p>●可能性移動<br />
1:<br />
可能性移送型移動は、人為的に同一存在を作り出し、主観を移し替える移動である。<br />
(現世界の謎掲示板 15808 回答者:芝村)<br />
2:<br />
身体は作り変えられる。(現世界の謎掲示板 15310 回答者:芝村)</p>
<p><br />
●ワールドクロス移動<br />
1:<br />
ワールドクロス(複数の世界の「距離」がゼロになって重なり、地続きで繋がるようになること)を<br />
利用した世界移動。(旧世界の謎掲示板 10447 回答者:芝村)</p>
<p>2:<br />
身体は作り変えられる。(現世界の謎掲示板 15310 回答者:芝村)</p>
<p>3:<br />
ワールドクロスを利用した移動の場合、世界は移動者を移動者、すなわち異物とは<br />
感知せずにパラドックス対策をおこなわない。(旧世界の謎掲示板 10447 回答者:芝村)</p>
<p><br />
(雑考)<br />
ワールドクロス移動では、世界移動者を異物とは感知しない。<br />
この状況で、時間犯罪が起きた場合それは感知されないのではないだろうか?</p>
<p>●物理移動:<br />
1:<br />
『Return to Ganparade』のサラリーマンの世界移動、S.Tagamiやセプテントリオンが<br />
よくやる、ゲート付近で移動。詳しい記述は、精霊機導弾ワールドガイダンス 外伝に収録されている。<br />
(現世界の謎掲示板 7807 回答者:芝村)</p>
<p>2:<br />
物理移動でない世界移動すると、身体は作り変えられる。<br />
(現世界の謎掲示板 15310 回答者:芝村)</p>
<p>3:物理移動は同一存在を傷つけることもないし、記憶の改変もおこなわせない。<br />
(現世界の謎掲示板 8049 回答者:芝村)</p>
<p><br />
■3つに含まれていない移動</p>
<p>●ゲート移動<br />
1:<br />
ワールドタイムゲートを使用した世界移動の場合、タイムパラドックス対策が行われる。<br />
(※ 世界移動者を異物として感知する。)(旧世界の謎掲示板 10447 回答者:芝村)</p>
<p>2:<br />
移動後の世界に合わせて変換する移動 (現世界の謎掲示板 8049 回答者:芝村)</p>
<p> </p>
<p><u><strong>■以下 根拠</strong></u></p>
<p>
<strong>--------------------------------------------------------</strong></p>
<p>世界を渡る三つの方法は、可能性(移送型)移動、物理移動、クロス移動という分類で正しいのでしょうか?</p>
<p>可能性移動、物理移動、クロス移動です。</p>
<p>(現世界の謎掲示板 19084 回答者:芝村)</p>
<p>---------------------------------------------------------</p>
<p>> ワールドクロスを人為的に起こすことは可能ですか。</p>
<p>絶対不可能だとはいいませんが、実例はありません。</p>
<p>> 『Return to Ganparade』のサラリーマンの世界移動が気になったもので。</p>
<p> あの移動はtagamiやセプテントリオンの皆さんがよくやる、ゲート付近での<br />
物理移動です。<br />
記述の詳しいところは精霊機導弾の設定集の中に、外伝が収録されていますので、<br />
そこを参考にしてください。</p>
<p>なお、世界の移動方式としては3つあります。こちらは過去ログを参照して<br />
ください。</p>
<p>(現世界の謎掲示板 7807 回答者:芝村)</p>
<p>---------------------------------------------------------</p>
<p>> 新井木勇美<br />
> 150CM 36KG<br />
> ↓<br />
> ニーギ・G・B<br />
> 155CM 36KG<br />
> > 体重変化なしで5CMも伸びてる~<br />
> 詐称じゃないのかなぁ・・・。</p>
<p>物理移動でない世界移動すると、身体は作り変えられます。</p>
<p>(現世界の謎掲示板 15310 回答者:芝村)</p>
<p>---------------------------------------------------------</p>
<p>>>物理移動でない世界移動すると、身体は作り変えられます。<br />
> > 2ヶ月ぶりっすね…。<br />
> では、身長が伸びる必然性はあるのでしょうか?</p>
<p>その世界、地域での平均身長から計算されています。</p>
<p>>
第六世代の特色である、プラスチックやセラミックスの骨格が全てカルシウムに作りかえられたとすると、密度の関係で身長よりも体重が変化する方が自然なのではないでしょうか?</p>
<p>体重はあまり変化しませんね。第5、第6では。<br />
骨は重くなる一方で、肉は減りますしね。</p>
<p>> それから、ニーギの移動がゲート移動であれば、多目的結晶が携帯電話、あるいは小神族に変化するはずではないでしょうか?</p>
<p>変化してますよ。<br />
というなら突っ込むなら血液型では(笑)</p>
<p><br />
(現世界の謎掲示板 15330 回答者:芝村)</p>
<p>---------------------------------------------------------</p>
<p>> 物理移動は一休みして、可能性移送について仮説を挙げます。<br />
> > サーガに従って、移動先となる世界の同一存在に記憶継承を行うことで可能性を移動させるという移動方法であるというところから始めます。<br />
> > 同一存在が、他世界にいる同一人物であるという解釈は幾度となく出ていますのでこれは確定とします。<br />
> > この同一存在が複数の世界に存在する事で世界間の類似性を保つのが、世界の安全機構の一つのメカニズムです。<br />
> 通常、世界にとって重要かつ大きな可能性を有する人物が出現した時点でWTGの情報補完によって隣接世界に同一存在が形成されます。<br />
> これは、七つの世界全体としての自然現象であり、対象個人の主観は移動したり、複製したりはしないと考えられます。<br />
> >
一方、可能性移送型ゲート移動の場合は、移動者の意思で移動しようとする世界に、自らの可能性及び主観(或いはパーソナリティ)を決定する記憶を伝達し、同一存在を作為的に作り出すと考えます。<br />
> > この際に情報伝達の担い手であるリューンを操る必要があり、その技術がオーマの技術だと考えます。<br />
> > サーガの記述には、同一存在を作るとはありませんが、この部分は伏せられていると考えれば、記述に矛盾は生まれません。<br />
> > 同一存在による情報補完が自然現象であるのに対して、世界移動が不自然で人為的な現象であるというのは、可能性を他世界に伝播し、そ<br />
> > の世界での実体を形成する点で同一の現象であることを指すと思われます。<br />
>
移動時に移動先世界で再構成されるというのは、移動前には別々の個であった移動先の実体と移動元の記憶が一つの個として(過去を含めて)整合性をとる事を意味すると考えます。<br />
> > まとめると<br />
> 可能性移送型移動は、人為的に同一存在を作り出し、主観を移し替える移動である。<br />
> という解釈は正しいでしょうか?</p>
<p>正解です。</p>
<p>(現世界の謎掲示板 15808 回答者:芝村)</p>
<p>---------------------------------------------------------</p>
<p>> 例えば・・・・<br />
> 『幻獣』が、『何らかの形で』第七世界に『実体化』したとしましょう。<br />
> その幻獣はとある人物を第五世界で殺しています。<br />
> だが、その情報はまだこちらに伝わっていませんでした。<br />
> こういう場合、幻獣の情報が優先されるのか、それとも世界情報が優先されるのか、どちらなんでしょう?</p>
<p>答え、ありえません。後から行く情報が先回りすることは、世界移動のルール(光速移動)の<br />
関係上、ありえません。<br />
(旧世界の謎掲示板 10447 回答者:芝村)</p>
<p>---------------------------------------------------------</p>
<p>ワールドクロスを利用した移動の場合、世界は移動者を移動者、すなわち異物とは<br />
感知せずにパラドックス対策をおこないません。<br />
ワールドタイムパラドックス対策が発生するのは、ゲート移動をおこなった場合のみです。<br />
(旧世界の謎掲示板 10447 回答者:芝村)</p>
<p>---------------------------------------------------------</p>
<p>世界移動すると言う時点で、世界からはイレギュラーな<br />
存在(つまり歴史を改変しうる存在)となり、<br />
過去にさかのぼって存在は消されます。<br />
これによって世界は因果律を守ろうとするのです。</p>
<p>歴史を改変したから世界からはじかれる…記憶から消されるわけではありません。<br />
歴史を改変する力を持っているから、世界からはじかれるのです。</p>
<p><br />
(旧世界の謎掲示板 11217 回答者:芝村)</p>
<p>---------------------------------------------------------</p>
<p>ゲート移動は移動後の世界に合わせて変換する移動、物理移動は移動前の世界での姿かたちのままの移動<br />
ワールドクロス移動は自身が存在している世界に合わせて自然に変わっていくということでよろしいんでしょうか。</p>
<p>そうですね。</p>
<p>それと物理移動で移動した場合に同一存在が消滅したり、移動前の世界の人々の記憶から消えてしまうということはあるのでしょうか。</p>
<p>ありません。物理移動は同一存在を傷つけることもありませんし、記憶の改変もおこなわせません。</p>
<p>(現世界の謎掲示板 8049 回答者:芝村)</p>
<p>---------------------------------------------------------</p>
2018-11-19T14:49:02+09:00
1542606542
-
モリマチさんとエンジュさん
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/536.html
<p>◆メモ的なもの</p>
<p>◆モリマチさん<br />
◯キャラクター紹介<br />
種族:小妖精<br />
「さあ、お姉さんにお任せよ!」が口癖のナイスバディ妖精。<br />
(ただし身長は15センチほど)<br />
得意なものはダンスとホバリング。</p>
<p>◆義勇社員訓練:<br />
https://www65.atwiki.jp/fantasycommunication/pages/260.html</p>
<p>38:NEFCO通信「どや顔」<br />
新東名高速道路 遠州森町PA 上がり</p>
<p>【座標:ぷらっとパーク】<br />
希望世界のここでは一羽の小妖精がホバリングしている。どや顔しているぞ。</p>
<p>43:NEFCO通信「ドヤ顔」<br />
新東名高速道路</p>
<p>遠州森町SA 下り<br />
【座標:ぷらっとパーク】<br />
希望世界のここでは小妖精の一人が空中回転している。ドヤ顔しているぞ。</p>
<p>44:NEFCO通信「霧の意味」<br />
新東名高速道路 遠州森町PA 下り</p>
<p>【座標:遠州森町PAランプB】<br />
不意に気づいたが、希望世界の霧は、<br />
おそらく妖精の国を隠すためにあるのではないだろうか。</p>
<p>◆物語</p>
<p><br />
破った隙間から入ってきたというより飛んできたのは小妖精で、私の前で腕を組み、器用なことに滞空してみせた。<br />
滞空、先生はホバリングって言ってた気がする。大きさは15センチには届かないくらい。</p>
<p>「あんたがあまりにも泣くから、遠く離れたモリマチまで聞こえてきたのよ!? それでこのお姉さんが、ばっちりやってきたわけ」<br />
(シミズ編 1話:https://genso-koryu.jp/novels/3-1)</p>
<p>温泉回<br />
(シミズ編 2話:https://genso-koryu.jp/novels/3-2)</p>
<p>
小妖精の提案に良かったことは一つもないと人間では言う。しかしそれを言えば、モリマチさんが頬を膨らませてしばらく口をきいてくれないのは分かっていた。<br />
(シミズ編 3話:https://genso-koryu.jp/novels/3-3)</p>
<p>私より体力のないモリマチさんはどうしているのだろうと思ったら、シミズさんの懐に<br />
収まって小さな傘を差していた。ずるい。とは思うが、体格が小さい故に仕方ない気もする。<br />
しかし雨ではない霧に傘は有用なのだろうか。そちらの方が気になる。<br />
(シミズ編 4話:https://genso-koryu.jp/novels/3-4)</p>
<p>木の下を陶器兵が歩いて行った。<br />
高速道路を作る際に皆壊されたと思っていた。<br />
前の戦争で戦闘騎に並んで大量に使われた兵器だ。「チルに、オズルか」<br />
(シミズ編 5話:https://genso-koryu.jp/novels/3-5)</p>
<p>イタチの村回1<br />
「私は歌を歌うわ」<br />
モリマチさんは胸を張って言った。<br />
まあ、歌はうまいのだろうとは思う。なんとなくそれは分かる。でも。</p>
<p>「絶技の口上みたいだね」<br />
モリマチさんはそう言うが、私としてはどうかな、と思う。<br />
(シミズ編 6話 https://genso-koryu.jp/novels/3-6)</p>
<p>イタチの村回2<br />
小妖精みたいにサイズの違いからくる音響差分を調整する絶技を常用しているわけではなさそうだし。<br />
それにしても小妖精と言えば物覚えが悪いということで貴族たちから信用されているのだけど<br />
モリマチさんは小さな布団だ。なぜ小妖精用の布団があるのかは分からないが、どうも小妖精がたびたびここに訪れているらしい。</p>
<p>(シミズ編 7話 https://genso-koryu.jp/novels/3-7)</p>
<p>道路回2<br />
「大丈夫、お姉さんに任せなさい!」<br />
何が大丈夫なのか私の懐で羽を休めていたモリマチさんがそう言った。昔から人間では、小妖精の安請け合いという。つまり信用できない。</p>
<p>モリマチさんは手を挙げて発言した。<br />
「コンクリートの材料に使う砂利がこっちでは少ないのよ。ほら、絶技で土地が海に呑まれた結果、大幅に海岸線が後退したでしょ。あれでコンクリートに向いた砂利がとれなくなったの」<br />
モリマチさんは良い笑顔で、コンクリートについて延々と語っていた。似合わないことこの上ない。一体何があったのか。</p>
<p>(シミズ編 8話 https://genso-koryu.jp/novels/3-8)</p>
<p>「NEFCOの技術研修を受けてたらしいよ。コンクリート技士の資格を持ってるって言ってた」<br />
「なんで小妖精が」<br />
(シミズ編 9話 https://genso-koryu.jp/novels/3-9)</p>
<p>陶器兵登場回</p>
<p>小妖精という種族はかつて栄華を誇った種族で、必ず双子で生まれてくる。<br />
日本で言うなら携帯電話のようなもので、どんなに距離が離れていても片方が<br />
片方の気持ちを理解するので、かつては戦争に便利だからと大量に作られていた。<br />
昔は一人に一羽以上の小妖精がついて戦争に欠くことのできない情報通信を引き受けていたという。</p>
<p>でもそれは、あくまで気持ちを共有できる能力あっての話。<br />
モリマチさんのように姉妹の片方をなくした小妖精は弓の的くらいにしかならない<br />
というのが人間の一般的な常識だった。私やフジエダさんも、弓の的には<br />
しないけど、そのあたりを歩いている猫程度に思っていた。でも違った。<br />
小妖精にも私たち人間と同じように個性があった。頭のいい小妖精がいたのだ。<br />
私たちは小妖精というだけで、それを理解しようともしてなかった。<br />
ただ NEFCOや日本の人々は先入観がなかったし、日本に大量にあふれる<br />
マンガや小説、アニメのせいで差別する心がなかった。なかったから普通に<br />
テストをして成績が良かったので、特別コースに進ませて専門技術者として<br />
教育したのだろう。モリマチさんもそれによく応えた。</p>
<p>(シミズ編 10話 https://genso-koryu.jp/novels/3-10)</p>
<p>「任せて。私はいつだって、お姉さんなんだから」<br />
それがとても大切なことのようにモリマチさんは言って微笑んだ。</p>
<p>彼女は両手を広げて口から歌を歌い出した。<br />
”すべての生命の母にして美の極北たる赤の赤に希う”<br />
”それは地の母が受け継ぎたる血の契約”<br />
”赤にして東雲の我は万古の契約の履行を要請する”<br />
”我は召喚する水酸化カルシウム、我は召喚するシリカ、我は召喚するアルミナ、我は召喚する! 砂と小石! そして水!”<br />
次々と空間が輝き出すと空から材料が落ちてきた。膨大な量だ。モリマチさんは誇り高い顔で歌い続けている。<br />
”回転せよ! 良く混ざれ!”<br />
「形は、木、みたいなの?」<br />
「うん」<br />
モリマチさんは微笑んで広げた手を前に伸ばした。<br />
”我は守りたる姉の誇り 我は守りたる姉妹の身”<br />
”完成せよ 巌の盾!”</p>
<p><br />
聞いたこともない絶技だった。新しい絶技? そんなもの、ありえない。<br />
全ての絶技は巨人が教えたもの、それ以外なんて、ない。<br />
でも、目の前でコンクリートの林ができあがる。</p>
<p>アスファルトの上に膝をついて、フジエダさんを見る。綺麗な羽根が<br />
根元から折れていて、胃が締め上げられているような気分になった。<br />
絶技、こんなに凄い力なのに、今まで使わなかったのはなぜか。答えが分かった気がした。</p>
<p>モリマチさんはそう言って墜落した。顔が真っ白になっていた。</p>
<p>「駄目、動こうとしたら、脚が、壊れた。どうしよう、どうしようシミズさん」</p>
<p>(シミズ編 11話 https://genso-koryu.jp/novels/3-11)</p>
<p>シズオカさん登場回<br />
「小妖精が絶技使ったら死んじゃうよね。体内に保持するリューン少ないし」</p>
<p>(シミズ編 12話 https://genso-koryu.jp/novels/3-12)</p>
<p>女の子は明るい髪を揺らしてフジエダさんの手の中にあるモリマチさんを見た。<br />
前より酷い状態になっている。<br />
「この身体は駄目だね」<br />
「そんなこと言わないでください!」<br />
思わず大きな声で支配種族に反論してしまった。殺されても仕方ない状況だったが、お目こぼしされた。<br />
というか、軽く無視された。<br />
女の子は小さく歌を歌うとフジエダさんの手の中のものを空中に浮かべた。<br />
「城の中で新しい身体をあげる。私の後継者用のストックがあるから」</p>
<p><br />
(シミズ編 13話 https://genso-koryu.jp/novels/3-13)<br />
「これをベースにして記憶を映して表面を整形するね」<br />
「ちょ、ちょっとまってください。それじゃあこの子は?」<br />
「この子?」<br />
「この小妖精」<br />
「これは小妖精じゃなくて、私の予備、人間風に言うなら後継。まだ作り始めたばっかりだからちっさいけど。<br />
でもまあ、ちょうど良いサイズだからこれを身体にすればいいと思うのよね」<br />
不意に小妖精と大妖精の名前が理解出来た気がした。<br />
人間でいうなら 小人と大人ってこと? <br />
人を妖精という言葉に置き換えたということ?<br />
いや、いや、嘘。そんな。人間だって小さい時から大きくはなるけれど。私は透明な棺桶の中を見た。これが大妖精になるとは到底思えなかった。大きさは確かに小さいけれど、体つきは人間の大人に近い。対してシズオカさんはどう見ても子供というか、幼い体つきだ。疑惑の視線に気づいたか、シズオカさんは顔を赤くして手を振った。<br />
「べ、別に子供っぽいのを気にしてこういうボディにしているわけじゃないのよ。ただ陶器兵に乗るならセクシー路線がいいかなって」</p>
<p>何を言っているのか分からないがシズオカさんは大妖精の中でもかなり残念な人のような気がする。人じゃないけど。<br />
シズオカさんは私から目をそらすともう一つ、透明な棺桶を噴水から浮かび上がらせた。そちらにはモリマチさんを入れた。<br />
「記憶の転送を始めるわ。多分4時間くらいかかるかな」<br />
「助かるの?」<br />
私以上に何も分かってなさそうなフジエダさんは必死な顔で言った。シズオカさんはフジエダさんの顔をじっと見た後、笑顔を見せた。<br />
「人間じゃよく分からないかもしれないけれど、助かるよ」</p>
<p>(シミズ編 14話 https://genso-koryu.jp/novels/3-14)</p>
<p>陶器兵の話</p>
<p>(シミズ編 15話 https://genso-koryu.jp/novels/3-15)</p>
<p>陶器兵の話2</p>
<p>(シミズ編 16話 https://genso-koryu.jp/novels/3-16)</p>
<p><br />
https://genso-koryu.jp/novels/3-17</p>
<p>https://genso-koryu.jp/novels/3-18</p>
<p>https://genso-koryu.jp/novels/3-19</p>
<p>モリマチさんはニコニコしている。<br />
小妖精にありがちな、よく分かってないけど笑顔は絶やさないやつだ。<br />
小妖精は大体それで世間を乗り切ってる。<br />
あるいは乗り切ってないけどあんまり気にしてない。</p>
<p>(シミズ編 20話 https://genso-koryu.jp/novels/3-20)</p>
<p><br />
モリマチさんは寄り道大好きな小妖精なだけあって、すぐ賛成した。<br />
(シミズ編 25話 https://genso-koryu.jp/novels/3-25)</p>
<p>藤はマメ科の植物で木じゃないんだっけ。もっと勉強しておけばよかった。<br />
モリマチさんは藤の花の蜜を楽しんだあとは花飾りを作ってその身を飾っている。<br />
ドレスみたい。飛びながらくるくる回って私に向かって微笑んでいる。<br />
彼女が元気になって本当によかった。<br />
(シミズ編 26話 https://genso-koryu.jp/novels/3-26)</p>
<p>私とフジエダさんが互いに顔を殴るのは同時だった。<br />
やめてよとモリマチさんが金切り声をあげているが、そうそう収まるものでもない。<br />
こっちが一発殴ると向こうも一発殴るからだ。<br />
一発多く殴らせるくらいの慎み深さがあれば喧嘩も収まるものを。<br />
さらに殴り合ってたら、モリマチさんが絶技の歌を歌い出した。それで、やめた。彼女がまたバラバラになったらたまらない。<br />
モリマチさんはべそべそ言っている。<br />
「もうやめてよ。なんで喧嘩するの?」<br />
小妖精は記憶力が悪い。いや、モリマチさんは良い。<br />
モリマチさんは他種族のこと信用しすぎというフジエダさんの酷い言葉を覚えている上で<br />
そんなことを言っているのだろう。</p>
<p>◆補足</p>
<p>◯同一存在<br />
同一存在は種族が異なっても成立する。<br />
理由:ゆかりさん、ドラゴンデパートのユカリさん</p>
<p> </p>
2018-05-25T23:53:17+09:00
1527259997
-
羊毛布団
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/535.html
<p>[<br />
{<br />
"title": "羊毛布団セット",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "羊毛布団セットの概要",<br />
"description":
"フィーブルの羊から取れた羊毛とリネンを用いて作られた布団セット。\n羊毛は、吸湿性、放湿性、保温性に優れている。色は白の布団で、敷布団、掛布団、枕がセットになっている。\n枕、布団のそれぞれのカバーはリネンで丁寧に作られている。\n耐久年数は7年ほどであり、比較的長くて重宝する。
寝苦しくなく、快眠作用があると言われている。\n敷布団の大きさは、幅140cmとダブルベッドサイズである。 大家族用に意識されて作られている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 1<br />
},<br />
{<br />
"title": "羊毛布団の吸湿性と放湿性と陰日干しと衛生",<br />
"description":
"羊毛は、吸湿性に優れている。人間は寝る際、汗をかくので\nこの汗が布団に貯まると、湿気が多くなりジメジメする。吸湿性が高いとジメジメしにくく、汗で体に布団が\nくっつかず、不快感がなく、寝苦しくない。布団のカバーとなるリネンも同じく吸湿性に優れている素材であり\nサラリとした滑らかな肌触りで肌に優しい。\nまた、放湿性も高い。放湿の仕方は、陰日干しという\n日向でなく、日陰に干すことである。これは羊毛は、天日干しにすると\n変色する性質を持つためである。この事で放湿し、布団に染み込んだ汗や水分を放出する事で殺菌効果を持つのである。\n日干し時間は2時間ほどであり、白い布を被せて陰日干しする。\n日干し後に手やハタキで叩くなどして、ホコリを取る。羊毛布団は汗や水分を吸い込んだまま収納すると不衛生になるので、一週間に一回はこれを行うと良い。\n洗い方は洗濯機での洗い方ではなく、手洗いになる。西国は水も少ない為、洗濯の時期も限られる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 2<br />
},<br />
{<br />
"title": "弾力性と保温性と難燃性とゆったりと眠れる効果",<br />
"description":
"羊毛は、柔軟性には優れないが高い弾力性と保温性を持っており温かい。\n保温性が高いため、体温調節機能の不十分な赤子や冷え性などの老人などにも快適に利用できる。\nまた難燃性であり、燃え広がりにくい特性を持っている。安全な布団と言える。\n吸湿性が高い為、朝起きても、布団がしけっている事がなく寝苦しくなく、ゆったりと眠れる効果はある。\nこの事で疲労回復をし、健康にも繋がるのである。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 3<br />
},<br />
{<br />
"title": "羊毛布団の臭いと厚さ",<br />
"description":
"羊毛ゆえ、多少独特の臭いがするが日干しするとある程度軽減される。\nあまり長く干さないでいると汗を吸い込んで余計臭くなるらしいので注意が必要である。\n厚みは、6センチくらいの厚みでそんなに厚くはない。\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 4<br />
}<br />
],<br />
"expanded": true,<br />
"localID": 0,<br />
"description": ""<br />
}<br />
]</p>
2018-04-28T23:38:29+09:00
1524926309
-
デスクトップ型コンピュータ
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/534.html
<p>[<br />
{<br />
"title": "PacⅠ",<br />
"part_type": "group",<br />
"description": "",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "パソコン本機の特徴",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "ごついし、でかい見た目の機体、だが美しい。",<br />
"description":
"大きさとしては、高さが1m、横幅が1m、奥行きが1.5mほどのディスプレイ内蔵型の一体型パーソナルコンピュータである。\n前面にはディスプレイとキーボードと光学ドライブと磁気ディスクドライブの差込口があり、後面には、電源ケーブルの差込口、空冷ファンなどが取り付けられている。\n機体色自体はベージュ色で外装は厚手の樹脂ケースに覆われている。内装は鉄製である。\nマザーボードなどの内蔵のプリント基盤には、ガラス繊維製の布(クロス)を重ねたものに、エポキシ樹脂を含浸したガラスエポキシ基盤と呼ばれる\n基盤が使われており、電気的特性・機械的特性ともに優れたものを使用している。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 2<br />
},<br />
{<br />
"title": "PacⅠの命名と経緯と作成者",<br />
"description":
"Personal・Auto・Computerの一号機という意味で\nぱんくすが国の有志と共に情報機器の勉強の意味も兼ねて、半導体などの材料を集めて、自ら製作したパーソナルコンピュータである。\nそれゆえに未熟で、出来としては良いものとは言えないが丈夫な機体である。\nほぼ一機のみの製造であり、特別機である為、高価である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 3<br />
}<br />
],<br />
"localID": 1,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "電子計算機(デジタルコンピューター)",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "コンピュータとは",<br />
"description":
"コンピュータは、計算機のことであり、アナログとデジタルに分かれる。\n英語では、computerであり、計算手という意味である。\nコンピュータが生まれる前、人間の計算を補助していたものを計算機と呼び、この計算機を用いて\n計算を職業としていた人を、計算手と呼んだらしい。\nアナログは、量などの変化を連続的に表したものである。\n例えとして、アナログ時計は、針が動いて時間の変化を連続的に表示している\nアナログ計算機は、数値データを電圧・抵抗・回転角などの物理量に置き換えて演算を行う計算機である。\n主に計算尺などもアナログの計算機とされている。\n計算尺では対数尺上の目盛りで数値を表し、カーソル線を合わせて滑尺を滑らせ演算を行う。数値はこのように連続な「アナログ」値として表すことができ、数値に対応して電圧などの何らかの物理量を設定することで表すことがある。\nデジタルは、連続的な量を、段階的に区切って数字で表すもの。連続量ではなく、整数のような離散的であるものを言う。\nこの場合、デジタル時計では、時、分、秒も断続的に表示する。この例で言うと、算盤はデジタル計算機といえる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 5,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "電子計算機までの道のり",<br />
"description":
"デジタルコンピュータは、古くは算盤などや歯車などを用いた計算機から始まり、機械式計算機を経た。\nその後、電子計算機として真空管計算機、そしてトランジスタと呼ばれる半導体素子を用いた計算機から、シリコンを用いた集積回路へと移り変わってきた。\n現在の多くの電子計算機としてのコンピュータは、\n半導体の電子回路の基盤、集積回路を用い、予めに決められた命令(プログラム)に従って演算を行う機械の総称として扱われる。\n電子計算機は、計算を機械的に、さらには自動的におこなう装置である。人間がおこなう計算をアシストする事に用いられ、\n主に、演算装置の他に制御装置・記憶装置を備えている機械を指す。\n必ずしも、パーソナルコンピュータが通常備えている「入力・記憶・演算・制御・出力」の役割を持つデバイスを持つ\n必要はなく、情報処理に必要不可欠な記憶・演算・制御の役割を持つデバイスが備わっている電子基盤などに含まれる演算機能を担う半導体チップである「マイクロプロセッサ」も電子計算機として解される事がある。電卓なども電子卓上計算機として、電子計算機に該当する。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 6<br />
},<br />
{<br />
"title": "ハードウェアと構成装置",<br />
"description":
"コンピュータにおいて「ハードウェア」は、集積回路によって構成される。コンピュータの「物理的部分」を指す。\nコンピュータの「ハードウェア」は、\n算術演算(加算・減算など)のような基本的な演算や論理演算や比較演算などの演算処理を行なう演算装置、\nコンピュータが処理すべきデジタルデータをある期間保持するのに使う記憶装置と演算装置やレジスタの動作や、記憶装置の読み書き、入出力などを制御する装置である制御装置、コンピュータに情報を入力したり、計算結果を外に送り返したりすることを可能にするための入出力装置がある。\n外部から見て、コンピュータに情報を送ることを入力、逆にコンピュータから情報を得ることを出力という。\n液晶ディスプレイなどの映像を出力するなど出力装置であるし、キーボードなどのパソコンに情報を入力するの装置は、入力装置である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 7,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "ソフトウェアについて",<br />
"description":
"ソフトウェアとは、コンピューターのハードウェアを能率よく使うための情報であり、コンピューターの動作を制御する文字列(プログラム)の集まりを指す。\n個別の利用に応じて開発されたものをアプリケーションソフトウェア。そのアプリケーションソフトウェアとハードウェアとの間で効率よく実行するように管理するものをオペレーティングシステムという。基本、オペレーションシステムやアプリケーションなどのソフトウェアは記憶装置に入れられる。\n大まかな手順としては、人間が、キーボードなどの入力装置でコンピュータの記憶装置内のソフトウェアに命令を入力し、ソフトウェアは入力されたプログラムから命令を解釈し、命令に応じて演算処理を進め、処理結果を記憶装置に入力し、さらにそこから液晶ディスプレイなどの映像出力機器に出力し、人間に結果を知らせるのである。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 8<br />
},<br />
{<br />
"title": "コンピュータにおける命令とは",<br />
"description":
"コンピュータにおける命令とは、コンピュータに含まれる演算装置が処理する操作の事である。\n命令には、通常、加算・減算・乗算・除算の四則演算、条件分岐命令などからなる、その他にもシフト演算、論理演算なども含まれる。\n演算装置によっては、複雑な演算処理を多数持っている。\nプログラムとは、計画を意味する英語(Program)から付けられたコンピュータ用語である。コンピュータに命令を処理させるための操作者が入力する実行文である。\nプログラムには、それを記述するための形式言語であるプログラミング言語がある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 9<br />
},<br />
{<br />
"title": "プログラムとプログラミング言語",<br />
"description":
"プログラミング言語は、人間がコンピュータに命令を指示するために作られており、コンピュータが曖昧さなく解析できるように設計されている。\n多くの場合構文上の間違いは許されず、人間はプログラミング言語の文法に厳密にしたがった文を入力しなければならない。\nプログラミング言語には、低水準言語と高水準言語が存在する。
ソフトウェアを階層構造と考えた場合に\n上からソフトウェアなどを表すアプリケーション層、ミドルウェア、オペレーションシステム、デバイスドライバなどの中間層、ハードウェアを表す物理層がある。\n上に行くほどに高水準言語であり、下に行くほどに低水準言語である。低水準言語は、機械が直接解釈実行可能な言語であるが、人間には解釈が困難である為、人間でも解釈可能なものに言語化したのが、高水準言語である。\nしかし、ソフトウェアの命令をハードウェアのに実行させるには、高水準言語から低水準言語へ変換しなければならない。この言語変換処理を行なうプログラムを「コンパイラ」と呼ぶ。\n高水準言語を低水準言語に変換する場合はその間に処理が挟まるため処理は変換処理が入るため遅くなる。
低水準言語同士の変換の場合は変換処理は速くなる。\nハードウェアにおけるプログラミング言語は、0と1で表される2進数で書かれた言語である「機械語」があり機械が直接解釈実行可能なプログラミング言語である。\n同じくハードウェアで使われる「機械語」よりも少し人間にも理解しやすく作られた低水準言語を「アセンブリ言語」と呼ぶ。それ以上の言語は、高水準言語である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 10<br />
},<br />
{<br />
"title": "2進法とデータ(ビット)について",<br />
"description":
"デジタルコンピュータは、二進法のデータを用いる。\n二進法とは、1と0だけで数を表現する方法で、十進法の2,3,4,5はそれぞれ10,11,100,101となる。\n二進法による表現は桁(けた)数が大きくなるが計算規則が単純で、\n電子式コンピュータの電子回路などのディジタル回路(ディジタル論理回路)、磁気ディスク等の記憶メディアでは、電圧の高低、磁極の
N/S など、物理現象を二状態のみに縮退して扱うので、それに、真と偽の2つの値のみを使用する二値論理(しばしば、電子的には H と L、論理的には T と F
という記号が使われる)をマッピングする。\nさらにそこで数値を扱うには、それに二進法を関連付けるのが最適である。\n\nデジタルコンピュータでの二進法のデータをビット(bit)という。\n英語のbinary
digitを略してbitという所から来ている。意味は二進数字である。\nテキストも数値も画像もコンピュータの内部ではビット(bit)である。\nビットは、それがいくつか集まった単位でまとまって扱われることも多い。よく使われる単位にバイトがある。バイトは、8ビットである。\nバイトは、容量の小さいものから順に、バイト(B)、キロバイト(KB)、メガバイト(MB)、テラバイト(TB)などの単位がある。\n例えば、1キロバイト=
1,000バイトであり、1メガバイト=1000キロバイト、1テラバイト=1000メガバイトである。\n基本は、一つ前の単位の1000倍が次の単位である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 11<br />
}<br />
],<br />
"localID": 4,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "デスクトップ型について",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "デスクトップ型パーソナルコンピューターとその詳細な仕様について",<br />
"description":
"パーソナルコンピューターとは、個人向けの大きさ、価格、仕様を持ち、使用者が直接的に操作できるように造られた\nコンピューターである。
英語で、「personal
computer」と書き、私的なコンピュータ。個人向けパソコンという意味である。\nデスクトップ型パソコンは、その中でも持ち運びを念頭に置いていないパソコンである。\n重量が重く持ち運びには適さず、外部から電力を用いて稼働させる。\n持ち運びに適さない代わりに、パーツの増設が可能である。しかしながら、あまり大きいと場所を取るのでそこも難しい問題である。\n主な仕様としては、演算装置である中央演算装置、主要電子基盤であるマザーボード、主記憶装置であるメモリ、補助記憶装置であるハードディスク。\nキーボード、マウスなどの入力装置。
映像出力する液晶ディスプレイ、パソコン全体に電気を流す為に必要な電源装置と各種ケーブルがある。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 13<br />
}<br />
],<br />
"localID": 12,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "CPU(中央演算装置)",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "中央演算装置(CPU)についての概要",<br />
"description": "中央演算装置、英語では、Central Processing Unit
と書く。略してCPUである。\nコンピュータの中の「演算装置」の役割を果たす半導体チップである。\nデータは2進数(0と1の数値)で表現される。一度に扱うことのできるデータの単位容量が決まっており、この量と伝送頻度(単位はHz(ヘルツ))\nによってコンピュータの処理性能がほぼ決定される。
\n古くは、CPUは8ビット単位で処理されていたが、32ビット、64ビット単位で処理するCPUも存在する。よりビット数が大きくなるほどに処理が高速化する。\n集積された大規模集積回路として搭載されておりCPUを指してマイクロプロセッサと呼ぶことも多い。\n\nCPUの主な機能は以下である。\nプログラムの制御\n主記憶装置に格納されたプログラムデータを取り出して、プログラム内の命令を解読し、その命令内容にしたがってさまざまな処理を行う。\n演算の制御\n主記憶装置に格納されているデータに対してプログラムで指示されたとおりに、四則演算や論理演算などを行う。\n入出力の制御\n入力装置や補助記憶装置に対して、どのようなデータを格納するのかを指示する。また、演算装置による演算結果を出力装置に送る指示を与える。\n\nパソコンの中での主な動作の働き:\nCPUは、まずメモリ(主記憶装置)に記憶されたプログラムを読み込み、次にプログラムの指示に従って入力装置や記憶装置からデータを受け取り、データをプログラム通りに演算・加工した上でデータをメモリなどの主記憶装置やディスプレイなどの出力装置に送るなどが通常の動作である。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 15<br />
},<br />
{<br />
"title": "中央演算装置の動作周波数とクロック生成回路と命令数",<br />
"description":
"動作周波数は、1秒間に刻むクロックの数を表し、クロック周波数とも呼ばれている。単位はHz(ヘルツ)で表され、たとえば1秒間に100回のクロックを\n刻む場合は、100
Hz(ヘルツ)と表現する。CPUをはじめとしたコンピュータの各回路は、一定の時間で刻まれるクロック信号に歩調を合わせながら処理を行っている。\nこのクロック信号は、非常に正確な時間間隔でパルス(非常に短い時間の間だけ変化する電流)を発生する水晶発振器によって生成される。\n基本、この動作周波数が高いほど、高速な処理が行なえる性能の高いCPUとなる。\n\nクロックとは、クロック同期設計のデジタル論理回路が動作する時に複数の回路のタイミングを合わせる(同期を取る)ためにメトロノームのように使用される。\n電圧が高い状態と低い状態を周期的にとる信号である。時計のような役割、タイミングを合わせる役割がある。\n信号という言葉には様々な意味があり、ここでは「情報を運ぶことができるエネルギーの流れ」を意味する。\nCPUをはじめとしたコンピュータの各回路は、一定の時間で刻まれるクロック信号に歩調を合わせながら処理を行っています。このクロック信号は、非常に正確な時間間隔でパルス(非常に短い時間の間だけ変化する電流)を発生する水晶発振器を搭載したクロック生成回路にて生成される。\nPC内の回路では、さまざまな周波数のクロック信号が必要とされるので、回路ごとに水晶発振器を設けるのは現実的ではない。\nそこで可変周波数発生回路によって、1個の水晶発振器からさまざまな周波数を持ったクロック信号を生成させるようにしている。\n\nCPUの周波数には、入力したクロック信号の整数倍の周波数を持つクロック信号を生成する回路を用いている。\nこれは、たとえば、1GHzで動作するCPUの場合、100MHzのクロック信号を入力したら、それをCPU内の回路で10倍に変換する。\n\nCPUには、1クロックあたりに実行可能な命令数ある。実行命令数÷所要クロック数で計算されます。命令数が大きいほど命令の実行効率が高い。\nこの命令数に、動作周波数をかけたものがCPUの処理性能である。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 16<br />
},<br />
{<br />
"title": "論理演算と論理記号と算術演算",<br />
"description":
"CPUでは、論理演算と算術演算を用いて計算する。\n論理演算とは、与えられた命題に対して、ある一定のルールに基づき、その真偽を求める演算のことである。コンピュータは、0と1ですべての処理を行いますが、論理演算の真偽は、1が真、0が偽という形で割り当てられる。\nこうした論理演算を行う回路を論理回路といい、論理回路を構成する基本的な単位をゲート(論理素子)という。論理設計で使用される回路図では、論理回路をミル記号と呼ばれる記号で表現する。\n主な論理演算の種類:\nAND(論理積)\nXとYという2つの値が与えられたとき、そのAND演算の結果は、2つの値のうちどちらも1のとき1になり、それ以外で0となる。\nOR(論理和)\nXとYいう2つの値が与えられたとき、そのOR演算の結果は、2つの値のうちどちらかが1のとき1になり、それ以外では0となる。\nNOT(否定)\nNOT演算は、1つの値に対して1つの値を出す。0のときは1になり、1のとき0となる。\n\n算術演算\n算術演算は2つ以上の値に対して四則演算(加算、減算、乗算、除算)を行うものだが、これらの四則演算は論理演算がベースとなっている。\n半加算:AとBという2つの値が与えられたとき、AとBを加算した値を出す。加算した値は、「0+0=0」「0+1=1」「1+0=1」「1+1=10」となる。\n全加算:半加算器は、2ビット以上の桁を持つ値の加算には使用できない。これは、下位の桁からの桁上がりに対応できない為である。そこで下位の桁からの\n桁上がりも考慮にされた全加算が生まれた。加算を行うAとBの各桁の値に、下位の桁からの桁上がりが入力として加わる。\n複数桁(複数ビット)の加算回路:全加算と半加算の組み合わせによって実現する。最下位の桁はその下からの桁上がりがないので半加算器\n2番目以降の桁については桁上がりを考慮して全加算器となる。\n\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 17<br />
},<br />
{<br />
"title": "複雑命令セットと縮小命令セットのアーキテクチャの設計手法",<br />
"description":
"命令セットアーキテクチャとは、コンピュータのハードウェアに対して命令を伝えるための言葉である。\nその命令手法には、今の所2種類存在する。\n一つ目は、「複雑命令セット」である。\n複雑命令とは1つの命令が一連の複雑な処理を実行する方式。\nいろいろな処理をできるだけ少ない命令回数で済ませることで、パフォーマンスを上げる演算方式である。\n各命令は仕様によって、最も適した命令のフォーマットとサイズに設計される。\nそのために、各命令で実行時間が異なり、1命令ごとに処理能力を追求していますので、命令長は決まった形でなくても良い。\nこの方式は、コンピュータのCPUが命令を実行する際に、対象となるデータのメインメモリ上での所在情報(アドレス、番地)\nを指定する方法「アドレス指定方式」を用いており、高い直交性を持つ。\nCPU内部で一つの命令をより細かく単純なマイクロ命令(マイクロコード)の列に置き換えてから実行するマイクロプログラム方式が用いられている。\n命令語長や実行時間が命令によってまちまちであるため、パイプライン処理などで並列度を高めにくく、命令が多く複雑なため回路規模も大きくなりがち\n(開発期間・コストの増大を招く)だが、一つの命令で複合的な処理や複雑な処理が可能なため、同じ処理内容ならば機械語のプログラムは短くて済む。\nコンパイラなどで最適化を行わなくても高速なコードを生成できる。\n1つの命令は複数のクロックで処理される。数サイクルかかっても、複雑な処理の結果が1度に出れば、結果的に効率の良い処理になる。\n二つ目は、「縮小命令セット」である。\n縮小命令は1つの命令が簡単な処理しか行わない命令であり、簡単な命令の分、1つ1つの命令は高速に実行する事ができる。\n複雑な命令を実行すると、命令の実行時間は短時間というわけにはいかない。また、CPUの内部の論理回路も複雑になる。\nそれだったら、逆に、「命令は簡単だが、高速で複数の命令を組み合わせて実行させたら、複雑命令セットよりも効率の良い演算ができるのではないだろうか?」\nという概念で考え出されたのが「縮小命令セット」である。\n命令の長さを固定にして、パイプラインという概念を採用したものである。\nパイプライン処理は、命令の実行段階を複数の段階に分けて、次の命令を先読みして並列化して高速化する処理である。\n見かけ上、1クロック1命令実行を実現することができる。\n「アドレス指定方式」も削減されている。\n1命令の高速処理、すなわち1命令1サイクルを実現するためにパイプライン処理を採用しているので、命令サイズは固定になる。\n\n結果、複雑処理命令セットに縮小命令セットの概念が追加された事により、その両者の差は薄れつつある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 18<br />
},<br />
{<br />
"title": "機械語命令",<br />
"description":
"CPUが直接理解できる命令は機械語命令といいます。機械語は低水準言語である。\n通常、プログラムは、高水準言語と呼ばれる人間が理解しやすいプログラム言語で記述されるが、CPUは直接理解することができない。\nそこで、プログラム言語で記述された内容を機械語に翻訳してから、CPUに送信する。\n\n機械語命令の主な種類は以下である。\n論理演算命令…論理演算(論理積、論理和、否定、排他的論理和など)を行うための命令。\n\n算術演算命令…四則計算(加算、減算、乗算、除算)を行うための命令。\n\nシフト演算命令…レジスタ(CPUが命令を実行するときに一時的にデータを格納する高速で小容量の記憶装置)の内容を指定したビット数だけ桁移動させるための命令。\n\n分岐命令…指定された番地にジャンプするための命令。本来進むべき番地と外れるような番地へ進行方向を移す場合に用いられる。\n\n比較命令…値の代償比較を行うための命令。主記憶装置上のデータとレジスタの値、主記憶装置上の2つのデータ同士を比較するために用いられる。\n\nデータ転送命令…主記憶装置とレジスタ間、また2つのレジスタ間でデータ転送を行うための命令。\n特に、主記憶装置からレジスタにデータを転送する命令をロード命令、レジスタから主記憶装置にデータを転送する命令をストア命令という。\n\n入出力命令…主記憶装置と補助記憶装置の間、または主記憶装置と入出力装置の間でデータ転送を行うための命令。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 19<br />
},<br />
{<br />
"title": "バスインターフェース",<br />
"description":
"CPUとその他の装置でやり取りされるデータを制御する回路である。\nCPUと外部回路(通常はチップセット)を結ぶデータバスを「CPUバス」や「システムバス」という。\nバスインターフェースでメインメモリから読み込まれた命令は、一度キャッシュメモリに貯えられる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 20<br />
},<br />
{<br />
"title": "CPUのキャッシュメモリ",<br />
"description":
"CPUは命令を実行する際、メインメモリから必要なデータを読み出し、命令実行後に演算結果をメインメモリに書き戻す。\nこのデータのやり取りは、本来ならばスムーズに行われべきものだが、CPUが高速化した際に、\nメインメモリの処理速度がCPUに追いつかなくなってしまう。メインメモリの遅延の問題が発生する。\nこの為、CPUとメインメモリの間にメモリよりも高速なキャッシュメモリを設ける事で、両者の速度差を緩衝している。\nャッシュメモリには電力が切れると記憶された内容が消える揮発性メモリである超高速の記憶素子を使用している。\nCPUとメインメモリの速度差が極めて大きいことから高速なキャッシュメモリ(1次キャッシュ)を設けたとしても、\nこのキャッシュメモリとメインメモリの速度差は依然として縮まらない。\nそこで、キャッシュメモリとメインメモリの間にさらに低速のキャッシュメモリ(2次キャッシュ)を設けることで、キャッシュメモリと\nメインメモリの速度差を緩衝し、全体としてのバランスをとっている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 21<br />
},<br />
{<br />
"title": "CPUのデコーダーと制御ユニット",<br />
"description":
"CPUには、デコーダーと呼ばれる命令の内容を解読する回路と解読された命令を制御する回路がある。\nバスインターフェースからメモリなどやチップセットから来た情報が\n足し算なのか、かけ算なのか、割り算なのか、あるいはデータ転送なのか、といった具体的な情報に解読する。\nこの作業をデコードと呼び、解読された命令が「制御情報」となる。\nこの制御情報は、演算ユニットをどのように動作させて演算させるかをコントロールする為の情報であり\n制御回路で判断される。演算の対象となるデータは、メモリーから外部バスインタフェースを通して演算ユニット内のレジスタに読み込まれる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 22<br />
},<br />
{<br />
"title": "演算ユニットのレジスタ",<br />
"description": "CPUは レジスタ (register, processor register)
と呼ばれる小規模な記憶装置を持っている。1つ1つのレジスタは 8ビット, 16ビット, 32ビット,最近では 64ビット
といった数値を記憶することができる。CPUは数個から多くとも数十個程度のレジスターを持っている。\n\nレジスターはメモリと比べて記憶容量が小さいが、その代わりとても高速に読み書きすることができ、レジスターに記憶されている値を使って四則演算や論理演算などもできる。CPU
が行う処理は,メモリからレジスタに値を読み込んで( ロード :load),何らかの演算をし,レジスタに格納されている結果をメモリーに書き込む(
ストア:
store)。基本的には,この繰り返しである。\nレジスタは漠然とした記憶媒体というよりは「演算の対象や演算結果」を記憶するために使用される。一般的にレジスタが大きいと一度に扱える情報は増える。16bitが一度に処理できる情報は2の16乗すなわち65536であり、これが64bitともなると2の64乗つまり18446744073709551616という途方もない数字になる。\nこのようにレジスタのbit数が大きいとそれだけ処理速度が高いと言えるが、この高性能なレジスタを開発するには、かなりの開発費が必要である。\nこのレジスタの幅を持って、64bitCPUなどと呼んだりする。\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 23<br />
},<br />
{<br />
"title": "CPUのスケジューラー",<br />
"description":
"CPUには、スケジューラーという回路が搭載されている。スケジュールとは、日程、予定などの意味を指す英語である。\n主な用途としては、演算回路に渡す命令の順序を決める回路の事である。\nスケジューラーは、算術論理ユニットやアドレス生成回路用の整数演算命令用スケジューラーと、浮動小数点演算を行なう用のスケジューラーがある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 24<br />
},<br />
{<br />
"title": "演算ユニットの算術論理演算計算ユニット、アドレス生成ユニット",<br />
"description": "算術論理演算計算ユニットでは、\n四則演算や論理演算などを行う演算回路である。
\nコンピュータでは、コンピュータの利用目的としての計算以外にも、アドレスの計算などの目的で加算が\n多用されるため、高速な加算器が重要であり、桁上げ先読み加算器が使われる。\nアドレス生成回路では、\nデータをアクセスする際のメインメモリの番地を生成する回路である。\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 25<br />
},<br />
{<br />
"title": "浮動小数点演算ユニット",<br />
"description":
"コンピュータの主に、グラフィックス処理や科学技術計算などでよく用いられる浮動小数点の演算を高速に処理する演算回路である。\n浮動小数点は「数字を仮数、基数、指数の要素で表現すること」で、あるいは「仮数部と指数部のみを記憶しておくやり方」である。\n例:123.45という数字を、1.2345×10の2乗の様に計算することである。\nX
× Y ^ Z(XかけるYのZ乗)\n形式で表現するやり方が「浮動小数点」であり、この場合、Xが仮数、Yが基数、Zが指数になります。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 26<br />
}<br />
],<br />
"localID": 14,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "メモリ(主記憶装置)",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "主記憶装置の概要と主な役割",<br />
"description":
"メモリとは、英語でmemory、記憶の事を意味するからきている名前である。\nメモリとは、ある一定期間のデータを記憶する為の部品、装置、電子媒体の総称である。\nそれらの内、デジタル・コンピュータ内で使われるメモリは、主記憶装置の事を意味する。\nその他に、ハードディスクドライブのような電源を切ってもデータが消えない記憶媒体の事をストレージドライブと分けることがある。\n\n主記憶装置は、中央演算装置であるCPUと直接データのやり取りを行なう部品である。\nハードディスクドライブがデータの長期保存に向いているのに対して、メモリは、揮発性の半導体であり、コンピュータの\n電源を切るとその中に入っているデータは失われる。\nハードディスクドライブは、補助記憶装置として長期保存に向いているが、データの読み書き速度が遅い。\nメモリは長期保存に向いていないが、読み書きの速度が速い。処理速度の速いCPUが速度の遅いハードディスクドライブ\nを読み込むと、コンピュータの処理速度が遅いCPUに合わせられる事になり、効率が悪く、処理速度も全体的に遅くなる。\nその為、CPUと速度の近い主記憶装置としてCPUとデータのやり取りを直接行う役割を持つ。この事からメモリは、作業机として例えられる。\nメモリが多ければその分、ソフトウェアを多く速く起動する事ができるのである。\nオペレーションシステムもソフトウェア故にメモリ容量を使う。\nメモリの容量を増やすには、単純に何枚かメモリをマザーボードに増設すればよいが\nマザーボードに何枚もメモリを増設する為には、マザーボードの仕様から変更せねばならず、それには技術開発と資金が必要である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 28<br />
},<br />
{<br />
"title": "メモリの種類と概要",<br />
"description":
"メモリと呼ばれる装置は、パーソナルコンピューターに主に使われる半導体集積回路が用いられたデータを電気的に記憶する装置の名前である。\nメモリには大きく分けて2種類存在する。\nRAM(Random
Access Memory)\nデータの読み出しと書き込みができるメモリ\nROM(Read Only
Memory)\nデータの読み出ししかできないメモリ\n又、データの記憶に電源を必要とするメモリ、しないメモリも存在する。\n一般的に
ROMというと読み出しのみなのだが、書き換えが可能なROMもあり\n専用の書き換え機を用いて書き換える。\n書き換え可能なROMで
現在最もよく使われているのが、フラッシュメモリーであり、これは\n電気的に書き込み、専用の書き込み器が必要なのである。\n揮発性メモリ\nデータの記憶に電源を必要とするメモリであり、主にRAMがそうである。\n不揮発性メモリ\nデータの記憶に電源を必要としないメモリであり、主にROMなどがそうである。\nこの内、コンピュータの主記憶媒体で使われるメモリは、\nRAMであり、揮発性メモリである。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 29<br />
},<br />
{<br />
"title": "ダイナミックRAM",<br />
"description": "Dynamic Random Access
Memoryという名前の英語のメモリである。\n略してDRAMと呼ばれる。Dynamicとは、動的という意味である。\n電源の供給がないとデータが消失する揮発性メモリであり、集積回路のチップの中の素子に小さなコンデンサ(寄生容量)が付随することを\n利用した記憶素子であるため、常にリフレッシュと呼ばれる記憶保持動作を必要とする。\nスタスティックRAMに比べて、記憶保持動作を必要とする点から常に電力を消費することが欠点だが、安価に製造できる点がある。\n\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 30<br />
},<br />
{<br />
"title": "スタティックRAM",<br />
"description": "Staticは、英語で、静的なという意味である。\nダイナミックRAM (DRAM)
とは異なり、定期的なリフレッシュ(回復動作)が不要である。\n内部構造的に、レジスタと同じように順序回路という「静的な回路方式により、情報記憶する」であることからつけられたメモリである。\n基本的に電力の供給がなくなると記憶内容が失われる揮発性メモリであり、但し原理上、アクセス動作が無ければ極く僅かな電力のみで記憶を保持できる。\nDRAMと比べて記憶容量あたりの単価が高いため、高速な情報の出し入れが可能な点を生かしたキャッシュメモリでの使用や、低消費電力を生かした携帯型機器での使用など、比較的データ量の少ない用途によく用いられる。また、低消費電力の例として、スタティックRAMに小さな電池を内蔵あるいは外部に配置することで、主電源が供給されない間も記憶情報を保持する仕組みの不揮発メモリとしても使われる。主にマザーボードの基盤に用いられるシステムとして使われることがある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 31<br />
},<br />
{<br />
"title": "メモリモジュールについて",<br />
"description":
"メモリモジュールとは、複数の半導体メモリチップを基板に装着して配線し、コンピュータに接続するための接続端子を設けたもの。\n以前は、メインメモリはマザーボード上に直接実装されていたが、利用者の要求に応じて容量を変えて出荷したり、後から大容量のメモリを入手して追加・交換する必要性が高まったため、本体から分離されてメモリモジュールの形で製造される事がある。\nただ、メモリに直接実装している場合、何回もメモリの付けはずしを行なっていたり、経年劣化によりマザーボードのメモリソケットが弱くなった場合などで\nメモリモジュールが外れるとパソコン自体が起動しないなどの不具合がある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 32<br />
},<br />
{<br />
"title": "メモリ(主記憶装置)のバンクについて",<br />
"description":
"コンピュータが内蔵するメモリはある程度の容量ごとにまとめて管理され、アクセス要求が発生すると対象となる領域を選択し、その領域に対してだけアクセスを行う。この事で効率を上げる。この管理単位をメモリバンク、あるいは単にバンクと呼ぶ。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 33<br />
},<br />
{<br />
"title": "メモリインターリーブ",<br />
"description":
"メモリインターリーブは、メモリのデータ転送を行なう高速化技術である。\nメモリの読み書きにはいくつかの段階があり、CPUがアクセス要求を行ってから実際にデータが送られてくる(あるいは書き込みが完了する)までには、「レイテンシ」と呼ばれる待ち時間が発生し、時間差が生じる。メモリへのアクセスは時間がかかるため、コンピュータの処理速度はこの「待ち時間」に足を引っ張られる形で、遅くなる。\nCPUとの速度差は、埋めにくくなる。メモリへのアクセス要求は短期的には局所性が極めて強く、連続した領域に順番に読み書きを行うことが多くなる。この特徴を利用して、複数のメモリバンクに跨る形で連続したアドレスを交互に振っておき、あるデータにアクセスする遅延時間の最中に次のアドレスへアクセス要求を発行して時間を有効利用するのがメモリインターリーブである。バンクの数を増やせばその分高速にアクセスできるようになり、2つのバンクを用意すれば2倍、4つで4倍の高速化を図ることができる。ただし、実際にはコントローラのオーバーヘッドや、不連続なアドレスへのアクセスがあるため、バンクの数だけ性能が向上するわけではない。\nバンクを増やすことで電力が増えてしまう面がある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 34<br />
},<br />
{<br />
"title": "メモリの増設限界",<br />
"description":
"メモリには容量限界がある。メモリーには、どの場所にデータを格納するかを管理するために、1バイト単位で「番地」が割り振られている。\nこの番地の総数は、32ビット版では42億9496万7296。このため、利用できる容量は最大42億9496万7296バイト=約4GB(ギガバイト)となる。\n二進数は、0と1の二通りしかなく、各桁も2通りしかない。32桁の場合は、2の32乗となる。\nCPUが32bitに対応する場合、オペレーションシステムも32bit以上でなければならず、メモリの容量も32bit以上のOSでの容量限界である4GBに限定される。\n方やCPUが64bit対応ならば、オペレーションシステムが32bitでも問題ないし、64bitでも問題ないが、メモリは32bitの制限である4GBに合わせられる。\n64bitメモリの容量限界は、最大約172億GBであるが、多すぎる為、家庭向けでは16GB制限にとどめられている。\nメモリを増設制限する事でその分生産費用を安くする事もできる。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 35<br />
}<br />
],<br />
"localID": 27,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "マザーボード(主要電子基盤)",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "マザーボードの概要",<br />
"description":
"マザーボードは、デジタルコンピュータで使用される電子装置をする構成するための主要な電子回路基板。\n中央演算装置であるCPU装着するCPUソケット、主記憶装置であるメモリを装着するメモリソケットを持つ。\nまた補助記憶装置であるハードディスクドライブ、データの入出力装置である光学ドライブのデータ転送用ケーブルを差し込むコネクタを有する。\nマザーボードやマザーボードに装着されるCPUやメモリやグラフィックボードやインターフェースに電力を供給する電源装置のコネクタも有する。\nマザーボードは、これらの装着された装置を管理するプログラムをインストールされた-ROMとチップセットと呼ばれる大規模集積回路を搭載し、これらを制御している。\nまた、マザーボードや制御の際に異常を検知するとピープ音と呼ばれる音を発し使用者に異常を伝える小型スピーカー、電源を供給していない間も\n管理プログラムの設定、時計のデータを保持するバッテリーを搭載する。\nマザーボードは、パソコンには無くてはならない部品なのである。\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 37<br />
},<br />
{<br />
"title": "CPUソケット",<br />
"description":
"CPUをマザーボードに装着する装着部。\nCPUの規格によって差込口が異なる。規格に合うCPUを装着しなければ装着できない。\nCPUは、パソコンの中で重要な部品である為、装着しても容易に外れないように固定できる蓋がつけられている。\nまたCPUは、精密機械である為、装着には十分な注意が必要である。\n複数のピンを持つCPUソケットは、装着の際にそのピンが曲がってしまい、所謂ピン折れという状態になってしまい、それでマザーボードが\n無駄にCPUが取り付けられず故障の原因となる。装着にはある程度の器用さと知識を用し、手順を守ればあまり失敗する事はないの\nだが、慣れた者でも甘く見ると失敗する。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 38<br />
},<br />
{<br />
"title": "メモリソケット",<br />
"description":
"メモリスロットともいう。\n主記憶装置であるメモリ、複数のRAMを搭載したメモリモジュールをマザーボードに装着する装着口である。\nメモリは、細長い長方形の基盤であり、パソコン本体の大きさにもよるが\nデスクトップパソコンでは4枚、ノートパソコンでは、2枚もしくは1枚が基盤に平付けになっており\nもう一枚だけ増設可能だとする事がある。又、接触不良や振動などによるズレを防ぐため、スロットの両端には固定レバーなどが備えられている。\nRAMの規格によってモジュールとスロットの形状は決まっており、誤接続を防ぐため異なる規格の端子同士は物理的に差し込めないような形状になっている。\n一つの端子がモジュールの両面に渡って実装されている(表も裏も同じ端子)タイプのモジュールをSIMMと呼び、同じ箇所の表側と裏側にそれぞれ別の端子が実装されているタイプをDIMMと呼ぶ。記憶容量の増大と端子数の増加によりDIMMタイプが主流である。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 39<br />
},<br />
{<br />
"title": "グラフィックチップ",<br />
"description":
"グラフィックチップと呼ばれるパーソナルコンピュータなどの映像を信号として出力または入力する機能を、単独チップとしたものがマザーボードに搭載されている。\nグラフィックボードは、CPUだけでは2Dや3Dの高画質映像の描画をするのに処理能力が足りない場合に、映像面を主に計算処理するチップである。\nこのチップによりパソコンの映像処理を高速化させる。ただし、より多くの処理をする関係上どうしても消費電力が増える。\n映像の解像度が高くなければ映像の処理も少ないので、消費電力は減る。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 40<br />
},<br />
{<br />
"title": "チップセット",<br />
"description":
"ある機能を実現するのに、複数の集積回路を組み合わせて機能を実現する構成の場合、それら一連の関連のある複数の集積回路のことをチップセットと呼ぶ。\n別名ブリッジと呼ばれる。\n旧来は単機能の集積回路を複数組み合わせて実現されていた機能を、現在では、1個ないし少数の大規模集積回路に集積したものを指して、チップセットと呼ぶことが多い。\nパーソナルコンピューターでは、チップセットは、CPUで処理したデータを各機器に送ったり、各機器の管理を行なったり、CPUやメモリとの橋渡し的な役割を持っている。\nチップセットによって、パソコンの性能が左右されることもある。
実際に情報処理特化はCPUではあるが、特殊な場合を除き、コンピュータは\nチップセットを中心として行なわれる。\nコンピュータシステムを都市にたとえるなら、チップセットの持つ高度なインタフェース機能は、都市における交通結節点に相当し、ある意味では、情報処理に特化しているCPUよりも、システムにおいて主要であると言える。\n\n\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 41<br />
},<br />
{<br />
"title": "ノーズブリッジ",<br />
"description":
"ノーズとは、英語でNorth、北という部分に当たる。マザーボードの上部分、CPUに近い周辺のチップを\nノーズブリッジと呼ぶ。主にCPUに近い装置、高速な処理を必要とする装置へのデータ交換の橋渡しを行なう\nチップセットである。
繋がる装置は、主記憶であるメモリと、高速な描画処理を行なうグラフィックインターフェース、又は基盤に内蔵されたグラフィックチップである。\nあくまで高速な処理を行なう部品を担当する。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 42<br />
},<br />
{<br />
"title": "サウスブリッジ",<br />
"description":
"サウスとは、Southと書く英語であり、CPUから離れた所にあるチップセットである。\n主にCPU近辺の高速な処理とは違い、キーボードやマウスや光学ドライブやハードディスクドライブやローカルネットワーク接続端子\nや外部インターフェースを担当するチップセットである。サウスブリッジとノーズブリッジは分断されてはおらず、2チップ構成のチップセットであり\nこの二つのチップセットは基盤上で繋がっており、データのやり取りを行なっている。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 43<br />
},<br />
{<br />
"title": "マザーボードを構成する主な電子パーツ",<br />
"description":
"主にマザーボードには以下の電子部品が用いられる事が多い。\n1:抵抗器\n一定の電気抵抗値を得る目的で使用される電子部品であるチップ抵抗器が用いられる。\nチップ抵抗器は、非常に小さいので基板上に多くの部品を取り付ける場合に利用される。\n2:コンデンサ\nマザーボードに使用されるコンデンサはセラミックコンデンサや電解コンデンサが主に使われている。\n役割としては、電気エネルギー(電荷)を蓄えたり放出したりする部品である。\nセラミックコンデンサは、セラミックコンデンサは誘電率が極めて高い特殊なセラミック材料が用いられている。\n電解コンデンサはアルミニウムなどの金属と電解質が使用されており、大きな静電容量を得ることができるのが特徴である。\n3:コイル\nコイルとは針金などを渦巻状に巻いたものをコイルと呼ぶ。これらは、電気を流すと電磁石になる、これは、電気エネルギーを磁気エネルギーに変化させているのである。\nこのような働きが一般的であるがその他にも必要な信号と不必要な信号を分けるフィルターの役割や、電源回路においては電圧を安定させる平滑の働き、高周波回路に\nおいて回路間のインピーダンス整合
(マッチング)を行うなどの働きがある。\n4:電解効果トランジスタ\nトランジスタは、増幅、またはスイッチ動作をさせる半導体素子で、近代の電子工学における主力素子である。
transfer(伝達)とresistor(抵抗)から取られた名前がつけられている。
電界効果トランジスタとは、電圧入力によって発生させた電界により電流を制御するトランジスタのことである。\nアナログ回路においては電流増幅として、またデジタル回路においてはスイッチングとして用いられている。\n電界効果トランジスタには、ソースとドレインのほかにゲートと呼ばれる電極が設けられている。ゲートに電圧をかけると電界が生じ、ソースとドレインの間を流れる電子(あるいは正孔)の流れを任意にせき止めて電流を制御することができる。\n電界効果トランジスタは、単なるトランジスタに比べて小型化が容易であるため、集積回路などを構成する素子としてよく用いられている。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 44<br />
},<br />
{<br />
"title": "BIOSと電池",<br />
"description":
"パーソナルコンピュータに接続された周辺機器を制御するためのマザーボードに予めインストールされているソフトウェア。\nオペレーションシステム(OS)やアプリケーションに対し、周辺機器へのデータの入出力の手段を提供している。\n通常、BIOSはマザーボードのフラッシュメモリーに書き込まれているものを指す。パソコンの電源を入れると、まずBIOSが読み込まれる。\nこのBIOSは周辺機器などの設定情報を保存しているが、パソコンの時計などや初期に設定されている以外の設定を保存しておく為に\n電池を必要とする。この電池は、長期間使用できる酸化銀電池を用いている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 45<br />
},<br />
{<br />
"title": "各種インターフェースと電源端子と電源スイッチ",<br />
"description":
"マザーボードには、様々な装置へのデータ転送を行なう差込口(インターフェイス)を有する。\nハードディスクドライブ、光学ドライブやローカルネットワークに接続する端子、マウス、キーボードの接続端子を備える。\n又、マザーボードに電力を供給する電源ユニットとの接続する電源端子を備えている。\nCPUの電源補助する電源端子も設けられている。\n又、電源スイッチ、リセット(再起動)スイッチもも当然の事ながら備え付けられている。\n電源スイッチ、リセットスイッチは、端子となっており、通常これらに外部ケーブルから電源スイッチ器につながり、それを作動させることで電源が入る仕組みである。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 46<br />
}<br />
],<br />
"localID": 36,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "ハードディスクドライブ(補助記憶装置)",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "ハードディスクドライブについての概要",<br />
"description":
"ハードディスクドライブとは、パーソナルコンピューターの補助記憶装置である。\nアルミニウムやガラスなどの硬質で磁気性を持つ円盤のディスクにデータの読み書きを行う事から\n英語の硬質なの意味のハードが名前に用いられている。また、磁気ディスクとも呼ばれている。\n磁気性を帯びた円盤、ディスクを一枚ないしは数枚内蔵し、それをモーターで高速回転させ\n磁気性を与えたり、読み取ったりする磁気ヘッドを搭載するアームをモーターで動かし円盤上で動かす事で\nデータの読み書きを行う。ちょうど音楽のレコードプレーヤーに似ている。\nハードディスクドライブにはこれらのアームや円盤の回転やモーターやデータの制御を行うプリント基盤が搭載されている。
このプリント基盤には、キャッシュメモリやパーソナルコンピューターとの接続口となるインタフェースが付けられている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 48<br />
},<br />
{<br />
"title": "HDDの弱点",<br />
"description":
"硬質の磁気性を帯びたアルミニウム性の円盤に磁気ヘッドを用いて\nデータの読み書きを行う関係、外部からの衝撃や埃などの塵の侵入に弱く\nこれにより磁気ヘッドの破損、磁気ディスクの破損などが発生しデータの取り出しが困難になったり\n致命的なダメージを受ける事がある。その為、外部からの塵の侵入を防ぐ為や熱に強い硬質の鉄で蓋がされ\n密閉型になっている。\nまた、モーターや磁気性を円盤がアルミニウムである関係上、熱に弱く、円盤を高速回転させる事で\nデータの読み書きを高速化させる事から高速回転により、熱が発生し、部品が経年劣化を起こす。\nその為、5年、6年で故障が起きる時期とされ、交換の時期である。\nまた、円盤が多いとその分高速回転している物体が増える事からハードディスクドライブの内部の熱量が\n上がり、その事によりデータのエラーや劣化による故障の原因となる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 49<br />
},<br />
{<br />
"title": "磁気性円盤",<br />
"description":
"ハードディスクドライブに内蔵される磁気データを保存する円盤の事。材質はアルミニウム、ガラス、セラミックなど非磁性でありそこに磁性体塗布する。データは、この円盤の片面ないしは、両面に保存され、磁気ヘッドがデータのある場所に移動しデータの読み書きを行う。\n一枚の円盤に書き込めるデータ容量には制限があり、円盤に書き込める密度を上げる必要があり、その為には技術開発と研究と資金を要する。複数枚数の円盤を用いてデータ容量を増やせるが、円盤の高速回転による高熱化による劣化やデータエラーが多発しやすい。又サイズも大きくなり取り回しづらい。\nその為、円盤一枚のハードディスクの方が信頼性が高いと言われている。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 50<br />
},<br />
{<br />
"title": "磁気ヘッド",<br />
"description":
"ハードディスクに内蔵される磁気性円盤にパーソナルコンピュータからの命令に従い円盤の表面のデータのある箇所に移動し、データの読み書きを行う駆動部品。モーター駆動し、ハードディスクに取り付けられる基盤でこれを制御している。パーソナルコンピュータ側で振動を検知するとヘッドを退避させる。\nこれらの磁気ヘッドは、スイングアームに取れつけられており、磁気ディスクの枚数や、片面、両面によって数が異なるものである。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 51<br />
},<br />
{<br />
"title": "モーター",<br />
"description":
"ハードディスクドライブには、磁気ディスクを回す\nスピンドルモーターと、スイングアームを回すシークモーターの2つが装着されている。
これらのモーターは、制御基盤で制御される。スピンドルモーターは、逆起電力を検出し回転数を制御される。
4200、5400、7200、15000などの回転数がある。\n一般に回転数が高いとそれだけデータの読み書きが速いと\n言われているが、その分、熱が発生しやすくなり、経年劣化や故障の原因となる。
回転数を抑えめにした物はノートパソコンに搭載される。\nシークモーターの回転によりスイングアームは動作し、一秒間に100回ほどの稼働が可能である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 52<br />
},<br />
{<br />
"title": "流体軸受け",<br />
"description":
"回転する磁気ディスクの円盤の軸を受ける軸受の事。\n軸受がオイルで満たされており、回転しない時は\n軸受と軸は接触しているが、回転する事により動圧が加わり、軸と軸受が非接触状態となる。
その為、静音で軸受が摩耗していく事がない為、長期間の稼働に向いている。\n逆さまにしてもオイルが漏れないようにシールがされている。オイルには撥油膜が貼られておりオイルが出ないようになっているが、強力な衝撃を与えるとオイルが飛散してしまう。
回転が停止している状態、又は低回転の際には大きな起動トルクを必要とし、その為消費電力高くなる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 53<br />
},<br />
{<br />
"title": "制御基盤",<br />
"description":
"パーソナルコンピューターとハードディスクドライブを繋ぐデータ転送用の差込口と電力ケーブル差込口を搭載する制御基盤である。ハードディスクドライブの消費電力は20W程度だが、回転数が上がると電力が10ワットほど上がる。この基盤により、ハードディスクドライブの\nモーターやスイングアームの制御やデータの読み出し書き出しや電力関係の制御を行う。この基盤にはキャッシュメモリが付けられており、オペレーションションシステムでよく使われる基本的なシステムデータがキャッシュメモリを通るようになっている。\nキャッシュメモリが多い方がよりデータを高速で転送できるが、キャッシュメモリを増やす場合、部品が増えスペースも増える為、ハードディスクドライブが大型化し、持ち運びなどの運搬性、整備性が損なわれる点がある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 54<br />
},<br />
{<br />
"title": "HDDのフレームと防塵性",<br />
"description":
"ハードディスクドライブ自体は、磁気ディスクに円盤とヘッドに塵などが付着するとデータエラーが発生したり\nする。その為、密封された形になっている。\n材質は、アルミを特殊な金型鋳造方式で作ったフレームである。フレームはネジでしっかり止められ、簡単に外れないようになっている。\nフレームには、6つほどのネジ穴があり、太いインチネジが入るようになっている。これは、デスクトップパソコン内部に\nハードディスクドライブを固定する為のネジ穴である。
ネジ穴にはネジと一緒に振動防止用のワッシャーがつけられる事が多い。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 55<br />
}<br />
],<br />
"localID": 47,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "PC電源ユニット",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "PC電源ユニットとその概要",<br />
"description":
"パーソナルコンピュータの各種装置のそれぞれに電力を供給する装置である。\n見た目は、鋼鉄製の高さ150ミリ、横幅90ミリ、奥行き150ミリの四角の箱に、内部に電源回路を持っている。\n外部の電源より電源ケーブルを用いて、交流電力を電源回路に入力し、電源回路にて直流の出力電力を生成する。\n電源回路内では、スイッチングトランジスタなどを用い、交流電源を直流電源に変換するので、こういった電源回路をスイッチング電源と呼ぶ。\nPC電源ユニットは、パーソナルコンピュータの各種装置に合う電力を供給するように制御される。\n又、各種パーツ、装置ごとに電圧が異なるので電圧の制御もここで行なっているのである。\n最終的に生成された出力電力は、各種装置の電源端子に給電ケーブルを通じて供給される。\nこの事から、電源ユニットからは、装置へ繋がるコードが伸びており、さらにそのコードの先に各種装置毎の専用の端子を有している。\n主に端子は、CPU、マザーボード、ハードディスクドライブ、光学ドライブを繋ぐ。\n入力電力に応じた出力電力を生成する。電源がなければ、パソコンは当然動かない。パソコンを構成するのになくてはならない部品である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 57<br />
},<br />
{<br />
"title": "入力電力回路と出力電力",<br />
"description":
"入力電力から必要とされる出力電力を生成する電力回路である。電力変換回路とも呼ばれる。\nこの内、交流電力を入力してくるわけだが、交流は電圧が波打ち、周期的に変化しています。その入力されてきた交流電源を抑制する保護回路\nが設けられている。ここには、ノイズを低減するフィルタが付いている。ここを通って、入力電力は、整流回路へ向かう。\nパソコンの装置へ電力を供給する出力電力は、最終的に、第二次平滑回路を通って、各ケーブル伝い、それぞれの機器に供給される。\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 58<br />
},<br />
{<br />
"title": "一次、二次整流回路",<br />
"description":
"整流作用を持つ電子素子であるダイオードの性質を使って「交流を直流」に変換する。これを整流といい、この回路の事を整流回路と呼ぶ。\n整流回路を通ることで一方向に流れる電流となる。この段階では、まだ直流とは言えない。その後、電流は、PFC回路に送られる。\n電力の入力側と出力側で一次と二次に分かれる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 59,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "PFC回路",<br />
"description": "PFC(Power Factor
Correction)回路と呼ばれる回路では、力率を改善する。力率とは交流を直流に変換するための効率である。\nこのPFC回路は、電子機器における高調波電流を抑える為に設けられている。\nスイッチング電源への入力周波数は通常、50ヘルツ、60ヘルツである。しかし、スイッチング電源の回路構成上、何の工夫もしないと、そのの2倍、3倍、4倍、5倍、6倍という高調波電流成分が発生し、電力の送配電設備を損傷させるなどの問題が発生する。この問題を抑える為に設けられている回路である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 60,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "一次平滑回路と二次平滑回路",<br />
"description":
"平滑回路は脈流を安定させる回路で、山のような波形である脈流を「直流のまっすぐに近い形」にしていく。これを平滑化と呼ぶ。\nなお、コンデンサは電源出力に応じた容量が必要となる。そのためひときわ大きいコンデンサが必要である。\n主にアルミ電解コンデンサが搭載している。電力の入力側と出力側で一次と二次に分かれる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 61<br />
},<br />
{<br />
"title": "スイッチング回路とその制御",<br />
"description":
"平滑回路で直流となった電力を信号が脈打つパルス状の電力に変換する。ON/OFFの繰り返しをスイッチングと呼び、それを行なう事で波状の高周波に変換する。\nこの回路をスイッチング回路と呼ぶ。スイッチングには電界効果トランジスタを使うのが一般的である。電界効果トランジスタは発熱が大きいので、アルミ、鉄、銅などの\nヒートシンクが貼り付けられている。回路は基本、発熱に弱い性質がある。\nスイッチング回路には、パルス幅を変調させるための制御基盤が搭載されている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 62<br />
},<br />
{<br />
"title": "PC電源の変圧器",<br />
"description":
"入力電圧を異なる電圧に変換するのが変圧器である。各PCパーツが必要とする電圧に近い電力を出力する。\n変圧器から出るのはパルス状電力なので、再び直流にするために整流回路と平滑回路を通す必要がある。\nそのため「2次側・整流回路、2次側・平滑回路」が用意されている。これまでの1次側が入力部であったのに対し、2次側では出力部と成る。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 63<br />
},<br />
{<br />
"title": "モニタ回路",<br />
"description":
"故障による発火などのトラブルを防止するための監視回路である。\n電源の電流、電圧の加圧により、部品の焼失による発火を防ぐ為の安全装置である。\nこの回路にて、電圧、電流、電力を監視し、発火の危険性がある異常電力の発生などがある場合、抑制する制御基盤である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 64<br />
},<br />
{<br />
"title": "PC電源の総電力数",<br />
"description":
"PC電源ユニットには総電力数が設定されている。\nこの電力が大きいほど、多く電力を入力し、出力できる。しかし、パソコン内部の電力の合計をPC電源ユニットの生成する電力の合計を上回る場合、電力が足りず\n装置の稼動が不安定なものとなる。例えば、パソコン内部の装置やパーツの電力が500ワットだとする。\nPC電源ユニットの総電力数が400ワットであるならば、電力が足りず、不安定となり、最悪電源が切れる。\nCPUやメモリやHDDやマザーボードが高性能になればなるほど、基本、消費電力が増える。\n電力が増えると、その分資金もかかるので、そこは目的に応じて作られる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 65<br />
}<br />
],<br />
"localID": 56,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "CRTディスプレイ",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "CRT、ブラウン管",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "CRTディスプレイとは",<br />
"description":
"ブラウン管を用いた映像表示装置。(ディスプレイ)の事を言う。\n陰極線管とも呼ばれる。コンピュータから送られてきた電気信号を電子ビームに変換して\n真空の管内で電子銃を用いて、投射しディスプレイ表面に映し出し発光する仕組みである。\n具体的には、陰極線の電子は電子銃により発射、集束され、磁界により偏向されて蛍光物質を塗布した蛍光面を走査する。\n電子が蛍光物質に衝突すると光が放出される。モニターディスプレイではもっぱら磁界で偏向している。ブラウン管において、磁界で偏向するための電磁石のことをヨークと呼ぶ。カラーのCRTの場合は、光の三原色である赤、青、緑の3つの色を重ねる事により、様々な色合いを表現している。\nブラウン管を使う構造上、重量があり、奥行きが大きい。大きいので場所を取る。\nCRTは動画の再生がスムーズで、色の再現性が高い。\nディスプレイとパソコンは、専用端子のあるケーブルでつながれる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 68<br />
},<br />
{<br />
"title": "電子銃と磁界",<br />
"description":
"固体中の電子を高電界、高磁界により空間に放出させ、これを電界により加速すると共に、電子レンズにより電子線をビーム状に収束させて照射する装置である。\nブラウン管の場合、陰極線が用いられる。陰極線は、電界ならびに磁界の影響を受ける。\nテレビの受像管として用いられるブラウン管は、周知のようにじょうご型をした真空管で、細いネック部にある電子銃から、電子の流れである電子ビームが放射される。しかし、電子ビームはそれだけでは直進するだけですから画像をつくる事はできない。そこで、放射された電子ビームの軌道を変える役割を担うのが、ネック部に設けられた偏向コイルである。これをヨークと呼ぶ。このコイルにより電子ビームは電流と同じものであるので、信号に応じてコイルから発生した磁界は、電子ビームの向きを変えることができる。\nブラウン管においては、垂直・水平の偏向コイルにより、それぞれ水平走査・垂直走査を行って画像を得ている。\n陰極管(ブラウン管)は、
電子銃から 非常に 電圧の高くて 加速された電子線を \nガラス版に打ち込むことで 受像を可能にしている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 69<br />
}<br />
],<br />
"localID": 67,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "パソコンのディスプレイ(表示装置)とは",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "アナログ、デジタル映像信号",<br />
"description": "情報を電気信号に変換し、物理的に情報を伝達する方法を「アナログ」信号と言い、
又是とは別に情報を数値の組合せで伝達する方法が「デジタル」信号と呼ばれる。\n「アナログ」信号は「外乱」に影響されたり、距離により減衰したりする場合等も有り正確性にも限界が有る。
\n最も大きい欠点は、多種類の情報を伝達する事が出来ない点である。\n然し、「デジタル」信号は電気信号なのですが、信号の性質が数字の組合せにより構成されているので、
この数字の組合せの信号により、一度に大量の\n異なる情報伝達等が可能と成る。\n信号とは別に車のスピードメータや、温度計や時計の表示についても、
目盛りの上に量を現す指針や寒暖計(温度計)の様なアルコールや水銀の膨張により指示を表す物は「アナログ」表示として扱い、数字で表した値を「デジタル」表示として一般的には表現する。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 71<br />
},<br />
{<br />
"title": "表示装置(ディスプレイ)について",<br />
"description":
"コンピュータにおけるディスプレイとは、デジタルコンピュータの機器から出力される静止画または動画の映像信号を表示する機器である。\n映像信号は、グラフィックチップなどの映像表示回路で生成され表示される。様々な規格が存在し、少なくとも一つ以上の表示規格を満たす。\n規格には画面サイズ、発色数、水平および垂直方向の走査周波数、信号インターフェースの電気的特性などがあり、これらのいくつかは互いに関係しあう。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 72<br />
},<br />
{<br />
"title": "画面の比率と画面サイズと解像度",<br />
"description":
"画面の比率としては4:3の比率である。ほぼ四角である。これとは別の比率としては、横にやや長いワイド解像度がある。\nこの場合は、16:9の比率となる。\n解像度とは、画面の精細さである。\nパソコンのディスプレイの画面は、四角いドットと呼ばれる光の四角の集合を表示している。\n1インチ内にどれだけドットが多いかで解像度は異なる。解像度が高いほど精細である。\n1インチ内にドットがいくつあるかという事で、ドットパーインチ(DPI)で表される。\n解像度が高いほどそれだけ情報を表示させているのであるから、パソコンには表示させるだけの情報処理能力が必要である。\n主にこれらの映像の演算処理は、CPUかグラフィックチップなどが行う。当然の事ながらこれらの処理が遅れると映像に遅延が発生する。\n又ディスプレイによって表示できる解像度は異なる、つまり、ディスプレイにある解像度を表示させるにはディスプレイもその解像度を\n表示できる性能を持たねばならず、パソコンもその解像度を表示できる性能を備えていないといけないという事である。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 73<br />
},<br />
{<br />
"title": "水平走査周波数と垂直走査周波数",<br />
"description":
"パソコンの画面は、ドットと呼ばれる小さい光の四角を縦横に表示し、文章や映像や画像を表現している。\nCRTディスプレイは、画面の裏側から電子線を当てて、その電子線が当たった場所が一瞬光るという仕組みであるが、具体的には、画面の左上から右上に向かって光の線を描く。\n解像度が800×600ならば横に800個に並んでいるという事であり、この横方向の800個を一気に描く。これを走査という。\n一本描き終わると次に2本目とこれを600回と超高速で行う。この一秒間に何本の横線を引けるかが水平走査周波数である。\n水平走査周波数が45キロヘルツならば45000本引けるという事である。\n垂直走査周波数は、何画面描けるかという事を表す。800×600ドットならば、縦に600本光の線が並んでいるという事になる。\n先程の例の45キロヘルツならば、45000÷600で75であり、一秒間に75回画面が切り替わるという意味である。\nこの場合の垂直走査周波数は、75ヘルツとなる。\n垂直走査周波数は、何画面描けるかという事を表す。800×600ドットならば、縦に600本光の線が並んでいるという事になる。\n先程の例の45キロヘルツならば、45000÷600で75であり、一秒間に75回画面が切り替わるという意味である。この場合の垂直走査周波数は、75ヘルツとなる。\n垂直走査周波数は、画面を何回描き直すかを表す数値とされている事から、リフレッシュレートと呼ばれる。\n少なくとも一秒間に60回以下、60ヘルツ以下だと画面がちらついて見えるので見づらいと言われている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 74<br />
},<br />
{<br />
"title": "赤青緑(光の三原色)とデータ量",<br />
"description": "光の三原色は赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)である。
そして赤(Red)と緑(Green)の光が混ざると黄(Yellow)、緑(Green)と青(Blue)が混ざると空色(Cyan)、青(Blue)と赤(Red)が混ざると赤紫(Magenta)、赤緑青すべてが混ざると白(White)になる。光は原色の色を混ぜるほど色が明るくなり、三原色を加えると白くなる。\n三色で人間が感じ取る色のすべてが表現できるのは、人間の目の細胞の仕組みがそのようになっているからであると言われている。\n光の三原色であるその名の通り、赤、青、緑の組み合わせにより、光を表現することができるのである。なのでカラーディスプレイなどの発光体には赤青緑の光の三原色が\n用いられるのである。この三原色の色の組み合わせをデータ化し、明るさ、組み合わせを行い、色を表現するのである。\nちなみに色の多さと、データ量には関係があり、色が多いほど、それだけパターンが増えるという事であるから全体的なデータ量は増える。\n又、モノクロのような白と黒とその間の濃淡のみの色合いを表示する場合は、パターンがそれだけ少ないのでデータ量が少なくなるのである。\n1ビットは2色であり、2ビットは4色である。では8ビットは256色であり、24ビットとなると、1677万7216色などのパターンが表示可能になるという事である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 75<br />
}<br />
],<br />
"localID": 70,<br />
"expanded": true<br />
}<br />
],<br />
"localID": 66,<br />
"expanded": true<br />
}<br />
],<br />
"localID": 0,<br />
"expanded": true<br />
}<br />
]</p>
2018-03-21T02:19:47+09:00
1521566387
-
コンピュータ
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/527.html
<p>[<br />
{<br />
"title": "デスクトップ型パーソナルコンピューター",<br />
"part_type": "group",<br />
"description": "",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "コンピューター",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "コンピュータとハードウェアと構成装置とソフトウェアについて",<br />
"description":
"コンピュータとは、半導体の電子回路の基盤、集積回路を用い、予めに決められた命令(プログラム)に従って演算を行う機械の総称である。電子計算機とも呼ばれる。\n電子計算機は、計算を機械的に、さらには自動的におこなう装置である。人間がおこなう計算をアシストする事に用いられ、\n主に、演算装置の他に制御装置・記憶装置を備えている機械を指す。\n必ずしも、パーソナルコンピュータが通常備えている「入力・記憶・演算・制御・出力」の役割を持つデバイスを持つ\n必要はなく、情報処理に必要不可欠な記憶・演算・制御の役割を持つデバイスが備わっている電子基盤などに含まれる演算機能を担う半導体チップである「マイクロプロセッサ」\nも電子計算機として解される事がある。電卓なども電子卓上計算機として、電子計算機に該当する。\nハードウェアと構成装置とソフトウェアについて\nコンピュータにおいて「ハードウェア」は、電子回路などといったコンピュータの「物理的部分」を指す。\nコンピュータの「ハードウェア」は、算術演算(加算・減算など)のような基本的な演算や論理演算や比較演算などの演算処理を行なう演算装置と\nコンピュータが処理すべきデジタルデータをある期間保持するのに使う記憶装置と演算装置やレジスタの動作や、記憶装置の読み書き、入出力などを制御する装置である制御装置、\nコンピュータに情報を入力したり、計算結果を外に送り返したりすることを可能にするための入出力装置がある。外部から見て、コンピュータに情報を送ることを入力、逆にコンピュータから情報を得ることを出力という。液晶ディスプレイなどの映像を出力するなど出力装置であるし、キーボードなどのパソコンに情報を入力するの装置は、入力装置である。\nソフトウェアとは、コンピューターのハードウェアを能率よく使うための情報であり、コンピューターの動作を制御する文字列(プログラム)の集まりを指す。\n個別の利用に応じて開発されたものをアプリケーションソフトウェア。そのアプリケーションソフトウェアとハードウェアとの間で効率よく実行するように管理するものをオペレーティングシステムという。基本、オペレーションシステムやアプリケーションなどのソフトウェアは記憶装置に入れられる。\n大まかな手順としては、人間が、キーボードなどの入力装置でコンピュータの記憶装置内のソフトウェアに命令を入力し、ソフトウェアは入力されたプログラムから命令を解釈し、命令に応じて演算処理を進め、処理結果を記憶装置に入力し、さらにそこから液晶ディスプレイなどの映像出力機器に出力し、人間に結果を知らせるのである。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 2<br />
},<br />
{<br />
"title": "コンピュータにおける命令とプログラムとプログラミング言語",<br />
"description":
"コンピュータにおける命令とは、コンピュータに含まれる演算装置が処理する操作の事である。\n命令には、通常、加算・減算・乗算・除算の四則演算、条件分岐命令などからなる、その他にもシフト演算、論理演算なども含まれる。\n演算装置によっては、複雑な演算処理を多数持っている。\nプログラムとは、計画を意味する英語(Program)から付けられたコンピュータ用語である。コンピュータに命令を処理させるための操作者が入力する実行文である。\nプログラムには、それを記述するための形式言語であるプログラミング言語がある。\n\nプログラミング言語は、人間がコンピュータに命令を指示するために作られており、コンピュータが曖昧さなく解析できるように設計されている。\n多くの場合構文上の間違いは許されず、人間はプログラミング言語の文法に厳密にしたがった文を入力しなければならない。\nプログラミング言語には、低水準言語と高水準言語が存在する。
ソフトウェアを階層構造と考えた場合に\n上からソフトウェアなどを表すアプリケーション層、ミドルウェア、オペレーションシステム、デバイスドライバなどの中間層、ハードウェアを表す物理層がある。\n上に行くほどに高水準言語であり、下に行くほどに低水準言語である。低水準言語は、機械が直接解釈実行可能な言語であるが、人間には解釈が困難である為、人間でも解釈可能なものに言語化したのが、高水準言語である。\nしかし、ソフトウェアの命令をハードウェアのに実行させるには、高水準言語から低水準言語へ変換しなければならない。この言語変換処理を行なうプログラムを「コンパイラ」と呼ぶ。\n高水準言語を低水準言語に変換する場合はその間に処理が挟まるため処理は変換処理が入るため遅くなる。
低水準言語同士の変換の場合は変換処理は速くなる。\nハードウェアにおけるプログラミング言語は、0と1で表される2進数で書かれた言語である「機械語」があり機械が直接解釈実行可能なプログラミング言語である。\n同じくハードウェアで使われる「機械語」よりも少し人間にも理解しやすく作られた低水準言語を「アセンブリ言語」と呼ぶ。それ以上の言語は、高水準言語である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 3<br />
}<br />
],<br />
"localID": 1,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "デスクトップ型について",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "デスクトップ型パーソナルコンピューターとその詳細な仕様について",<br />
"description":
"パーソナルコンピューターとは、個人向けの大きさ、価格、仕様を持ち、使用者が直接的に操作できるように造られた\nコンピューターである。
英語で、「personal
computer」と書き、私的なコンピュータ。個人向けパソコンという意味である。\nデスクトップ型パソコンは、その中でも持ち運びを念頭に置いていないパソコンである。\n重量が重く持ち運びには適さず、外部から電力を用いて稼働させる。\n主な仕様としては、演算装置である中央演算装置、メイン基板、記憶装置であるハードディスク、メモリ。\nキーボード、マウスなどの入力装置。
映像出力する液晶ディスプレイ、パソコン全体に電気を流す為に必要な電源装置と各種ケーブルがある。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 5<br />
}<br />
],<br />
"localID": 4,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "ハードディスクドライブ(HDD)",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "ハードディスクドライブについての概要",<br />
"description":
"ハードディスクドライブとは、パーソナルコンピューターの補助記憶装置である。\nアルミニウムやガラスなどの硬質で磁気性を持つ円盤のディスクにデータの読み書きを行う事から\n英語の硬質なの意味のハードが名前に用いられている。また、磁気ディスクとも呼ばれている。\n磁気性を帯びた円盤、ディスクを一枚ないしは数枚内蔵し、それをモーターで高速回転させ\n磁気性を与えたり、読み取ったりする磁気ヘッドを搭載するアームをモーターで動かし円盤上で動かす事で\nデータの読み書きを行う。ちょうど音楽のレコードプレーヤーに似ている。\nハードディスクドライブにはこれらのアームや円盤の回転やモーターやデータの制御を行うプリント基盤が搭載されている。
このプリント基盤には、キャッシュメモリやパーソナルコンピューターとの接続口となるインタフェースが付けられている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 7<br />
},<br />
{<br />
"title": "HDDの弱点",<br />
"description":
"硬質の磁気性を帯びたアルミニウム性の円盤に磁気ヘッドを用いて\nデータの読み書きを行う関係、外部からの衝撃や埃などの塵の侵入に弱く\nこれにより磁気ヘッドの破損、磁気ディスクの破損などが発生しデータの取り出しが困難になったり\n致命的なダメージを受ける事がある。その為、外部からの塵の侵入を防ぐ為や熱に強い硬質の鉄で蓋がされ\n密閉型になっている。\nまた、モーターや磁気性を円盤がアルミニウムである関係上、熱に弱く、円盤を高速回転させる事で\nデータの読み書きを高速化させる事から高速回転により、熱が発生し、部品が経年劣化を起こす。\nその為、5年、6年で故障が起きる時期とされ、交換の時期である。\nまた、円盤が多いとその分高速回転している物体が増える事からハードディスクドライブの内部の熱量が\n上がり、その事によりデータのエラーや劣化による故障の原因となる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 8<br />
},<br />
{<br />
"title": "磁気性円盤",<br />
"description":
"ハードディスクドライブに内蔵される磁気データを保存する円盤の事。材質はアルミニウム、ガラス、セラミックなど非磁性でありそこに磁性体塗布する。データは、この円盤の片面ないしは、両面に保存され、磁気ヘッドがデータのある場所に移動しデータの読み書きを行う。\n一枚の円盤に書き込めるデータ容量には制限があり、円盤に書き込める密度を上げる必要があり、その為には技術開発と研究と資金を要する。複数枚数の円盤を用いてデータ容量を増やせるが、円盤の高速回転による高熱化による劣化やデータエラーが多発しやすい。又サイズも大きくなり取り回しづらい。\nその為、円盤一枚のハードディスクの方が信頼性が高いと言われている。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 9<br />
},<br />
{<br />
"title": "磁気ヘッド",<br />
"description":
"ハードディスクに内蔵される磁気性円盤にパーソナルコンピュータからの命令に従い円盤の表面のデータのある箇所に移動し、データの読み書きを行う駆動部品。モーター駆動し、ハードディスクに取り付けられる基盤でこれを制御している。パーソナルコンピュータ側で振動を検知するとヘッドを退避させる。\nこれらの磁気ヘッドは、スイングアームに取れつけられており、磁気ディスクの枚数や、片面、両面によって数が異なるものである。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 10<br />
},<br />
{<br />
"title": "モーター",<br />
"description":
"ハードディスクドライブには、磁気ディスクを回す\nスピンドルモーターと、スイングアームを回すシークモーターの2つが装着されている。
これらのモーターは、制御基盤で制御される。スピンドルモーターは、逆起電力を検出し回転数を制御される。
4200、5400、7200、15000などの回転数がある。\n一般に回転数が高いとそれだけデータの読み書きが速いと\n言われているが、その分、熱が発生しやすくなり、経年劣化や故障の原因となる。
回転数を抑えめにした物はノートパソコンに搭載される。\nシークモーターの回転によりスイングアームは動作し、一秒間に100回ほどの稼働が可能である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 11<br />
},<br />
{<br />
"title": "流体軸受け",<br />
"description":
"回転する磁気ディスクの円盤の軸を受ける軸受の事。\n軸受がオイルで満たされており、回転しない時は\n軸受と軸は接触しているが、回転する事により動圧が加わり、軸と軸受が非接触状態となる。
その為、静音で軸受が摩耗していく事がない為、長期間の稼働に向いている。\n逆さまにしてもオイルが漏れないようにシールがされている。オイルには撥油膜が貼られておりオイルが出ないようになっているが、強力な衝撃を与えるとオイルが飛散してしまう。
回転が停止している状態、又は低回転の際には大きな起動トルクを必要とし、その為消費電力高くなる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 12<br />
},<br />
{<br />
"title": "制御基盤",<br />
"description":
"パーソナルコンピューターとハードディスクドライブを繋ぐデータ転送用の差込口と電力ケーブル差込口を搭載する制御基盤である。ハードディスクドライブの消費電力は20W程度だが、回転数が上がると電力が10ワットほど上がる。この基盤により、ハードディスクドライブの\nモーターやスイングアームの制御やデータの読み出し書き出しや電力関係の制御を行う。この基盤にはキャッシュメモリが付けられており、オペレーションションシステムでよく使われる基本的なシステムデータがキャッシュメモリを通るようになっている。\nキャッシュメモリが多い方がよりデータを高速で転送できるが、キャッシュメモリを増やす場合、部品が増えスペースも増える為、ハードディスクドライブが大型化し、持ち運びなどの運搬性、整備性が損なわれる点がある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 13<br />
},<br />
{<br />
"title": "HDDのフレームと防塵性",<br />
"description":
"ハードディスクドライブ自体は、磁気ディスクに円盤とヘッドに塵などが付着するとデータエラーが発生したり\nする。その為、密封された形になっている。\n材質は、アルミを特殊な金型鋳造方式で作ったフレームである。フレームはネジでしっかり止められ、簡単に外れないようになっている。\nフレームには、6つほどのネジ穴があり、太いインチネジが入るようになっている。これは、デスクトップパソコン内部に\nハードディスクドライブを固定する為のネジ穴である。
ネジ穴にはネジと一緒に振動防止用のワッシャーがつけられる事が多い。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 14<br />
}<br />
],<br />
"localID": 6,<br />
"expanded": true<br />
}<br />
],<br />
"localID": 0,<br />
"expanded": true<br />
}<br />
]</p>
2018-02-26T06:55:27+09:00
1519595727
-
強化プラスチック農具
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/533.html
<p>[<br />
{<br />
"title": "強化プラスチック農具セット",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "農具の概要と制限と材質",<br />
"description":
"農具の概要:\n農具とは、農業の際に使う道具の数々である。\n用途も畑の耕し、掃除、土壌を平ら掃く。脱穀、枝きり、雑草の除去など畝を作ったりと様々である。\n\n制限:一人、一作業に、一つの農具しか使えない。農具はそれぞれの農作業に応じて使い分けされた道具であるからである。\n\n材質:フィーブル藩国では石油を主に生産しており、これらを原料とした炭素繊維熱硬化性樹脂プラスチックの農具が使われている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 1,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "炭素繊維熱硬化性樹脂プラスチックについて",<br />
"description":
"プラスチックとは石油燃料から作られる合成樹脂であり、高分子化合物の一種である。\nプラスチックの性質は、電気を通さない(絶縁体)、水や薬品などに強く腐食しにくい。。自己潤滑性がある。燃えやすい。\n樹脂は一般的な性質として加熱すると軟化して,任意の形に成形することができる。\n熱に弱い性質を持つ物を、熱可塑性樹脂といい、熱に強いものを熱硬化性樹脂という。\nこの内、熱硬化性樹脂は、初期の重合物状態で加熱すると架橋反応という化学反応を起し,三次元網状構造を形成して硬化する樹脂となり\nその後加熱しても軟化しない。砂漠などの暑い地域では、前者の熱可塑性樹脂では容易に軟化してしまう為、熱硬化性樹脂が選ばれた。\n\nこの樹脂に、同じく石油の副生成物を炭化させて繊維化させた炭素繊維を用いた複合物が炭素繊維熱硬化性樹脂プラスチックである。\nこのプラスチックは通常のプラスチックよりも、強度が高く、高い剛性を持つ事から強化プラスチックと呼ばれる。\n原材料となる石油燃料は、石油などを生産する国家で産出され、その後、産出された国家の工場で成形加工される。\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 2<br />
},<br />
{<br />
"title": "鋤(すき)",<br />
"description":
"土木や農業で使用される。地面を掘ったり、土砂をかけ集めたり、土中の雑草の根を取り除くのに使用される櫂状の農業道具である。\n長い柄と先端の刃が強度が硬く作られている。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 3,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "鍬(くわ)",<br />
"description":
"園芸や農作業や土木作業で土壌を掘り返すのに使われる農具。\n長柄に強度の高い穂先の刃がつけられている農縦に振りかぶり土を掘ったり耕したりするのに使用する。\n農業の古い時代からあったとされる農具である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 4,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "鎌(かま)",<br />
"description":
"芝や草を刈り取る為の農具で、短めの柄の先に湾曲した刃がついている。\n引いて刈り取る為に、内側に刃が付いている。刈り取る植物によって、鎌の大きさも変わる。\n大きい鎌は牧草や麦刈り用途に使われる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 5,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "熊手(くまで)",<br />
"description":
"除草、清掃に用いられる農具。主に農業や庭の掃除などに用いられる。\n長い柄の先に先端が曲がった垂直の櫛が扇子状の取り付けられている。\n一部農村では、幸運、金運をかき集めるとして縁起物として扱われる事もある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 6,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "六本爪の鍬",<br />
"description":
"通常の鍬が先端が平面の金属の板に対し、この鍬は先端が6つの爪に分かれている。\n主な用途は、土壌を耕す事だがそれ以外に肥料を土壌に混ぜたりする事にも用いられる。\n長い柄の物もあれば片手で使う短い柄の小型のタイプも存在する。畑の規模によって使い分ける。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 7,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "手押し車",<br />
"description":
"手押し式の一輪もしくは二輪の運搬台車。\n運搬する台に、タイヤが付いたものが使われる。\n主に農業の肥料など土木資材を運ぶのに使われる。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 8,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "唐棹(からざお)",<br />
"description": "麦や大豆などの穀物の脱穀作業に用いられる農具。\n長い竿の先端に、短い回転する棒を取り付けた形状をしている。
藁などで編んだ敷物の上に広げられた穀物を\n短い棒を回転させながら叩き、脱穀する。\n打ちすえて脱穀する方法を、打穀と呼ばれている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 9,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "移植ごて",<br />
"description":
"小型の土を掘る道具。片手で掘れる道具。短い柄の先端にスプーン状の刃が付いており土壌を掘る。\nシャベル、スコップとも間違って呼ばれるがそれは間違い。\nシャベルが長い柄が1メートル付いているのに対し、こちらは柄の部分が短く15センチメートルほどで全長は30から40センチである。\n取り回しがしやすく苗を植えたりする穴を作るのに向いている。小型の為大規模な穴を空けるには向いていない。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 10,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "収穫籠",<br />
"description":
"農作物を収穫した際に入れる背中に背負える籠であり、背負えるように紐がついている。\n厚手の籠である。頑丈なつくりで、15kgくらいの重量まで耐えられる。\n\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 11<br />
}<br />
],<br />
"expanded": true,<br />
"localID": 0,<br />
"description": ""<br />
}<br />
]</p>
2018-02-22T17:35:03+09:00
1519288503
-
亜麻畑
https://w.atwiki.jp/punksidress/pages/531.html
<p>[<br />
{<br />
"title": "亜麻(リネン)畑",<br />
"part_type": "group",<br />
"description": "",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "亜麻について",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "亜麻(リネン)とは",<br />
"description":
"亜麻(アマ)とも呼ばれ、リネンという別名がある。成長すると1メートルほどに伸び、パープルブルーの綺麗で可憐な花が咲く。\nリネンは、亜麻科の一年草で、種子から発芽して一年以内に生長して開花・結実して、種子を残して枯死する植物である。\nその茎の表皮と木質部の間に繊維の束が並んでおり、油分を持ち、ペンキや印刷インクに使われるオイルが取れる。\n毎年同じ土地で連作すると収穫量が減り、品質も低下するので、栽培する場合、6~7年の輪作を行なうのが普通である。\n乾燥に強い面が多く、温暖な気候でも栽培が可能とされており、乾燥帯や地中海性気候でも生息している事が多い。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 2,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "薬用にも使える亜麻",<br />
"description":
"亜麻から取れる亜麻仁油は消化管の粘膜に保護膜をつくる働きがある。\n内側からは胃腸炎や膀胱炎、尿道炎などに働きかけます。外用では皮膚の炎症、痛みや湿疹などに効果があるとされている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 3<br />
},<br />
{<br />
"title": "油脂植物としての亜麻",<br />
"description": "亜麻は、油脂植物でありその実に油を含んでいる。これらの油は、食用油そして工業油の貴重な源である。
\n亜麻には30%の油と20%のタンパク質、酵素、またオレイン酸、リノール酸、ステアリン酸などのグリコシド酸を含む。\nこれらの油は、油彩のバインダーや木製品の仕上げに用いられる事がある。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 4,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "亜麻は、紙の原料",<br />
"description":
"亜麻を選別し、切り分け、発酵させ、洗浄し汚れを落とし、叩解して紙料を作る事で、亜麻は、紙の原料となる。\nこれらの原料より高級筆記用紙、書簡用紙、高級ボンド紙、特殊薄葉紙、脂取り紙などに使用されるという。\n亜麻で作られた紙を亜麻紙(アマガミ)と呼ぶ。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 5,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "亜麻の花について",<br />
"description": "亜麻の花は、朝早く咲いて、お昼にはもう散ってしまいます。
うす紫色の小さな花が揺れる亜麻畑は、とても綺麗だといわれている。\nすぐに散ってしまう為、可憐な花であるとも言われている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 6,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "亜麻の種の効能",<br />
"description": "100グラムの亜麻の種には 450 キロカロリーの熱量があり、脂肪 41グラム、食物繊維 28
グラム、タンパク質 20 グラムの栄養価があり\n食用としても利用される。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 7,<br />
"expanded": true<br />
}<br />
],<br />
"localID": 1,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "畑の特徴について",<br />
"description": "",<br />
"part_type": "group",<br />
"children": [<br />
{<br />
"title": "亜麻畑の敷地面積",<br />
"description":
"畑の広さとしては、500平方メートルほどの大きさである。\n生活品で衣類や紙の原料や食用油や工業油などにも使われる為、生産量を多くする為、広さがかなりある。\n",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 9<br />
},<br />
{<br />
"title": "亜麻畑の用水路",<br />
"description":
"乾燥に強いとされる亜麻だが、水が必要なのは植物としては当然なので、水路が設けられている。\n水路自体も小さいがしっかりとしたものである。幅は約2mほど。落ちても浅く子供でも足がつく深さである。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 10,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "亜麻畑用の農道",<br />
"description":
"周囲に農業用に使う道が作られている。幅は約6mほどである。\n農業用路として、亜麻を採集した後の作物の輸送や資材の搬入を行なう為の道である。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 11,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "亜麻畑の連作障害対策",<br />
"description":
"連作障害とは、同じ土壌に同じ種類の作物を作ると、病気にかかりやすくなったり、育ちにくくなったりすることを言う。\n亜麻は連作で作ると、質が低下したり、育ちが悪かったりする。それは土の中の養分の減少であったりする部分がある。\nこの対策として、この畑は輪作を用いている。この区画を4つに分け、毎年育てる作物を1年毎に変えている。\n亜麻が作られていない畑では作物が育てられている。",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 12,<br />
"expanded": true<br />
},<br />
{<br />
"title": "亜麻畑用の農業用具の倉庫",<br />
"description":
"農業用具が納められた倉庫。畑を耕す鋤や鍬や手押し車や移植ごてや熊手などのよく使われる\n農具が収納され、きちんと整理されて入れられている。頑丈な木製のつくりである。
",<br />
"part_type": "part",<br />
"localID": 13<br />
}<br />
],<br />
"localID": 8,<br />
"expanded": true<br />
}<br />
],<br />
"localID": 0,<br />
"expanded": true<br />
}<br />
]</p>
2018-02-15T21:18:04+09:00
1518697084