露光に関するカメラの仕組みを水道とコップで例えた場合
本項では上記の通りのことを説明します。
あくまで初心者向けです。伝えやすいように敢えて詳しく説明していないところもあります。
まず露光ですが、光を水と例え、蛇口(水の出る部分)をレンズと例えます。
そして、以下の前提を頭に入れておいて下さい。
さて、3点について説明していきましょう。
ISO感度はコップの大きさで例えることができます。
コップが小さいほど(感度が高いほど)、少量の水(光)でコップの中身を満たすことができます。
蛇口を長く開けるほど、水がコップに注がれます。(シャッタースピードが長いほど、光がカメラへ送られます)
蛇口を開けるほど、コップに注がれる水の量は増えます。(F値を開けるほど、カメラに送られる光の量は増えます)
上記の例えから……
コップの大きさによって入る水(光)の量が異なる
シャッタースピードが早いと入る光の量が少なくなる。
シャッタースピードがその他の設定に対して適正値なら、露出も適正となる。
シャッタースピードが遅いと入る光の量が多すぎてしまう。
左から、
・絞りが大きいと、入る光の量が少なくなる。
・絞りが適正なら、適正露出となる。
・絞りを開きすぎると、入る光の量が多すぎてしまう。