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動脈瘤(真性動脈瘤)

概要

高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙などの要因により動脈の血管壁にコブができ、血流を阻害する。コブができる要因は様々であり、河川に流木やゴミが溜まるのと同様に、例えば血管の枝分かれの部分や、血管壁に傷が生じた場合などに、そこから徐々にコブが大きくなっていく。

症状

破裂するまでは気づきにくい場合が多い。破裂せずに症状が出る場合は、動脈瘤が大きくなりすぎて血管狭窄となった場合や周囲の組織に対する圧迫が生じた場合であるが、動脈瘤の場所により症状は異なる。破裂すると、通常激痛を感じ、意識を失うこともある。

分類

動脈瘤の出来る場所による分類

  • 腹部大動脈瘤
  • 脳動脈瘤
  • 胸部大動脈瘤
  • 冠動脈瘤
  • 末梢動脈瘤(手足の動脈)
  • 内蔵機動脈瘤(内臓に向かう動脈)

何に起因するか

  • 動脈硬化性
  • 炎症性…多くの場合、自己免疫疾患により自己の血管壁が攻撃されて起こる
  • 感染性…血管内に侵入した細菌により起こる

形状による分類

  • 紡錘状
  • 嚢状

その他(真性動脈瘤以外)

dissecting aneurysm?(解離性動脈瘤)というタイプの動脈瘤もある。概要にあげた仕組みとはやや異なり、三層構造をとる血管の層が一部剥がれてしまい、血液が層と層の間(偽腔)に流れ込んでしまい、嚢胞のようになってしまう。大動脈解離もその一つ。
また、外科的手術や検査後に起こりやすい仮性動脈瘤というものもある。手術や検査、或いは外部からの衝撃により動脈が傷ついたことが原因で、血管の外に血液が漏れ、血管を外部から圧迫する。

治療

  • 血栓溶解療法
  • 抗凝固療法
  • IABP(バルーン療法)
  • ステントグラフト留置術
  • 人工血管置換術
など。
但し、解離性動脈瘤に関してはこれらの治療法は禁忌にあたる場合もあるので、当該項目参照。