脳動脈瘤
概要
高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙などの要因により動脈の血管壁にコブができ、血流を阻害する。コブができる要因は様々であり、河川に流木やゴミが溜まるのと同様に、例えば血管の枝分かれの部分や、血管壁に傷が生じた場合などに、そこから徐々にコブが大きくなっていく。
症状
破裂するまでは気づきにくい場合が多い。破裂せずに症状が出る場合には、動脈瘤が大きくなりすぎて血管狭窄となった場合や周囲の組織に対する圧迫が生じた場合などがある。破裂すると、激痛を感じ、意識を失うこともある。
治療
- 開頭手術 クリッピング術…動脈瘤の根本をクリップで留めて、通常の血流と動脈瘤とを切り離す。
- 血管内治療 コイル塞栓術…カテーテルを使用して動脈瘤内に柔らかいプラチナ製コイルを詰め込み、血液が動脈瘤内に入らないようにする。
参考
最終更新:2012年07月22日 09:19