■アクトトレーラー
食べ物を買うお金も、あたたかい寝床も、自分の存在を示すＩＤも持っていなかった。
ただ、そばには大切な仲間がいた。
喧嘩や小競り合いは日常茶飯事。泣かした事も泣かされた事もあった。
それでもすぐに笑い合い、時に勇気を貰い、そして共に生きていた。
みんながいればどんなことがあっても平気だった。
やがてひとりふたりと大人になり、旅立ちの日を迎える。
共に語った夢を果たすために。探した明日をその手に掴むために。
すり減った心と色褪せた思い出を抱き、泥にまみれた道を歩いていく。
街が、彼等が、そして自分自身も変わっていく中で、茜の色だけはあの日から変わらない。
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
"Overlap yesterdays"
迷うなら西へ。運命の扉より先へ。
■ハンドアウト
※各キャストには以下の設定が付く。
共通：
レッドエリアで共に育った仲間。
『トーキー』のシナリオコネである新城真、『フェイト』のシナリオコネであるリリーもキミ達の仲間である。
『トーキー』：記者。新城真とは特別仲がよかった。
『フェイト』：探偵。過去、リリーを仲間内に引き入れた。
『イヌ』 ：警察官。“バーンアウト”と呼ばれる殺人犯の捜査に当たっている。
『トーキー』
シナリオコネ：新城真（推奨スート：外界以外）
キミは記者だ。
ストリートキッズ上がりの逞しさでどんな事件にも食らいつき、今ではそこそこ名の売れたトーキーとして通っている。
そんなキミの元に特ダネが転がり込んできた。若手セニット議員・新城真の汚職疑惑だ。
公に明らかになってはいないが彼もまたストリートの出であり、キミの幼馴染の一人だった。
正義感が強く心優しい少年だった真と汚職事件など、どう考えても結びつかないのだが……
【PS：新城真の汚職事件について、真実を報道する】
『フェイト』
シナリオコネ：リリー（推奨スート：外界以外）
キミは探偵だ。
路地裏から叩き上げで経験を積み、小さいながらも事務所を構えるまでになった。
ある雨の日、キミの元に一人の青年がやってくる。
ジョシュアと名乗った青年は「消えた恋人を探してほしい」と言い、キミに一枚のホロを差し出した。
そこに映っていたのはキミの昔馴染みの一人、リリーだ。
ホロ越しの再会を懐かしむ間もない。キミは雨の街中へ足を踏み出した。
【PS：リリーの所在を掴む】
『イヌ』
シナリオコネ：バーンアウト（推奨スート：生命以外）
キミはブラックハウンド機動捜査課の警察官だ。
浮浪児だったキミが、制服を着たお巡りさん。昔の仲間が聞いたら笑うに違いない。
そんなキミが今追っているのは、“バーンアウト”と呼ばれる殺人鬼だ。
本名はおろか顔すら明らかでなく、現場に痕跡ひとつ残さない。その手口から同一犯だと判断されているだけの、顔のない人殺し。
猟犬として、ヤツにこれ以上の凶行を許すわけにはいかない。
【PS：バーンアウトに正しい裁きを下す】
■目安としての所要時間
4～5時間
■レギュレーション
- 達成値上限：特に設けません。敵は単独で23を出します。
- 経験点上限：特に設けません。他のキャストの見せ場を奪ってしまうような運用を控えて頂ければ幸いです。
- 初期作成のキャストには、今回のみ有効な経験点を50点配布します。
■その他注意事項等
□PPAについて
キャスト及び一部のゲストが全員幼馴染になります。
なのでPPAの段階でキャストの設定・キャスト同士、およびシナリオコネとの関係をガッチリ固めて頂けると嬉しいです。
お忙しい中恐縮ですがよろしくお願いします。
□RLからの依頼
「あなたの長所・短所や、ストリートにいた頃から変わったところ・変わらないところ」などを教えてください。
□後味の悪いエンディングになる可能性があります。苦手な方はお気をつけください。
最終更新：2014年02月26日 00:54
