相詞

相詞

動詞の相(アスペクト)を表す助動詞。
動詞に対して後置される。時制詞を伴う場合は時制詞と結合する。

完成相 (無標)
将然相 sir
開始相 per
進行相 tor
完了相 mar
継続相 xur
終了相 nur
反復相 ker
習慣相 for
不明相 ler

完成相

動作の一部始終を表す相。
As obozan Ox.(私は彼を見た。)

将然相

動作が始まる直前を表す相。
漢文でいう「将(将に~せんとす)」に当たる。
As oboz ansir Ox.(私は彼を見ようとした。)

開始相

動作の開始を表す相。
As oboz anper Ox.(私は彼を見はじめた。)

進行相

動作の一コマを表す相。
As oboz antor Ox.(私は彼を見ていた。)

完了相

一般的な定義と異なるので注意。詳細は助動詞詳説を見よ。
動作が完了し、もう既にその動作の影響がないことを表す。
As oboz anmar Ox.(私は彼を見ていた。)
 過去のその時点ではもう見ていなかった。

継続相

動作が継続していることを表す。
As oboz anxur Ox.(私は彼を見ていた。)
 過去のその時点ではまだ見ていた。

終了相

動作の終了を表す相。
As oboz annur Ox.(私は彼を見おわった。)

反復相(持続相)

瞬間的な動作の反復を表す。
それ以外の動作の持続を表す。詳細は助動詞詳説を見よ。
As oboz anker Ox.(私は彼を見つづけた。)

習慣相

習慣的に動作をすることを表す。
頻度などを表す語を伴うことが多い。

不明相

動作がどの段階にあるのかが分からない場合に使う。
主節の動詞が過去時制をとる文の従属節で使われることが多い。
最終更新:2012年08月22日 21:13
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