句詞

節詞と不定句詞を総称して句詞という。

節詞

「to/ta/te ... ne」を節詞といい、名詞節、係在節、係述節を導く。
二語で一つだが、ふつう文末に来た場合neは省略する。

名詞節

「to+完全文+ne」の形をとる。
英語のthat節と同じで、「SがOをVすること」という意味になる。

先行詞を内包する関係詞
「to+不完全文+ne」とすると、先行詞を内包した関係詞節となる。
内包できる先行詞は、人、生物、物、事である。

係在節(形容詞節)

「ta+不完全文+ne」の形を取る。(不完全文の定義は係在節の解説を見よ。)
いわゆる関係詞である。名詞に後ろから係って、「~する[名詞]」という意味になる。

係在節における不完全文
係在節内の不完全文は、文に必要な名詞が一つだけ欠けた文を指す。
文に必要な名詞とは、主語・目的語・係詞の後ろの名詞である。
但し、係詞がない場合はその後ろの名詞も必要ない。
又、それらが欠ける場合、必ず係詞はその場に残さなければならない。
対格係詞はふつう省略されているが、目的語が欠ける場合はfolを残さなければならない。
主格係詞xalも原則として残すが、節内で倒置が起こっていない場合は省略しても良い。

又、所有格関係代名詞(英語のwhose)は存在しない。属格係詞e/elを残すことで表す。

係述節(副詞節)

「te+完全文+ne」の形をとる。
意味は非常に曖昧で、従属接続詞で表せる全ての意味を表すことができる。
その為、従属接続詞に取って代わられ、ほとんど使われない。
英語の分詞構文に近いと言えるかもしれない。

不定句詞

「do ... ne」を不定句詞といい、名詞句を導く。
節詞と同様に、二語で一つだが、ふつう文末に来た場合neは省略する。
又、不定句詞を使った場合、主語は自動的に「一般」に決定される。

名詞句

「do+動詞句+ne」の形をとる。
英語の動名詞や不定詞と同じ。「~すること」の意味。
名詞節とは異なり、主語は一般と決定されるためとらない。
但し、助動詞や係詞句はとることができる。

形容名詞句

「do+形容詞+ne」の形をとる。
「~さ」、「~性」の意味になる。

不定句詞の特殊用法

特殊な用法として、「do+数詞+ne」の形で数詞を名詞化する。
最終更新:2012年09月15日 16:39
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