部品構造
- 大部品: 羅幻王国大型水道施設 RD:71 評価値:10
- 大部品: 基本情報 RD:8 評価値:5
- 部品: 大型水道施設の概要と代表者
- 部品: 施設の所在地
- 大部品: 職員の採用条件など RD:2 評価値:1
- 部品: 基本的な採用条件
- 部品: 犯罪者の採用の禁止
- 大部品: 勤務時間・給与・福利厚生など RD:4 評価値:3
- 部品: 福利厚生
- 部品: 勤務時間と休日
- 部品: 給与
- 部品: 有休
- 大部品: 施設内部署 RD:9 評価値:5
- 部品: 水道設備部門
- 部品: 防災部門
- 部品: お客様相談センター
- 部品: お客様の保安と安全対策部門
- 部品: 財務部門
- 部品: 人事部門
- 部品: 広報部門
- 部品: 福利厚生部門
- 部品: 内部監査専用独立部門
- 大部品: 整備点検 RD:1 評価値:0
- 大部品: セキュリティ RD:2 評価値:1
- 大部品: 上水道施設 RD:14 評価値:6
- 大部品: 河川からの浄水施設 RD:14 評価値:6
- 大部品: 浄水場 RD:14 評価値:6
- 大部品: 上水道 RD:3 評価値:2
- 部品: 上水道の定義
- 部品: 命に欠かせないもの
- 部品: 安全対策
- 部品: 浄水場の効果
- 部品: ろ過技術のはじまり
- 部品: 水の価値
- 大部品: 浄水システム RD:8 評価値:5
- 部品: 取水設備
- 部品: 沈砂池(浄水場)
- 部品: 導水パイプ
- 部品: 着水井
- 部品: 薬品混和池
- 部品: ろ過池
- 部品: 配水池
- 部品: 配水管
- 大部品: 工業、生活、農業用水用水道施設 RD:12 評価値:6
- 大部品: 海水淡水化施設 RD:12 評価値:6
- 部品: 海水淡水化施設とその用途
- 部品: 海水淡水化をなぜ行なう必要があるか
- 大部品: 施設にある設備 RD:10 評価値:5
- 部品: 施設内まで続く取水管
- 部品: 海水取水場と沈殿砂地
- 部品: 施設内の沈殿砂地と取水ポンプ
- 部品: 砂濾過タンク
- 部品: 多段蒸発法による淡水化区画
- 部品: 注水ポンプ
- 部品: 施設内に複数ある淡水貯水池
- 部品: 海水淡水化施設の水質管理
- 部品: 火力発電施設とパイプライン
- 部品: 海水の消毒と塩素発生装置
- 大部品: 下水道施設 RD:13 評価値:6
- 大部品: 下水処理場 RD:13 評価値:6
- 大部品: 下水道 RD:2 評価値:1
- 大部品: 下水処理システム RD:11 評価値:5
- 部品: 下水管
- 部品: 沈砂池(下水処理場)
- 部品: 最初沈殿池
- 部品: スカム除去装置
- 部品: 反応タンク
- 部品: 最終沈殿池
- 部品: 高度処理
- 部品: 消毒施設
- 部品: 汚泥処理施設
- 部品: 処理水の再利用
- 部品: 汚泥の再利用
- 大部品: それ以外の施設 RD:5 評価値:3
- 部品: 職員用の食堂
- 部品: 大きな事務所
- 部品: 職員用トイレ
- 部品: 警備室
- 部品: 分厚い外壁
- 大部品: 料金設定時の原則 RD:4 評価値:3
- 部品: 公共料金に係る規制
- 部品: 原価主義の規制
- 部品: 公平な料金の原則
- 部品: 公正報酬の原則
- 大部品: 具体的な料金計算方法 RD:3 評価値:2
- 部品: 必要経費の算出
- 部品: 経営健全化の為の費用削減努力
- 部品: 各種料金設定における藩国の許可
部品定義
部品: 大型水道施設の概要と代表者
大型水道施設は、羅幻王国の施設である。
西国の環境は、砂漠が多く、乾燥地帯という気候において生存に必要な水を確保し、供給と適切な下水管理を行なう為に作られた施設である。
代表者であり、施設所有者であり、最高責任者は、砂波香である。
部品: 施設の所在地
施設自体は、羅幻王国の南部東地域の、湖と河川がある山から流れる川が海に注ぐ入江にある。
海側には、海水淡水化施設の海水取水場が広がり、河川の中流付近に、浄水場とその取水場が広がっている。
河川方面とは逆の方向に下水処理場がある。
部品: 基本的な採用条件
次の3項目をすべて満たすことで、採用規定を満たしているとみなす。「1、羅幻王国、もしくは他の藩国に籍を持つ成人」「2、大型水道施設の業務に参加していただける方」「3、既定の面接及び筆記試験を合格した方」「4、当施設内の部署での働くことのできる技能を持つ方」そして、最終的な採用条件は、施設の所有者であり、最高責任者と、最高背筋者が認めた人事責任者が行う。
部品: 犯罪者の採用の禁止
テロ活動、民間人の虐殺、略奪、詐欺行為等、犯罪行為をする者の採用をしない。過去に犯罪歴があり、現在改心し贖罪のために生きている者を除く。その場合、藩国政庁に確認を行い、対応する。
部品: 福利厚生
一年に2回ほど健康診断と子供がいる家庭には子供を育てる上で育児手当などの特別手当が福利厚生として支給されている。
部品: 勤務時間と休日
基本9時間業務で1時間休憩である。休憩は就業時間に含まれない。
勤務時間は、朝から夕方までと、昼から夜までと夜から朝にかけての3つがあり3交代制である。
休日は週に2日である。
部品: 給与
給与は月ごとの勤務時間、勤務日数から算出される、さらに技能や勤務態度などや就業年数なども考慮に入れられ昇給が加えられることがある。
部品: 有休
年に数日有休が存在する。これらの有休は事務所に1ヶ月前には、所定の手続きを行い、申請を出す。
緊急で必要な場合は、当職員に伝え、事務職員が調整する。
部品: 水道設備部門
上水道の浄水施設、工業用水や農業用水や生活用水の海水淡水化施設、下水道の下水処理施設
それぞれの水道施設を運営し、管理する部門である。主に水道関係の技術者や工場運営系の職業や整備士が働いている。
部品: 防災部門
災害時、またはテロ等の破壊活動時において、大規模な損害につながらないよう計画を企画立案し、訓練し実行する部門。主に治安維持系や消防系の職業の者が働いている。
部品: お客様相談センター
顧客の疑問や苦情を受け止め、わからない事を解説し、顧客安心度を高めると共に、今後の組織運営の改善に必要な声を集め、組織の運営を助ける為の部門。主に対話技能に優れる者が働いている。
部品: お客様の保安と安全対策部門
事故や設備の不備による損失によって顧客に損害を与えたり、またそれと称して金銭を騙し取ろうとする者に対して対応する部署。主に法律系の職業や、保険や医療系、または整備系の職業の者が働いている。
部品: 財務部門
給料の支払いや経理等、金銭を扱う手続きなどを行い、組織運営を行う部門。主に事務系の職業の者が働いている。
部品: 人事部門
社内の人事権を司り、新規採用、部署移動等の手続き、または業務内容の査定などを行う部署。各部署の管理職などが固定化すると、必要以上の権限を有したり、内部腐敗を始めたりするので、人材のマネージメントは必須である。主に事務系や、法律に詳しい職業の者が働いている。
部品: 広報部門
求人広告や商品広告、社のイメージアップ戦略まで、主に外部に情報を発信する部門。詐欺に当たるような広告はしてはならない。主に法律に詳しいものや、放送系に詳しい者が働いている。また、広告戦略として、スポーツ組織を持っていたり、芸能活動を行う者を支援していたりする。
部品: 福利厚生部門
社内の労働環境を良くし、社員待遇の確認をし、会社運営に必要な物品の買い付けや補給などを司る部門。事務系や営業系、各種資源に詳しい者などが働いている。
部品: 内部監査専用独立部門
組織を運営する者の直轄部門。組織内の監査を行い、不正があればこれを運営する者に報告し、それを正すことを目的としている。この組織の人事権は組織を運営する者に帰する。主に法律系に詳しい者、諜報系の技能を持つ者が働いている。
部品: 整備士による定期点検
水道は生活に必要な資源であり、機材の破損は多数の生命に対して危険を及ぼす為、定期的に整備士による点検作業が義務付けられている。また、藩国の定める安全基準を満たさない施設は、運用を許可されない。
部品: パトロール
定期的にパイプラインのパトロールと点検を行い、異常がない事を確認する。これは損傷などの確認のみならず、テロ等の犯罪に対する備えである。
水道などでは毒物投与の危険性も考えられるので厳重に警戒は行われる。
部品: 個人情報の保護
組織運営に当たって獲得した個人情報は、悪用する事を禁止され、部外秘となる。ただし、犯罪にかかわる情報の場合は藩国の定める警察組織と共有し、対応する。
部品: 上水道の定義
飲用可能な水の供給設備を指す。浄水を完了した安全な飲料用水を安価に、確実に藩国各地に供給する、重要な国家事業である。
部品: 命に欠かせないもの
ほぼ全ての生命は空気と水がないと生きていけない。飲み水を確保するのは生活をする上で第一に考える事であろう。
部品: 安全対策
安全な飲料用水を提供するため、飲料用水の成分は厳密に規制される。有害物質検査はもちろんのこと、消毒等のために投入される薬品等も法によって規定される。特に人体に影響を及ぼす成分については、どんなに有益なものであっても飲料用水への混入は許されない。(必要であれば薬品として別に提供される)
部品: 浄水場の効果
ダムや、川から水を引き入れ、飲料と出来るレベルに浄化する設備である。飲料とするための厳しいチェックが行われる。
部品: ろ過技術のはじまり
まず雨水や川の水を、石、炭、砂、草などで濾す装置から始まった。身近な材料で作れるのが利点だったが、そのままでは衛生的に心配だったため煮沸してから初めて「飲料水」と呼べる物になった。
部品: 水の価値
建国当時は小さなろ過装置だけだったが、人が集まり大量の水が必要とされ、このままでは高値で水を売りつける良からぬ者も出てくるだろう。皆安全で平等に飲める水を確保するため、各集落、自治体は浄水施設の建設に乗り出す。
部品: 取水設備
ダムや川から水を取り入れる設備であり、「取水塔」や「取水堰」などがある。沈砂池へ水を運ぶ役割がある。
部品: 沈砂池(浄水場)
そのまま浄水施設に水を取り入れるとポンプや設備が痛む可能性があるので一度ここで流水の中から大きな砂や土などを沈殿させて取り除く。
基本は丈夫な鉄筋コンクリート製。堆砂のため長方形の池が主要な構造になっている。上澄みだけを流出させるよう内部の水面上に堰が作られている。
寒冷地では屋根が設けられることもある。
部品: 導水パイプ
沈砂池で大きな石や砂が取り除かれた水を浄水場へ運ぶためのパイプ。トンネルや大きな管などで出来ている。
部品: 着水井
取り入れた水の水量・水位の調節と、原水の水質把握という2つの役割を持つ施設。
浄水場や配水池に水を入れる前に着水井で流量を調整する。
部品: 薬品混和池
原水に含まれる不純物を取り除くために原水と凝集剤をはじめとした薬剤を混ぜる、浄水場内の設備の一種。
ろ過後のみの消毒では不十分なため、ここで原水への消毒剤の注入も行われる。
部品: ろ過池
浄水システムの一環として、砂などを利用して、水中の不純物をこし取る設備。
径の小さい細砂や、粗砂、砂利をろ過形式や敷き詰める層によって使い分ける。
部品: 配水池
上水道の配水量を調整するために、一時蓄えておくための場所。
主に標高の高い場所にあり、自然の落差を利用して給水する。
部品: 配水管
上水道の配水のために使う水道管。配水に使う一定の圧力を得るために、配水塔等からの自然圧を利用したり、ポンプで圧力を加えて配水される。
部品: 海水淡水化施設とその用途
海水淡水化とは、海水自体を蒸発法などのいくつかある方法で淡水化し、農業用水、工業用水、生活用水として利用できるようにする技術であり、この施設は
その技術を用いて、淡水化を主に行なう施設である。
主にこれらの淡水化された水の用途は、農業用水、工業用水、生活用水として使われる。この海水淡水化施設で使われるのは蒸発法と呼ばれる海水を蒸発し蒸留水を生み出す方法であり
蒸留水は、農業用水や、混ぜものを嫌う工業用水や生活用水に使われる。
部品: 海水淡水化をなぜ行なう必要があるか
飲用としての用途:海水自体は、約3.5%の塩分が含まれており、そのままでは飲用に適さない。
飲用水とするためには塩分濃度を0.05%以下にまで下げる必要がある。海水淡水化の基本は海水からの脱塩処理である。
生活用水の用途:生活用水とする上でも鉄分を含むパイプを痛める原因になってしまう事や、農業用水や生活用水とする上でも
塩害などや、塩分の大量摂取などを防ぐためにも脱塩処理は必要である。
工業用水の用途:工業用水についても、基本工業用水は塩素などの混ざりものを嫌うし、鉄などが錆びるなどの理由から海水をそのまま使用することには
適さない、その為の脱塩処理も必要なのである。
これらの理由から、脱塩処理としての海水淡水化は必要なのである。
部品: 施設内まで続く取水管
海水の取水場から海水淡水化施設に海水を送るための間にある管。
取水管は地下4m位を通っており、魚など大型海棲生物が入らないように網が多重でかけられている。
部品: 海水取水場と沈殿砂地
海水取水場は、海水淡水化施設で、淡水化する為の海水を海より、引き込む場所である。
ただ単純に海水を引き込むだけでは、海水に含まれる大きな生物、魚なども一緒に入ってきてしまう。
それらを防ぐために5つの水門と水場を経由して、それぞれに魚やそれぞれに魚や大型海棲生物の侵入を防いでいる。
さらに複数の水門と水場を通るので、海の波はおさまり、結果、後の水場になるに連れて、土や砂などは、沈殿する。
最後に、そこから取水管を通して海水淡水化施設に引き込まれる。
部品: 施設内の沈殿砂地と取水ポンプ
海水は、海水取水管から施設内のにつながり、水門を通じて、一旦施設内の深さ4mくらいの沈殿砂地がある。
ここで最終的な、土砂の沈殿が行われる。またここでも小さい魚類や不純物の侵入を確認する。
施設内には電動の取水ポンプがあり、取水管から海水を取り込む。
手順としては、一旦、施設内の沈殿砂地に水を引き込む。さらにそこで沈殿砂地で沈殿され、その後ポンプを用いて濾過槽に海水は運ばれる。
部品: 砂濾過タンク
砂ろ過とは、古くから使われている砂や砂利などのろ材を濾過層として海水を浄化する濾過方法である。
2つの砂ろ過のタンクを経由して、より多く不純物を取り除く。これらの濾過タンクは1年に1回は定期的に交換が行われ、清掃される。
部品: 多段蒸発法による淡水化区画
蒸発法とは、水を加熱し、蒸発させ、水と水に含まれる成分を分離する海水淡水化の方法の1つである。
ここではそれを応用利用した、多段蒸発法による淡水化を行っている。 内容としては以下である。
ある圧力に保った室内にその圧力における沸点よりも高温に過熱した海水を入れると、その一部が瞬間的に蒸発し、残りの海水は沸点まで温度が下がる。
このときに発生した蒸気は、その室内の上部にある伝熱管内を流れている原料海水を予熱し、自らは冷却されて液化して淡水が得られる。
このような蒸発室を直列に多数連結して多段式とし、室内の圧力を順次低くすることにより、各段で蒸発せずに残った海水を次の室で蒸発させ、熱効率をあげるように工夫されている。
蒸発に必要な加熱は、主に併設されている火力発電施設の予熱によって行われている。この蒸発法で作られる水は、蒸留水となる。
部品: 注水ポンプ
多段蒸発法区画で淡水化された淡水は、電動の注水ポンプを使い、淡水を貯蔵する貯蔵庫に運ばれる。
電動での注水ポンプは3ヶ月に一度点検が行われる。
部品: 施設内に複数ある淡水貯水池
多段蒸発法区画でを用いて造られた淡水は、注水ポンプによって、淡水貯水池に運ばれる。
貯水池は複数あり、水質検査を受け、その後給水場に運ばれ、生活用水、工業用水、農業用水として使われる。
部品: 海水淡水化施設の水質管理
ここでは、海水淡水化施設の水質管理を行なう。水質の一部を汲み出し、検査室にて、検査着を着用した上で水質検査を行なう。
ここで不純物がないか、水質は良いか安全面を確認される。 蒸発法を用いた場合、高温の場合、パイプなどから鉄やニッケルや銅などが混入する可能性がある。
これらの混入がないかも調べられる。
部品: 火力発電施設とパイプライン
燃料生産地から同火力発電施設へは、パイプラインが引かれており、ここで大型水道施設全体に電力が行くために
発電を行なう。 又その予熱を利用して、多段蒸発法による淡水化区画での加熱を行なう。
部品: 海水の消毒と塩素発生装置
施設内の海水の取水ポンプは、そのまま塩素発生装置に繋がっている。
その塩素により、海水を電解し、消毒が行われる。これらの塩素はその後の濾過と多段蒸発を経て、分離される。
部品: 下水道の定義
雨水や汚水等を集積したのち、公共用水域に排出するための設備。過度の環境汚染を防ぐため、特段の配慮が求められる設備でもある。
部品: 環境対策
汚水は下水道を通して処理場へ送り、下水処理を行わなければ環境問題を引き起こす。
下水道の整備は、周囲環境すべての環境を守ることになるのだ。
部品: 下水管
下水管には汚水を流す汚水管と、雨水を流す雨水管がある。
わざわざ分けるのは、雨天時には雨水も下水処理場に流れてきてしまい、
下水処理能力の低下を招くからである。
部品: 沈砂池(下水処理場)
基本的に浄水場の沈砂池と目的は一緒である。処理の前に大きなゴミや砂を取り除き水を浄化するための準備をする。
ただし、こちらは汚水を取り扱っているためよりゴミが混じる可能性が高く、排除と衛生面に留意しなければならないだろう。
粗目スクリーン、沈砂処理設備などが設置されている。
部品: 最初沈殿池
汚水内の小さなゴミや砂を取り除くための設備。
水流が遅くなるように調整されており、
遅い流れの中で重力の力を借りて汚水は水と沈殿物に分離される。
部品: スカム除去装置
最初沈澱池の表面に浮かんでくる油脂や固形分をスカムといい、これをせき止めて除去する装置。
除去後のスカムは脱水・袋詰めして廃棄処理される。
部品: 反応タンク
汚水に空気、活性汚泥と呼ばれる微生物などを混合攪拌することで、
下水中の有機物・窒素・リンを中心とした汚濁物質を処理する。
部品: 最終沈殿池
反応タンクの次に設置されている設備。
水流を遅くすることで、反応タンクで混合させた活性汚泥を沈殿分離させ、透明な上澄みだけを次に送る。
部品: 高度処理
主に処理水の活用や放流先の環境保全を目的とし、さらに行われる処理。
十分取り除くことができない、窒素やリンを取り除くものである。
嫌気―好気法や、嫌気―無酸素―好気法などがある。
オゾンで酸化した上で生物活性炭を行う方式もある。
部品: 消毒施設
放流する水を滅菌し、安全性を確保するための施設。
塩素消毒が一般的である他に、紫外線消毒・オゾン消毒といった消毒方法が取られている、
部品: 汚泥処理施設
下水処理場で発生した汚泥を回収し、産業廃棄物として処分するための施設。
汚泥は腐敗前に適切な処理を行う必要がある。
この施設ではまず汚泥の脱水を行った上で、焼却処分を行う。
部品: 処理水の再利用
処理工程を経て浄化された処理水は、消毒して公共用水域に放流されるか、工業用水等の雑用水として再利用される。
部品: 汚泥の再利用
下水処理場で発生する汚泥のうち、活性汚泥は汚水処理のために使用される。
それ以外の余剰汚泥は処理施設で焼却処分されることが多いが、
焼却後に肥料やセメント原料に使用されるほか、煉瓦に加工されることもある。
部品: 職員用の食堂
大型水道施設で働く職員用の食堂。 規定時間に昼食や夕食を取ることとされている。
働く上で、食事は重要であるので、料理人により考えられた栄養のある食事が出される。
部品: 大きな事務所
部署で言うところの、お客様相談センター部門、お客様の保安と安全対策部門、財務部、人事部、福利厚生部門など
事務方が働く事務所である。多くの事務員がここに務めている。
部品: 職員用トイレ
職員用のトイレ、普通の水洗便所である。生理的にも衛生的にもトイレは重要である。
ちゃんと1週間に一度は、定期的に清掃されている。
部品: 警備室
藩国のライフラインである水道施設なのであり、警備は必要である。ここでは藩国の警察関係者が待機していることが多い
防災部門もここに置かれている。
部品: 分厚い外壁
施設全体を囲う用に作られた分厚い外壁、高さ4mほどの外壁である。
重要施設であるので、侵入者を防ぐ必要があり、その為このような仕様になっている。
部品: 公共料金に係る規制
国民生活上、必要である水の安定的な供給の維持・確保を図るために、その供給に要する費用の回収を確実化する一方で、当該供給事業者が過度の利益を得ることを防止することにより使用者の利益を保護する
部品: 原価主義の規制
事業の能率的かつ適正な遂行に必要な費用の合計は、料金収入と一致する。国民生活に必要な水を利用して、不当な利益を得てはならない
部品: 公平な料金の原則
特定の需要家に対して不当に差別的なものであってはならず、需要種ごとに定められた料金は全て同種の需要家に無差別に適用される。
部品: 公正報酬の原則
事業に必要な資金を調達できるよう、利息や配当金に充当する事業報酬を、総括原価に過不足なく織り込む。この情報は、秘匿されない。
部品: 必要経費の算出
資源の原材料費は需要によって増減する為かかる費用を算出し、また効率的な組織運用にかかる人件費や設備費等を組み込み、納税額や業務報酬等を加え、その総額を回収する為、料金を設定する。
部品: 経営健全化の為の費用削減努力
国民の生活にかかわる仕事であることを自覚し、より多くの施設に、より安く、より良い商品を提供する為の努力を行わなければならない。
部品: 各種料金設定における藩国の許可
藩国は、年度毎に料金設定を確認し、資料を基にそれが適正であるか審査する。これにより許可された料金設定によって、その年度の使用料が決定する
提出書式
大部品: 羅幻王国大型水道施設 RD:71 評価値:10
-大部品: 基本情報 RD:8 評価値:5
--部品: 大型水道施設の概要と代表者
--部品: 施設の所在地
--大部品: 職員の採用条件など RD:2 評価値:1
---部品: 基本的な採用条件
---部品: 犯罪者の採用の禁止
--大部品: 勤務時間・給与・福利厚生など RD:4 評価値:3
---部品: 福利厚生
---部品: 勤務時間と休日
---部品: 給与
---部品: 有休
-大部品: 施設内部署 RD:9 評価値:5
--部品: 水道設備部門
--部品: 防災部門
--部品: お客様相談センター
--部品: お客様の保安と安全対策部門
--部品: 財務部門
--部品: 人事部門
--部品: 広報部門
--部品: 福利厚生部門
--部品: 内部監査専用独立部門
-大部品: 整備点検 RD:1 評価値:0
--部品: 整備士による定期点検
-大部品: セキュリティ RD:2 評価値:1
--部品: パトロール
--部品: 個人情報の保護
-大部品: 上水道施設 RD:14 評価値:6
--大部品: 河川からの浄水施設 RD:14 評価値:6
---大部品: 浄水場 RD:14 評価値:6
----大部品: 上水道 RD:3 評価値:2
-----部品: 上水道の定義
-----部品: 命に欠かせないもの
-----部品: 安全対策
----部品: 浄水場の効果
----部品: ろ過技術のはじまり
----部品: 水の価値
----大部品: 浄水システム RD:8 評価値:5
-----部品: 取水設備
-----部品: 沈砂池(浄水場)
-----部品: 導水パイプ
-----部品: 着水井
-----部品: 薬品混和池
-----部品: ろ過池
-----部品: 配水池
-----部品: 配水管
-大部品: 工業、生活、農業用水用水道施設 RD:12 評価値:6
--大部品: 海水淡水化施設 RD:12 評価値:6
---部品: 海水淡水化施設とその用途
---部品: 海水淡水化をなぜ行なう必要があるか
---大部品: 施設にある設備 RD:10 評価値:5
----部品: 施設内まで続く取水管
----部品: 海水取水場と沈殿砂地
----部品: 施設内の沈殿砂地と取水ポンプ
----部品: 砂濾過タンク
----部品: 多段蒸発法による淡水化区画
----部品: 注水ポンプ
----部品: 施設内に複数ある淡水貯水池
----部品: 海水淡水化施設の水質管理
----部品: 火力発電施設とパイプライン
----部品: 海水の消毒と塩素発生装置
-大部品: 下水道施設 RD:13 評価値:6
--大部品: 下水処理場 RD:13 評価値:6
---大部品: 下水道 RD:2 評価値:1
----部品: 下水道の定義
----部品: 環境対策
---大部品: 下水処理システム RD:11 評価値:5
----部品: 下水管
----部品: 沈砂池(下水処理場)
----部品: 最初沈殿池
----部品: スカム除去装置
----部品: 反応タンク
----部品: 最終沈殿池
----部品: 高度処理
----部品: 消毒施設
----部品: 汚泥処理施設
----部品: 処理水の再利用
----部品: 汚泥の再利用
-大部品: それ以外の施設 RD:5 評価値:3
--部品: 職員用の食堂
--部品: 大きな事務所
--部品: 職員用トイレ
--部品: 警備室
--部品: 分厚い外壁
-大部品: 料金設定時の原則 RD:4 評価値:3
--部品: 公共料金に係る規制
--部品: 原価主義の規制
--部品: 公平な料金の原則
--部品: 公正報酬の原則
-大部品: 具体的な料金計算方法 RD:3 評価値:2
--部品: 必要経費の算出
--部品: 経営健全化の為の費用削減努力
--部品: 各種料金設定における藩国の許可
部品: 大型水道施設の概要と代表者
大型水道施設は、羅幻王国の施設である。
西国の環境は、砂漠が多く、乾燥地帯という気候において生存に必要な水を確保し、供給と適切な下水管理を行なう為に作られた施設である。
代表者であり、施設所有者であり、最高責任者は、砂波香である。
部品: 施設の所在地
施設自体は、羅幻王国の南部東地域の、湖と河川がある山から流れる川が海に注ぐ入江にある。
海側には、海水淡水化施設の海水取水場が広がり、河川の中流付近に、浄水場とその取水場が広がっている。
河川方面とは逆の方向に下水処理場がある。
部品: 基本的な採用条件
次の3項目をすべて満たすことで、採用規定を満たしているとみなす。「1、羅幻王国、もしくは他の藩国に籍を持つ成人」「2、大型水道施設の業務に参加していただける方」「3、既定の面接及び筆記試験を合格した方」「4、当施設内の部署での働くことのできる技能を持つ方」そして、最終的な採用条件は、施設の所有者であり、最高責任者と、最高背筋者が認めた人事責任者が行う。
部品: 犯罪者の採用の禁止
テロ活動、民間人の虐殺、略奪、詐欺行為等、犯罪行為をする者の採用をしない。過去に犯罪歴があり、現在改心し贖罪のために生きている者を除く。その場合、藩国政庁に確認を行い、対応する。
部品: 福利厚生
一年に2回ほど健康診断と子供がいる家庭には子供を育てる上で育児手当などの特別手当が福利厚生として支給されている。
部品: 勤務時間と休日
基本9時間業務で1時間休憩である。休憩は就業時間に含まれない。
勤務時間は、朝から夕方までと、昼から夜までと夜から朝にかけての3つがあり3交代制である。
休日は週に2日である。
部品: 給与
給与は月ごとの勤務時間、勤務日数から算出される、さらに技能や勤務態度などや就業年数なども考慮に入れられ昇給が加えられることがある。
部品: 有休
年に数日有休が存在する。これらの有休は事務所に1ヶ月前には、所定の手続きを行い、申請を出す。
緊急で必要な場合は、当職員に伝え、事務職員が調整する。
部品: 水道設備部門
上水道の浄水施設、工業用水や農業用水や生活用水の海水淡水化施設、下水道の下水処理施設
それぞれの水道施設を運営し、管理する部門である。主に水道関係の技術者や工場運営系の職業や整備士が働いている。
部品: 防災部門
災害時、またはテロ等の破壊活動時において、大規模な損害につながらないよう計画を企画立案し、訓練し実行する部門。主に治安維持系や消防系の職業の者が働いている。
部品: お客様相談センター
顧客の疑問や苦情を受け止め、わからない事を解説し、顧客安心度を高めると共に、今後の組織運営の改善に必要な声を集め、組織の運営を助ける為の部門。主に対話技能に優れる者が働いている。
部品: お客様の保安と安全対策部門
事故や設備の不備による損失によって顧客に損害を与えたり、またそれと称して金銭を騙し取ろうとする者に対して対応する部署。主に法律系の職業や、保険や医療系、または整備系の職業の者が働いている。
部品: 財務部門
給料の支払いや経理等、金銭を扱う手続きなどを行い、組織運営を行う部門。主に事務系の職業の者が働いている。
部品: 人事部門
社内の人事権を司り、新規採用、部署移動等の手続き、または業務内容の査定などを行う部署。各部署の管理職などが固定化すると、必要以上の権限を有したり、内部腐敗を始めたりするので、人材のマネージメントは必須である。主に事務系や、法律に詳しい職業の者が働いている。
部品: 広報部門
求人広告や商品広告、社のイメージアップ戦略まで、主に外部に情報を発信する部門。詐欺に当たるような広告はしてはならない。主に法律に詳しいものや、放送系に詳しい者が働いている。また、広告戦略として、スポーツ組織を持っていたり、芸能活動を行う者を支援していたりする。
部品: 福利厚生部門
社内の労働環境を良くし、社員待遇の確認をし、会社運営に必要な物品の買い付けや補給などを司る部門。事務系や営業系、各種資源に詳しい者などが働いている。
部品: 内部監査専用独立部門
組織を運営する者の直轄部門。組織内の監査を行い、不正があればこれを運営する者に報告し、それを正すことを目的としている。この組織の人事権は組織を運営する者に帰する。主に法律系に詳しい者、諜報系の技能を持つ者が働いている。
部品: 整備士による定期点検
水道は生活に必要な資源であり、機材の破損は多数の生命に対して危険を及ぼす為、定期的に整備士による点検作業が義務付けられている。また、藩国の定める安全基準を満たさない施設は、運用を許可されない。
部品: パトロール
定期的にパイプラインのパトロールと点検を行い、異常がない事を確認する。これは損傷などの確認のみならず、テロ等の犯罪に対する備えである。
水道などでは毒物投与の危険性も考えられるので厳重に警戒は行われる。
部品: 個人情報の保護
組織運営に当たって獲得した個人情報は、悪用する事を禁止され、部外秘となる。ただし、犯罪にかかわる情報の場合は藩国の定める警察組織と共有し、対応する。
部品: 上水道の定義
飲用可能な水の供給設備を指す。浄水を完了した安全な飲料用水を安価に、確実に藩国各地に供給する、重要な国家事業である。
部品: 命に欠かせないもの
ほぼ全ての生命は空気と水がないと生きていけない。飲み水を確保するのは生活をする上で第一に考える事であろう。
部品: 安全対策
安全な飲料用水を提供するため、飲料用水の成分は厳密に規制される。有害物質検査はもちろんのこと、消毒等のために投入される薬品等も法によって規定される。特に人体に影響を及ぼす成分については、どんなに有益なものであっても飲料用水への混入は許されない。(必要であれば薬品として別に提供される)
部品: 浄水場の効果
ダムや、川から水を引き入れ、飲料と出来るレベルに浄化する設備である。飲料とするための厳しいチェックが行われる。
部品: ろ過技術のはじまり
まず雨水や川の水を、石、炭、砂、草などで濾す装置から始まった。身近な材料で作れるのが利点だったが、そのままでは衛生的に心配だったため煮沸してから初めて「飲料水」と呼べる物になった。
部品: 水の価値
建国当時は小さなろ過装置だけだったが、人が集まり大量の水が必要とされ、このままでは高値で水を売りつける良からぬ者も出てくるだろう。皆安全で平等に飲める水を確保するため、各集落、自治体は浄水施設の建設に乗り出す。
部品: 取水設備
ダムや川から水を取り入れる設備であり、「取水塔」や「取水堰」などがある。沈砂池へ水を運ぶ役割がある。
部品: 沈砂池(浄水場)
そのまま浄水施設に水を取り入れるとポンプや設備が痛む可能性があるので一度ここで流水の中から大きな砂や土などを沈殿させて取り除く。
基本は丈夫な鉄筋コンクリート製。堆砂のため長方形の池が主要な構造になっている。上澄みだけを流出させるよう内部の水面上に堰が作られている。
寒冷地では屋根が設けられることもある。
部品: 導水パイプ
沈砂池で大きな石や砂が取り除かれた水を浄水場へ運ぶためのパイプ。トンネルや大きな管などで出来ている。
部品: 着水井
取り入れた水の水量・水位の調節と、原水の水質把握という2つの役割を持つ施設。
浄水場や配水池に水を入れる前に着水井で流量を調整する。
部品: 薬品混和池
原水に含まれる不純物を取り除くために原水と凝集剤をはじめとした薬剤を混ぜる、浄水場内の設備の一種。
ろ過後のみの消毒では不十分なため、ここで原水への消毒剤の注入も行われる。
部品: ろ過池
浄水システムの一環として、砂などを利用して、水中の不純物をこし取る設備。
径の小さい細砂や、粗砂、砂利をろ過形式や敷き詰める層によって使い分ける。
部品: 配水池
上水道の配水量を調整するために、一時蓄えておくための場所。
主に標高の高い場所にあり、自然の落差を利用して給水する。
部品: 配水管
上水道の配水のために使う水道管。配水に使う一定の圧力を得るために、配水塔等からの自然圧を利用したり、ポンプで圧力を加えて配水される。
部品: 海水淡水化施設とその用途
海水淡水化とは、海水自体を蒸発法などのいくつかある方法で淡水化し、農業用水、工業用水、生活用水として利用できるようにする技術であり、この施設は
その技術を用いて、淡水化を主に行なう施設である。
主にこれらの淡水化された水の用途は、農業用水、工業用水、生活用水として使われる。この海水淡水化施設で使われるのは蒸発法と呼ばれる海水を蒸発し蒸留水を生み出す方法であり
蒸留水は、農業用水や、混ぜものを嫌う工業用水や生活用水に使われる。
部品: 海水淡水化をなぜ行なう必要があるか
飲用としての用途:海水自体は、約3.5%の塩分が含まれており、そのままでは飲用に適さない。
飲用水とするためには塩分濃度を0.05%以下にまで下げる必要がある。海水淡水化の基本は海水からの脱塩処理である。
生活用水の用途:生活用水とする上でも鉄分を含むパイプを痛める原因になってしまう事や、農業用水や生活用水とする上でも
塩害などや、塩分の大量摂取などを防ぐためにも脱塩処理は必要である。
工業用水の用途:工業用水についても、基本工業用水は塩素などの混ざりものを嫌うし、鉄などが錆びるなどの理由から海水をそのまま使用することには
適さない、その為の脱塩処理も必要なのである。
これらの理由から、脱塩処理としての海水淡水化は必要なのである。
部品: 施設内まで続く取水管
海水の取水場から海水淡水化施設に海水を送るための間にある管。
取水管は地下4m位を通っており、魚など大型海棲生物が入らないように網が多重でかけられている。
部品: 海水取水場と沈殿砂地
海水取水場は、海水淡水化施設で、淡水化する為の海水を海より、引き込む場所である。
ただ単純に海水を引き込むだけでは、海水に含まれる大きな生物、魚なども一緒に入ってきてしまう。
それらを防ぐために5つの水門と水場を経由して、それぞれに魚やそれぞれに魚や大型海棲生物の侵入を防いでいる。
さらに複数の水門と水場を通るので、海の波はおさまり、結果、後の水場になるに連れて、土や砂などは、沈殿する。
最後に、そこから取水管を通して海水淡水化施設に引き込まれる。
部品: 施設内の沈殿砂地と取水ポンプ
海水は、海水取水管から施設内のにつながり、水門を通じて、一旦施設内の深さ4mくらいの沈殿砂地がある。
ここで最終的な、土砂の沈殿が行われる。またここでも小さい魚類や不純物の侵入を確認する。
施設内には電動の取水ポンプがあり、取水管から海水を取り込む。
手順としては、一旦、施設内の沈殿砂地に水を引き込む。さらにそこで沈殿砂地で沈殿され、その後ポンプを用いて濾過槽に海水は運ばれる。
部品: 砂濾過タンク
砂ろ過とは、古くから使われている砂や砂利などのろ材を濾過層として海水を浄化する濾過方法である。
2つの砂ろ過のタンクを経由して、より多く不純物を取り除く。これらの濾過タンクは1年に1回は定期的に交換が行われ、清掃される。
部品: 多段蒸発法による淡水化区画
蒸発法とは、水を加熱し、蒸発させ、水と水に含まれる成分を分離する海水淡水化の方法の1つである。
ここではそれを応用利用した、多段蒸発法による淡水化を行っている。 内容としては以下である。
ある圧力に保った室内にその圧力における沸点よりも高温に過熱した海水を入れると、その一部が瞬間的に蒸発し、残りの海水は沸点まで温度が下がる。
このときに発生した蒸気は、その室内の上部にある伝熱管内を流れている原料海水を予熱し、自らは冷却されて液化して淡水が得られる。
このような蒸発室を直列に多数連結して多段式とし、室内の圧力を順次低くすることにより、各段で蒸発せずに残った海水を次の室で蒸発させ、熱効率をあげるように工夫されている。
蒸発に必要な加熱は、主に併設されている火力発電施設の予熱によって行われている。この蒸発法で作られる水は、蒸留水となる。
部品: 注水ポンプ
多段蒸発法区画で淡水化された淡水は、電動の注水ポンプを使い、淡水を貯蔵する貯蔵庫に運ばれる。
電動での注水ポンプは3ヶ月に一度点検が行われる。
部品: 施設内に複数ある淡水貯水池
多段蒸発法区画でを用いて造られた淡水は、注水ポンプによって、淡水貯水池に運ばれる。
貯水池は複数あり、水質検査を受け、その後給水場に運ばれ、生活用水、工業用水、農業用水として使われる。
部品: 海水淡水化施設の水質管理
ここでは、海水淡水化施設の水質管理を行なう。水質の一部を汲み出し、検査室にて、検査着を着用した上で水質検査を行なう。
ここで不純物がないか、水質は良いか安全面を確認される。 蒸発法を用いた場合、高温の場合、パイプなどから鉄やニッケルや銅などが混入する可能性がある。
これらの混入がないかも調べられる。
部品: 火力発電施設とパイプライン
燃料生産地から同火力発電施設へは、パイプラインが引かれており、ここで大型水道施設全体に電力が行くために
発電を行なう。 又その予熱を利用して、多段蒸発法による淡水化区画での加熱を行なう。
部品: 海水の消毒と塩素発生装置
施設内の海水の取水ポンプは、そのまま塩素発生装置に繋がっている。
その塩素により、海水を電解し、消毒が行われる。これらの塩素はその後の濾過と多段蒸発を経て、分離される。
部品: 下水道の定義
雨水や汚水等を集積したのち、公共用水域に排出するための設備。過度の環境汚染を防ぐため、特段の配慮が求められる設備でもある。
部品: 環境対策
汚水は下水道を通して処理場へ送り、下水処理を行わなければ環境問題を引き起こす。
下水道の整備は、周囲環境すべての環境を守ることになるのだ。
部品: 下水管
下水管には汚水を流す汚水管と、雨水を流す雨水管がある。
わざわざ分けるのは、雨天時には雨水も下水処理場に流れてきてしまい、
下水処理能力の低下を招くからである。
部品: 沈砂池(下水処理場)
基本的に浄水場の沈砂池と目的は一緒である。処理の前に大きなゴミや砂を取り除き水を浄化するための準備をする。
ただし、こちらは汚水を取り扱っているためよりゴミが混じる可能性が高く、排除と衛生面に留意しなければならないだろう。
粗目スクリーン、沈砂処理設備などが設置されている。
部品: 最初沈殿池
汚水内の小さなゴミや砂を取り除くための設備。
水流が遅くなるように調整されており、
遅い流れの中で重力の力を借りて汚水は水と沈殿物に分離される。
部品: スカム除去装置
最初沈澱池の表面に浮かんでくる油脂や固形分をスカムといい、これをせき止めて除去する装置。
除去後のスカムは脱水・袋詰めして廃棄処理される。
部品: 反応タンク
汚水に空気、活性汚泥と呼ばれる微生物などを混合攪拌することで、
下水中の有機物・窒素・リンを中心とした汚濁物質を処理する。
部品: 最終沈殿池
反応タンクの次に設置されている設備。
水流を遅くすることで、反応タンクで混合させた活性汚泥を沈殿分離させ、透明な上澄みだけを次に送る。
部品: 高度処理
主に処理水の活用や放流先の環境保全を目的とし、さらに行われる処理。
十分取り除くことができない、窒素やリンを取り除くものである。
嫌気―好気法や、嫌気―無酸素―好気法などがある。
オゾンで酸化した上で生物活性炭を行う方式もある。
部品: 消毒施設
放流する水を滅菌し、安全性を確保するための施設。
塩素消毒が一般的である他に、紫外線消毒・オゾン消毒といった消毒方法が取られている、
部品: 汚泥処理施設
下水処理場で発生した汚泥を回収し、産業廃棄物として処分するための施設。
汚泥は腐敗前に適切な処理を行う必要がある。
この施設ではまず汚泥の脱水を行った上で、焼却処分を行う。
部品: 処理水の再利用
処理工程を経て浄化された処理水は、消毒して公共用水域に放流されるか、工業用水等の雑用水として再利用される。
部品: 汚泥の再利用
下水処理場で発生する汚泥のうち、活性汚泥は汚水処理のために使用される。
それ以外の余剰汚泥は処理施設で焼却処分されることが多いが、
焼却後に肥料やセメント原料に使用されるほか、煉瓦に加工されることもある。
部品: 職員用の食堂
大型水道施設で働く職員用の食堂。 規定時間に昼食や夕食を取ることとされている。
働く上で、食事は重要であるので、料理人により考えられた栄養のある食事が出される。
部品: 大きな事務所
部署で言うところの、お客様相談センター部門、お客様の保安と安全対策部門、財務部、人事部、福利厚生部門など
事務方が働く事務所である。多くの事務員がここに務めている。
部品: 職員用トイレ
職員用のトイレ、普通の水洗便所である。生理的にも衛生的にもトイレは重要である。
ちゃんと1週間に一度は、定期的に清掃されている。
部品: 警備室
藩国のライフラインである水道施設なのであり、警備は必要である。ここでは藩国の警察関係者が待機していることが多い
防災部門もここに置かれている。
部品: 分厚い外壁
施設全体を囲う用に作られた分厚い外壁、高さ4mほどの外壁である。
重要施設であるので、侵入者を防ぐ必要があり、その為このような仕様になっている。
部品: 公共料金に係る規制
国民生活上、必要である水の安定的な供給の維持・確保を図るために、その供給に要する費用の回収を確実化する一方で、当該供給事業者が過度の利益を得ることを防止することにより使用者の利益を保護する
部品: 原価主義の規制
事業の能率的かつ適正な遂行に必要な費用の合計は、料金収入と一致する。国民生活に必要な水を利用して、不当な利益を得てはならない
部品: 公平な料金の原則
特定の需要家に対して不当に差別的なものであってはならず、需要種ごとに定められた料金は全て同種の需要家に無差別に適用される。
部品: 公正報酬の原則
事業に必要な資金を調達できるよう、利息や配当金に充当する事業報酬を、総括原価に過不足なく織り込む。この情報は、秘匿されない。
部品: 必要経費の算出
資源の原材料費は需要によって増減する為かかる費用を算出し、また効率的な組織運用にかかる人件費や設備費等を組み込み、納税額や業務報酬等を加え、その総額を回収する為、料金を設定する。
部品: 経営健全化の為の費用削減努力
国民の生活にかかわる仕事であることを自覚し、より多くの施設に、より安く、より良い商品を提供する為の努力を行わなければならない。
部品: 各種料金設定における藩国の許可
藩国は、年度毎に料金設定を確認し、資料を基にそれが適正であるか審査する。これにより許可された料金設定によって、その年度の使用料が決定する
インポート用定義データ
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"title": "羅幻王国大型水道施設",
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"title": "大型水道施設の概要と代表者",
"description": "大型水道施設は、羅幻王国の施設である。\n西国の環境は、砂漠が多く、乾燥地帯という気候において生存に必要な水を確保し、供給と適切な下水管理を行なう為に作られた施設である。\n代表者であり、施設所有者であり、最高責任者は、砂波香である。",
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{
"title": "施設の所在地",
"description": "施設自体は、羅幻王国の南部東地域の、湖と河川がある山から流れる川が海に注ぐ入江にある。\n海側には、海水淡水化施設の海水取水場が広がり、河川の中流付近に、浄水場とその取水場が広がっている。\n河川方面とは逆の方向に下水処理場がある。",
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"title": "職員の採用条件など",
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"description": "テロ活動、民間人の虐殺、略奪、詐欺行為等、犯罪行為をする者の採用をしない。過去に犯罪歴があり、現在改心し贖罪のために生きている者を除く。その場合、藩国政庁に確認を行い、対応する。 ",
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{
"title": "海水淡水化施設とその用途",
"description": "海水淡水化とは、海水自体を蒸発法などのいくつかある方法で淡水化し、農業用水、工業用水、生活用水として利用できるようにする技術であり、この施設は\nその技術を用いて、淡水化を主に行なう施設である。\n主にこれらの淡水化された水の用途は、農業用水、工業用水、生活用水として使われる。この海水淡水化施設で使われるのは蒸発法と呼ばれる海水を蒸発し蒸留水を生み出す方法であり\n蒸留水は、農業用水や、混ぜものを嫌う工業用水や生活用水に使われる。 ",
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{
"title": "海水淡水化をなぜ行なう必要があるか",
"description": "飲用としての用途:海水自体は、約3.5%の塩分が含まれており、そのままでは飲用に適さない。\n飲用水とするためには塩分濃度を0.05%以下にまで下げる必要がある。海水淡水化の基本は海水からの脱塩処理である。\n生活用水の用途:生活用水とする上でも鉄分を含むパイプを痛める原因になってしまう事や、農業用水や生活用水とする上でも\n塩害などや、塩分の大量摂取などを防ぐためにも脱塩処理は必要である。\n工業用水の用途:工業用水についても、基本工業用水は塩素などの混ざりものを嫌うし、鉄などが錆びるなどの理由から海水をそのまま使用することには\n適さない、その為の脱塩処理も必要なのである。\nこれらの理由から、脱塩処理としての海水淡水化は必要なのである。",
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{
"title": "施設にある設備",
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"title": "施設内まで続く取水管",
"description": "海水の取水場から海水淡水化施設に海水を送るための間にある管。\n取水管は地下4m位を通っており、魚など大型海棲生物が入らないように網が多重でかけられている。\n",
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{
"title": "海水取水場と沈殿砂地",
"description": "海水取水場は、海水淡水化施設で、淡水化する為の海水を海より、引き込む場所である。\nただ単純に海水を引き込むだけでは、海水に含まれる大きな生物、魚なども一緒に入ってきてしまう。\nそれらを防ぐために5つの水門と水場を経由して、それぞれに魚やそれぞれに魚や大型海棲生物の侵入を防いでいる。\nさらに複数の水門と水場を通るので、海の波はおさまり、結果、後の水場になるに連れて、土や砂などは、沈殿する。\n最後に、そこから取水管を通して海水淡水化施設に引き込まれる。\n",
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{
"title": "施設内の沈殿砂地と取水ポンプ",
"description": "海水は、海水取水管から施設内のにつながり、水門を通じて、一旦施設内の深さ4mくらいの沈殿砂地がある。\nここで最終的な、土砂の沈殿が行われる。またここでも小さい魚類や不純物の侵入を確認する。\n施設内には電動の取水ポンプがあり、取水管から海水を取り込む。\n手順としては、一旦、施設内の沈殿砂地に水を引き込む。さらにそこで沈殿砂地で沈殿され、その後ポンプを用いて濾過槽に海水は運ばれる。\n\n",
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{
"title": "砂濾過タンク",
"description": "砂ろ過とは、古くから使われている砂や砂利などのろ材を濾過層として海水を浄化する濾過方法である。\n2つの砂ろ過のタンクを経由して、より多く不純物を取り除く。これらの濾過タンクは1年に1回は定期的に交換が行われ、清掃される。\n",
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},
{
"title": "多段蒸発法による淡水化区画",
"description": "蒸発法とは、水を加熱し、蒸発させ、水と水に含まれる成分を分離する海水淡水化の方法の1つである。\nここではそれを応用利用した、多段蒸発法による淡水化を行っている。 内容としては以下である。\nある圧力に保った室内にその圧力における沸点よりも高温に過熱した海水を入れると、その一部が瞬間的に蒸発し、残りの海水は沸点まで温度が下がる。\nこのときに発生した蒸気は、その室内の上部にある伝熱管内を流れている原料海水を予熱し、自らは冷却されて液化して淡水が得られる。\nこのような蒸発室を直列に多数連結して多段式とし、室内の圧力を順次低くすることにより、各段で蒸発せずに残った海水を次の室で蒸発させ、熱効率をあげるように工夫されている。\n蒸発に必要な加熱は、主に併設されている火力発電施設の予熱によって行われている。この蒸発法で作られる水は、蒸留水となる。\n",
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{
"title": "注水ポンプ",
"description": "多段蒸発法区画で淡水化された淡水は、電動の注水ポンプを使い、淡水を貯蔵する貯蔵庫に運ばれる。\n電動での注水ポンプは3ヶ月に一度点検が行われる。",
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{
"title": "施設内に複数ある淡水貯水池",
"description": "多段蒸発法区画でを用いて造られた淡水は、注水ポンプによって、淡水貯水池に運ばれる。\n貯水池は複数あり、水質検査を受け、その後給水場に運ばれ、生活用水、工業用水、農業用水として使われる。",
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},
{
"title": "海水淡水化施設の水質管理",
"description": "ここでは、海水淡水化施設の水質管理を行なう。水質の一部を汲み出し、検査室にて、検査着を着用した上で水質検査を行なう。\nここで不純物がないか、水質は良いか安全面を確認される。 蒸発法を用いた場合、高温の場合、パイプなどから鉄やニッケルや銅などが混入する可能性がある。\nこれらの混入がないかも調べられる。\n",
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{
"title": "火力発電施設とパイプライン",
"description": "燃料生産地から同火力発電施設へは、パイプラインが引かれており、ここで大型水道施設全体に電力が行くために\n発電を行なう。 又その予熱を利用して、多段蒸発法による淡水化区画での加熱を行なう。",
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{
"title": "海水の消毒と塩素発生装置",
"description": "施設内の海水の取水ポンプは、そのまま塩素発生装置に繋がっている。\nその塩素により、海水を電解し、消毒が行われる。これらの塩素はその後の濾過と多段蒸発を経て、分離される。",
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{
"title": "下水道施設",
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{
"title": "下水処理場",
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{
"title": "下水道",
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{
"title": "下水道の定義",
"description": "雨水や汚水等を集積したのち、公共用水域に排出するための設備。過度の環境汚染を防ぐため、特段の配慮が求められる設備でもある。",
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{
"title": "環境対策",
"description": "汚水は下水道を通して処理場へ送り、下水処理を行わなければ環境問題を引き起こす。\n下水道の整備は、周囲環境すべての環境を守ることになるのだ。",
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{
"title": "下水処理システム",
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{
"title": "下水管",
"description": "下水管には汚水を流す汚水管と、雨水を流す雨水管がある。\nわざわざ分けるのは、雨天時には雨水も下水処理場に流れてきてしまい、\n下水処理能力の低下を招くからである。",
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{
"title": "沈砂池(下水処理場)",
"description": "基本的に浄水場の沈砂池と目的は一緒である。処理の前に大きなゴミや砂を取り除き水を浄化するための準備をする。\nただし、こちらは汚水を取り扱っているためよりゴミが混じる可能性が高く、排除と衛生面に留意しなければならないだろう。\n粗目スクリーン、沈砂処理設備などが設置されている。",
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{
"title": "最初沈殿池",
"description": "汚水内の小さなゴミや砂を取り除くための設備。\n水流が遅くなるように調整されており、\n遅い流れの中で重力の力を借りて汚水は水と沈殿物に分離される。",
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{
"title": "スカム除去装置",
"description": "最初沈澱池の表面に浮かんでくる油脂や固形分をスカムといい、これをせき止めて除去する装置。\n除去後のスカムは脱水・袋詰めして廃棄処理される。",
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"title": "反応タンク",
"description": "汚水に空気、活性汚泥と呼ばれる微生物などを混合攪拌することで、\n下水中の有機物・窒素・リンを中心とした汚濁物質を処理する。",
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{
"title": "最終沈殿池",
"description": "反応タンクの次に設置されている設備。\n水流を遅くすることで、反応タンクで混合させた活性汚泥を沈殿分離させ、透明な上澄みだけを次に送る。",
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{
"title": "高度処理",
"description": "主に処理水の活用や放流先の環境保全を目的とし、さらに行われる処理。\n十分取り除くことができない、窒素やリンを取り除くものである。\n嫌気―好気法や、嫌気―無酸素―好気法などがある。\nオゾンで酸化した上で生物活性炭を行う方式もある。",
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"title": "消毒施設",
"description": "放流する水を滅菌し、安全性を確保するための施設。\n塩素消毒が一般的である他に、紫外線消毒・オゾン消毒といった消毒方法が取られている、",
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{
"title": "汚泥処理施設",
"description": "下水処理場で発生した汚泥を回収し、産業廃棄物として処分するための施設。\n汚泥は腐敗前に適切な処理を行う必要がある。\nこの施設ではまず汚泥の脱水を行った上で、焼却処分を行う。",
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"title": "処理水の再利用",
"description": "処理工程を経て浄化された処理水は、消毒して公共用水域に放流されるか、工業用水等の雑用水として再利用される。",
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{
"title": "汚泥の再利用",
"description": "下水処理場で発生する汚泥のうち、活性汚泥は汚水処理のために使用される。\nそれ以外の余剰汚泥は処理施設で焼却処分されることが多いが、\n焼却後に肥料やセメント原料に使用されるほか、煉瓦に加工されることもある。",
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{
"title": "それ以外の施設",
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"title": "職員用の食堂",
"description": "大型水道施設で働く職員用の食堂。 規定時間に昼食や夕食を取ることとされている。\n働く上で、食事は重要であるので、料理人により考えられた栄養のある食事が出される。",
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"title": "大きな事務所",
"description": "部署で言うところの、お客様相談センター部門、お客様の保安と安全対策部門、財務部、人事部、福利厚生部門など\n事務方が働く事務所である。多くの事務員がここに務めている。",
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"title": "職員用トイレ",
"description": "職員用のトイレ、普通の水洗便所である。生理的にも衛生的にもトイレは重要である。\nちゃんと1週間に一度は、定期的に清掃されている。",
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"title": "警備室",
"description": "藩国のライフラインである水道施設なのであり、警備は必要である。ここでは藩国の警察関係者が待機していることが多い\n防災部門もここに置かれている。",
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{
"title": "分厚い外壁",
"description": "施設全体を囲う用に作られた分厚い外壁、高さ4mほどの外壁である。\n重要施設であるので、侵入者を防ぐ必要があり、その為このような仕様になっている。",
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{
"title": "料金設定時の原則",
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"title": "公共料金に係る規制",
"description": "国民生活上、必要である水の安定的な供給の維持・確保を図るために、その供給に要する費用の回収を確実化する一方で、当該供給事業者が過度の利益を得ることを防止することにより使用者の利益を保護する",
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{
"title": "原価主義の規制",
"description": "事業の能率的かつ適正な遂行に必要な費用の合計は、料金収入と一致する。国民生活に必要な水を利用して、不当な利益を得てはならない",
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"title": "公平な料金の原則",
"description": "特定の需要家に対して不当に差別的なものであってはならず、需要種ごとに定められた料金は全て同種の需要家に無差別に適用される。",
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"title": "公正報酬の原則",
"description": "事業に必要な資金を調達できるよう、利息や配当金に充当する事業報酬を、総括原価に過不足なく織り込む。この情報は、秘匿されない。",
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{
"title": "具体的な料金計算方法",
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"title": "必要経費の算出",
"description": "資源の原材料費は需要によって増減する為かかる費用を算出し、また効率的な組織運用にかかる人件費や設備費等を組み込み、納税額や業務報酬等を加え、その総額を回収する為、料金を設定する。",
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"title": "経営健全化の為の費用削減努力",
"description": "国民の生活にかかわる仕事であることを自覚し、より多くの施設に、より安く、より良い商品を提供する為の努力を行わなければならない。",
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{
"title": "各種料金設定における藩国の許可",
"description": "藩国は、年度毎に料金設定を確認し、資料を基にそれが適正であるか審査する。これにより許可された料金設定によって、その年度の使用料が決定する",
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最終更新:2017年08月27日 08:03