【システム初心者】: 可 【TRPG初心者】:不可
【プレイヤー人数】:3人~4人
【終了予定時刻】:18時
【PC作成について】:完全持ち込み(※PC1、PC2は新造必須)(経験点70点ショウアップ)
【シナリオ傾向】:[社会:ストリート][芸術:音楽][ロックンロール]
関東は埼玉よりお邪魔します。タイラアツシと申します。
このような機会をいただけたこと、主宰のソエジマさんを始めとするこれからお会いできるあろう皆さんに、心から御礼申し上げます。本当に、ありがとうございます。
なんでも、カブキPC1のアクトって少ないらしいですね。
なので書きました。演ります。存分に楽しんでいただけたら幸いです。
▼予告
トーキョーN◎VA、南アサクサ。
スラム街の片隅に、潰れかけのライブハウスがある。
病床にあるマスターに代わり、その一人娘が必死に支える夢の残骸。
カーライルに目をつけられ、合法非合法を問わぬ立退きの圧力。
いよいよこれまでかと膝を折りかけた夜、一人のカブキがそこにやってきた。
夢の残骸は週末にあるべき姿を取り戻す。
夜に鳴り響くその音楽と共に。
トーキョーN◎VA THE AXLERATION|NACHTMUSIK
運命の扉を開けろ。さあ、ラストステージの時間だ。
▼ハンドアウト
各キャストには以下の設定が推奨される。
PC1(カブキ):南アサクサのライブハウス「アサクサ屋根裏」前で行き倒れる。
PC2(任意):PC1を探しに南アサクサまでやってきた。PC1の血縁。
PC3(エグゼク):CME制作部エグゼク。「アサクサ屋根裏」を守る工作を行う。
PC4(レッガー):河渡の任侠。「アサクサ屋根裏」マスターと古馴染み。
PC1(カブキ)(※キーハンドアウトあり)
コネ:緑原奏 推奨スート:ハート or クラブ
- キミは芽の出なかったミュージシャンだ。少ない稼ぎで血縁であるPC2に仕送りは続けていたが、もはやそれも難しいレベルの生活苦である。食べるものにも困る中、南アサクサのストリートで行き倒れたところをキミは緑原奏という少女に助けられた。キミが持つ楽器を目にした彼女は、一つのお願いをしてきた。断れる流れではない。
【PS:緑原奏のお願いに応える】
From RL:〈芸術:音楽〉と使用する楽器は必須となります。楽器についてはフレーバーなど細かいところは柔軟に処理しますので、お気軽にどうぞ。あと、ライブハウスがメインの舞台になりますので、お手数ですが!お手数ですが!お手数ですが空気をある程度読んでいただければ幸いです。三回言いました。
PC2(任意)(※キーハンドアウトあり・難易度高)
コネ:PC1 推奨スート:ハート
- キミは血縁であるPC1を案じ南アサクサまでやってきた。両親を亡くしPC1と二人で生きてきたけれど、お互いの目指す未来のためにひとりぼっちになった過去。PC1の仕送りで貧しいながらも生活に困ることはなかったが、徐々に少なくなっていく便りと仕送りの金額に不安は募るばかり。だからキミは会いに来た――たったひとりの、家族に。
【PS:PC1の安否を確かめる】
From RL:PC1との関係については、アンダーワークでコンセンサスを取ってください。基本血縁関係であれば問題はないものと思われますが、以前回した際出た提案に「PC1の"母"」というのがありまして、流石にそれはツラすぎるだろうという結論になりました。それと、キツいキーハンドアウトが飛びます。お覚悟を。
PC3(エグゼク)
コネ:ジェイク濱木 推奨スート:ダイヤ
- キミはチハヤ・ミュージック・エンターテイメント(CME)制作部の幹部である。確かな音楽を届けるのがキミの仕事だ。そんなキミに悪い報せが届いた。数々の名ミュージシャンを輩出してきたライブハウス「アサクサ屋根裏」が違法な手を使い潰されそうになっているという。しかも、仕掛けているジェイク濱木という人物は"あの"カーライルの人間らしい。
【PS:「アサクサ屋根裏」を存続させる】
From RL:基本ハンドアウト通りのキャストを組んでいただければ恐らくはモチベーションに困ることはないと思いますが、ある程度自分でモチベーションを自由に設定できると強いかもしれません。
PC4(レッガー)
コネ:緑原ヒビキ 推奨スート:ダイヤ
- キミは南アサクサで生きているヤクザだ。自分が身を預ける河渡連合のシマだった南アサクサは、今やマフィアのカーライルに仕切られている。忸怩たる思いで生きるキミを、古馴染みである緑原ヒビキが呼び出した。ライブハウス「アサクサ屋根裏」の奥で病に伏せる彼から告げられた願いは、とても信じがたいものであった。
【PS:緑原ヒビキの願いを聞き届ける】
From RL:困ったら「自分、不器用ですから」って言っておけば大丈夫です。
▼ゲスト情報
緑原奏(みどりはら-かなで) ◎マネキン
- ライブハウス「アサクサ屋根裏」のマスターである緑原ヒビキの一人娘。病床にあるヒビキの代わりにアサクサ屋根裏を回している。男勝りでライブハウスに集まるやんちゃ坊主相手でも五分で渡り合う姉御肌。
ジェイク濱木(じぇいく-はまき) ◎エグゼク ●レッガー
- 濱木セキュリティコンサルティング社長。盛り場へのバウンサー派遣・不動産業など手がける事業は多岐に及ぶ。当人も積極的に隠すことはしていない(必要があればそれを利用する)が、カーライルの新参マフィアである。
緑原ヒビキ(みどりはら-ひびき) ◎カブキ
- ライブハウス「アサクサ屋根裏」マスター。かつて一斉を風靡したカブキであり、引退しアサクサ屋根裏を開いてからも数々の名プレイヤーを見出し育ててきた男。今は病床にあり、全てを一人娘である奏に任せ静養している。
▼レギュレーション
キャラクター作成:コンストラクション必須(経験点:70点ショウアップ)
達成値目安:ゲスト最大達成値 A22(サポートによりさらに上がる可能性あり)
神業情報:
- 肉体・社会ダメージを防ぐ神業が一枚ずつあれば、キャスト及び友好的ゲストの即死は回避できる。
- 《M&A》《不可触》については、使用想定タイミングが存在する。
- 本アクトに限り《M&A》の効果が拡張される。金銭で物理的なアウトフィットなどを購入するだけでなく「金銭により解決しうる事象」において、幅広く有効に作用する。具体的には《真実》《完全偽装》《不可触》《暴露》のいずれかとしても扱うことができる。使用時に宣言すること。使用経験点の条件付けに変更はない。
備考:
- PC1・PC2はキャスト持ち込み不可。必ず新造すること。
- PC1・PC2にはキーハンドアウトが配布される。
キーハンドアウト:アクト開始時は非公開状態となっているもう一つのハンドアウト。設定された公開条件により公開タイミングが異なる。
- プレイヤーの皆様の決断によっては、PvPが起こり得ます。
最終更新:2014年01月14日 02:19