現時点でイラスト化されている諸島連合軍の兵器を紹介します。一部の兵器はフライトグライドのオンラインゲーム”Sky
Debris”にも登場しています。
空中艦船 | 飛行機械 | 地上兵器 | その他(水上艦) |
空中艦は保有せず | 戦闘機レプンカムイ | 330計画戦車 | 水上機母艦モシリコルチ |
重迎撃機エトーピリカ | 駆逐艦カンナカムイ | ||
多目的機フレマキリ | 可潜通報艦アトイカムイ | ||
試作高速迎撃機スマウコロ | |||
試作高速迎撃機アシリカムイ | |||
対フォウ討伐機レラカムイ | |||
第二紀世代
乗員 | 1名 |
動力 | 浮遊機関 |
出力 | 400lc |
最大速度 | 170km/h |
武装 | 液冷機関銃 x2 |
ラムピリカ重工製
諸島連合の第二紀世代における主力戦闘機。
版図の大半が海である諸島連合では、水上機(水上艦)の技術の高度な発達を促しました。
1対1での空戦では、その小型で軽い身のこなしから連邦軍や帝国軍の戦闘機と格闘戦も可能ですが、武装が貧弱なのが欠点。
最近はフォウ王国軍の散発的な領空侵犯に頭を悩ませているご様子。彼らの戦闘機ではあの高速な王国機をインターセプトすることができません。
第二紀世代
乗員 | 6名 |
動力 | 浮遊機関&暴発機 |
出力 | 800lc |
最大速度 | 160km/h 210km/h(ブースト時) |
武装 | 液冷機関銃 x4 銃座 x4 |
ラムピリカ重工製
諸島連合軍の要所(海上)に常に待機している、国の門番。
侵入機を発見すると信号弾を上げ、付近にいるエトーピリカが一斉に発進します。
瞬間火力投射量とデカい図体による打たれ強さを活かして、フォウ王国軍の戦闘機だろうと揚陸艇だろうと、どんな機種でも迎撃できるとのこと。
この機体は浮遊機関から推力と揚力を受けているが、諸島連合空軍は浮遊機関を一時的に暴発させて瞬間的に120%のパワーを引き出す術を知っています。
特徴的な機首のために、着水時には繊細な操縦が必要です。
機体がデカいので拡張性があり、第三紀でも大活躍します。
第二紀世代
洋上で目立つ赤い色は親衛隊の証。この他に通常の洋上迷彩のフレマキリが存在します。
乗員 | 3-16名 |
動力 | 浮遊機関 |
出力 | 1100lc |
最大速度 | 160km/h |
武装 | 重機関砲 x2 機首煙幕筒 x4 12fin対艦砲(対艦型) |
ニンニンケプ工作場製
特徴的な複翼と機首の回転窓が特徴の多目的軍用機です。
積載力と高属性に優れる利点を活かして輸送と哨戒に従事しています。
対艦仕様の重フレマキリは斜砲として17fin対艦砲を装備し、後述のカンナカムイ級駆逐艦と共同して戦闘にあたります。
前から見るとアンバランスなくびれたシルエット。もともとは小型水上艇として開発されたようですが、コレ絶対後から仕様変更されたパターンだ…
フロートをよく見るとそこに操縦席がみえる。これは、大きいぞ!!
第三紀世代初期
乗員 | 1名 |
動力 | V18カムイエンジン |
出力 | 1600ps |
最大速度 | 298km/h 322km/h(全出力時) 360km/h(急降下時) |
武装 | 液冷機関銃 x2 |
ニンニンケプ工作場製
諸島連合軍が生み出したオーパーツ的存在。
諸島連合は王国の度重なる領空侵犯に悩まされていた。
迎撃機を二重三重に配備しても、王国軍機の俊足には手も足も出なかったのだ。このままでは一方的に領空を明け渡すことになってしまうと事態を重く見た軍部は、今までの常識をくつがえす時速300km/h超えの迎撃機の設計を要請した…
こうして生み出されたスマウコロは、18気筒もの大質量エンジンを備える化け物となった。エンジンが無駄に大きいのは諸島連合のエンジン技術の低さが影響している。
とにかく増設して出力をあげよう、というのが彼らの戦略だ。残念ながら1600psという大馬力はエンジン自体の重量と爆撃機レベルにまで大型化した機体のせいで大部分が生かされていないが、それでも有り余るパワーが300km/hに近い高速を実現させた。
一番の特徴は、この機体は上部が全てエンジンであり、フロート部分にコックピットが存在する点だ。
とにかく速度のみを追求したので、格闘能力や上方視界、後方視界は劣悪極まる結果となっている。
第三紀世代初期
乗員 | 1名 |
動力 | 浮遊機関&暴発機 |
出力 | 800lc |
最大速度 | 210km/h 252km/h(ブースト時) |
武装 | 試製機関銃 x4 |
ラムピリカ重工製
高速度戦闘機計画における、ニンニンケプ工作場のスマウコロに対するラムピリカ重工の解答。
絶対的速度性よりも小型で扱いやすく、また戦闘機たるからには格闘戦が出来なくてはいけない、という正論をそのまま具現化した機体だ。
秘密兵器というにはとても無難な設計で、レプンカムイの上位互換と言って良い。
特徴的な後退翼はパイロットの視界確保のために主翼をずらしたために生まれたもので、意図的なものではなかった。
この偶然により高速格闘戦能力を手にしたと言っていい。
第三紀世代
地面効果翼機としての機体特性も持っている。
乗員 | 1名 |
動力 | 浮遊機関&暴発機 |
出力 | 1080lc |
最大速度 | 340km/h(巡航) 470km/h(全開) |
武装 | 蝦夷機関銃 x4 徹甲機関砲 x2 |
ラムピリカ重工製
アシリカムイの正統な進化版にして第三紀においても高水準な性能を持つ水上戦闘機。
浮遊機関を暴発させることで瞬間速力を底上げすること自体は、以前と何ら変わっていないが
その"暴発"制御がかなりの正確性・安定性まで改善されており、もはや暴発と呼ぶものではなくなっている。
巡航時は地面効果翼機の要領で海面スレスレを高速度で飛行し、敵機(十中八九フォウ国籍である)を発見すると
ブースト加速を行いつつ急上昇するという不意打ち戦法を公式採用している。
イスカ戦闘機隊はついにこれまでの優位性を完全に失うこととなり、以後防戦が暫くの間続くこととなる。
かなりの数が生産され、第三紀の防空を担うようになる。
エトーピリカも行動半径を活かし、辺境海域の警備は引き続き行っている模様。
第三紀世代
乗員 | 8名 |
動力 | 11式カテイ水艇エンジン x2 |
出力 | 1600ps x2 |
最大速度 | 42km/h(整地) 62km/h(水上) |
装甲(前/横/背) | 80mm/70mm/50mm |
武装 | 18.5fin艦砲 x1 1.5fin機関砲塔 x1 6mm機関銃塔 x1 |
諸島連合が誇る超重戦車。戦車?
憎きフォウ王国の海岸線に響き渡る小型舟艇のエンジン音。当直の偵察兵が見たものはワリウネクルの上陸艇…ではなく、水陸両用の超重戦車だった…!!!
…という妄想を軍部のお偉方が抱きつつ計画されたこのデカブツは結局1両しか生産されませんでした。
なんにしてもコストが高すぎる。特に2軸スクリューと左右の履帯へ動力を伝達するシャフトが整備士泣かせだったといわれる。
主砲はカンナカムイ型駆逐艦に搭載されている18.5fin艦砲を直載せ。
たしかに島国国家の諸島連合なら戦車砲を作るより艦砲を転用したほうがラクチン… やめてください!フォウ王国にはオーバーキルすぎるいんぐよ!(ニッコリ
第二紀世代
乗員 | 840名 |
動力 | 通常動力エンジン x4 バイパス機関 x2 中浮遊機関動力変換器 x2 |
出力 | 62000ps 18000lc |
最大速度 | 33.3km/h (18knot) |
航続距離 | |
武装 | 19.8fin連装多目的砲 x4 補助砲多数 対空機銃多数 軌上対空列車砲 水上戦闘機レプンカムイ x18 偵察型レプンカムイ x2 重迎撃機エトーピリカ x1 揚陸艇 x4 小型艇 x2 |
ワリウネクル諸島連合の旗艦となる水上戦闘艦。
惑星パルエ上で唯一の外洋航行可能な海軍を持っているので直接的な脅威がなく、対水上艦戦闘はほとんど考慮されていない。
水上機母艦と言っても非常に巨大で軽空母に匹敵する艦載機運用能力と、それ以上の火砲を搭載している。緊急時には格納庫から甲板上のレール上に対空列車砲が配備され、対空攻撃能力が飛躍的に上昇する。
また諸島連合海軍に共通する特徴であるが、ほぼすべての艦は側面装甲よりも甲板の装甲厚が高い。これは対空中戦艦戦を想定しているためである。
モシリコルチは”国土の神”の意。
第二紀世代
乗員 | 190名 |
動力 | 通常動力エンジン x1 バイパス機関 x1 軽浮遊機関動力変換器 x1 |
出力 | 50900ps 7840lc |
最大速度 | 62km/h (34knot) |
航続距離 | |
武装 | 18.5fin二十連対艦重砲 12fin多目的連装砲 x1 副砲 x2 三連対空機銃 x2 二連対空機銃 x4 レプンカムイ水上戦闘機x1 |
諸島連合海軍の主力艦艇。
カンナカムイ級の主兵装は甲板にずらりと固定された20連対艦重砲だ。一つ一つが巡洋艦クラスの主砲であり、空中戦艦の腹めがけて20発の砲弾を浴びせることができる。
下に向けて撃つことが出来る空中戦艦は連邦・帝国両国共に限られており、今現在も脅威。船尾には1機のレプンカムイ水上戦闘機を搭載しており、どのような事態にも対応できるポテンシャルを秘めている。
カンナカムイとは”竜神”の意。
第三紀世代
乗員 | 18名 |
動力 | 通常動力エンジン x2 小型浮遊機関 x2 |
出力 | 2900ps x2 1160lc x2 |
最大速度 | 39km/h (21knot) |
航続距離 | |
武装 | 12fin対空三縦連砲 x1 |
惑星パルエで唯一海軍を持つワリウネクル諸島連合の新兵器、海往く船。海神の名を冠したその船は、前人未踏の海底世界へ人類を誘う記念碑的存在だ。
動力はスクリュプロペラに内燃機関、そして浮力の調整は浮遊機関を使う。残念ながら浮遊機関の解析があまり進んでいないので、空中に飛ばすほどの揚力を得られない。水中の浮力の助けがありやっと不沈降の制御が可能なのであった。
なお、安全深度は10~20mで隠密性はあまり良くない。しかしながら、潜水艦という"水に潜る船"の概念は他国にはまだ存在していないので、対潜哨戒もあるはずがなく見つかる確率は皆無と言っていいだろう。
…と言いたいところだが、案の定クルカはこの潜水艦に興味津々。仲間を呼びまくり上空から海面を見下ろすとスイミー状態のクルカと潜水艦がバレバレなのであった。
普段は海底遺跡の探索、有事には王国領沿岸における極秘偵察を行う。海戦をする相手がいないので魚雷は装備していない。
アトイカムイとは海神の意。