ホットライン。レベル20
憧「もしもし」
『おう。今日も暑いなー』
憧「そうねー、私も外歩いてたけど暑くて喫茶店で休憩してるとこ」
『俺もだよ。ツレと来たけど忘れ物取りに行ってくるって、少し暇なんだよな』
憧「へえ? 奇遇じゃない。私もちょうど友達が忘れ物して、取りに戻ってるのよね」
『なんだそりゃ、珍しいこともあるんだな…』
憧「そうねー…ね、今何か食べてる?」
『いや、コーヒーだけ。結構美味しいんだよここのコーヒー』
憧「へー…ブラック?」
『まーなー』
憧「ふうん。ちなみに私はマンゴーパフェね、これが美味しいのよー」
『マンゴーも嫌いじゃないんだよなあ…あ、メニューにあるわ。頼んでもいいよなあ』
憧「まあ店は違うでしょうけど、いいんじゃない? 私なら多分頼むわよ」
『そうだな…っと、悪い、ツレから電話来たら切るわ。またなー』
憧「ん、またね…すみませーん」
穏乃「ごめん憧! おまたせ…あれ? 憧ってブラックコーヒー飲んでたっけ?」
憧「なんとなくねー…にっが」