ツッコミ指南

京太郎「いいですか、岩戸先輩はわりと無視で大丈夫です。あの人心無茶苦茶強いんで」

 

巴「う、うん…でもそれって失礼かなって…」

 

京太郎「そういう場合は分かりやすく、かつ勢いよくツッコミましょう。最悪、なんでやねん! でもいいです」

 

巴「でもそういうのはちょっと…声、出ないかも…」

 

京太郎「そうですね…それなら相手の言葉を言い換えて、語の終わりに否定をつける感じで」

 

巴「うぅ…難しいと思うんだけど…」

 

京太郎「ならですね――」

 

 

霞「もう、おねーさん困っちゃうわ。無視なんかされたら濡れちゃうじゃない。ねえ?」

 

春「同感…ツッコまれたらそれだけで…」

 

初美「けどこーやって縛られるのもいいですねー」アハハー

 

 

京太郎「そこのアホ達で練習しましょう」

 

巴「えっと…アホの皆さん、お願いします!」ペコリ

 

霞「あらあら、巴ちゃんにまで粗雑に扱われるなんて…どうしようかしら」

 

 

小蒔「あの、ご飯の御代わりお願いします」モグモグ

 

京太郎「へいただ今!」ダッ!

 

 

巴「あ、あれ…? 京太郎くん? え、えと…」

 

霞「巴ちゃーん、早く早くー」

 

春「バッチコーイ…」

 

初美「これはこれは楽しみなのですよー。わくわく」

 

巴「あう…どうしよう…」

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最終更新:2014年08月08日 22:38