君が執事に着替えたら

京太郎「執事ですか?」

 

まこ「ん。雀荘っちゅーても藤田プロをはじめ、女性客もそれなりにおるんじゃ」

 

まこ「いっつもメイドじゃ変わり映えもせん。そこでな」

 

京太郎「はあ…でも俺、バイト経験とかないんですけど」

 

まこ「別にホテルや落ち着いた雀荘でもなし、簡単に給仕でもしてもらえればええ」

 

まこ「もちろんバイト代も払うけえ。どうじゃ?」

 

京太郎「それならいいですよ。いつ行けばいいですか?」

 

まこ「ほれ、これが執事服じゃ」バサッ

 

和「姿見はこちらに」カラカラ

 

咲「制服は預かるね」ドキドキ

 

優希「えーと…タコス作れ!」

 

京太郎「なんだなんだこのチームワークは。ってかここで!?」

 

 

 

京太郎「じゃあ着替えてみます」

 

 

和「ドキドキしますね」

 

咲「うん…この向こうで京ちゃんが着替えてるんだ…」

 

久「衣擦れ音ってエロイわよねえ」

 

優希「おっ? ロッカーの上から覗けそうだじぇー」

 

和「咲さん、踏み台こっちまで運びましょう」

 

咲「うん。せーのっ」

 

まこ「何しとるんじゃまったく」ヤレヤレ

 

 

京太郎「せめて量下げろっていうか男女逆だからこのシチュエーション!」

 

 

 

京太郎「なんか首元まで締めるってキツイですね…サイズはいいけど」

 

咲「わ、わ…京ちゃんかっこいい!」

 

優希「ほ、ほほう! なかなかだじょ…」

 

和「いいですね執事というのも。こう、躾けられたい感じがします」ハアハア

 

久「なかなか似合うじゃない。須賀くーん、マッサージしてー」

 

京太郎「何させられるか分かんないんでイヤです」

 

 

 

京太郎「…ええと、染谷先輩。これでいいですか?」

 

まこ「ん。それじゃ行くとするかの」

 

京太郎「え、今からですか?」

 

まこ「もちろんじゃ。それか何か用事でもあったか?」

 

京太郎「いえ特には…それじゃあ行きましょうか、お嬢様」

 

まこ「そこは参りましょう、とかじゃろ。まずは言葉遣いからかのー」クスッ

 

京太郎「ありゃ。お手柔らかにお願いします、染谷お嬢様」

 

まこ「そこは、まこお嬢様じゃ。ほれ言ってみぃ」

 

京太郎「……ま、まこお嬢様」

 

まこ「まったく…今日中には慣れてもらうしかないか」

 

 

久「私達忘れられちゃってるわねー」

 

和「でも見せつけられるのって興奮しませんか? NTRみたいで」

 

咲「私はちゃんと帰ってこればいいかなあ」

 

優希「うー…なんか複雑だじょー…」

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最終更新:2014年05月14日 00:22