2018年3月25日 札幌-大阪オープン戦

スコア

オープン戦 札幌-大阪 札幌ドーム
大阪 101 140 101ー9
札幌 100 000 420ー7
(大)〇掛、大和、諸星、Hアキラ、H沢渡、Hティナ、S川澄ー鹿島、吉永
(札)●菅生、筑波、エロフ、柳生、赤井ー美弥

戦評

 オープン戦最終戦。札幌ドームで迎えたこの試合は札幌は菅生、大阪は掛が先発する。
 試合は序盤から点が動く。大阪打線は先頭打者の森が高めに浮いた失投を捉えて二塁打、それを二番の宮本がバントで送るもこれがバントヒットとなりチャンス拡大。続くカミュは併殺に倒れるものの、チャンスを作っておいた事でその間に1点を先取する。札幌打線も相手の守備の隙に付け込み、バッテリーエラーで同点とする。しかし、3回表に九番のダリアからで二塁打を放つと、一番森が送りバント、二番宮本はスクイズをしっかりと決めて勝ち越し点を挙げる。続く4回表も鹿島がタイムリーを放ち追加点を挙げる。

 すると迎えた5回の表、この試合1回目のビッグイニングとなる。一番森から始まったこの回は森のヒットと盗塁、宮本の犠打であっという間にチャンスメイクすると三番カミュがタイムリーを放つ。そして、そこから川浦、阪宮と連続四球で満塁とすると、五番の伊達青葉が走者一掃のタイムリースリーベースを放ちこの回計4点。この時点で大量6点リードと大阪快勝ムードで迎えた試合後半、7回裏。この試合目2回目のビッグイニングとなった。

 大阪が表に1点を追加した直後の7回裏、一死無走で迎えた七番金色が大阪のリリーフ諸星のシュート回転してしまったストレートを弾き返してヒットとすると、盗塁警戒でボール球が増えるなか盗塁成功した上で、球数が重なり四球となってしまう。すると九番美弥にヒットで満塁となり、迎えた一番海月。低めに投じたスプリットでゴロ性の打球となり、ピンチにこそなったものの無失点で切り抜けるかと思われたが、これがショートへの野手選択となってしまい、1点を失ってしまう。続く二番フレイアには奇麗なセンター返しで2点タイムリー、凡打を挟み四番銀にもタイムリーでこの回計4点。一気に点差は3点差となり、快勝ムードも霧散していく。
 続く8回裏にも金色のタイムリースリーベースと水口のスクイズで鮮やかに2点を取った札幌打線は大阪に1点差と迫る。

 だが、9回表に大阪打線が札幌のリリーフ赤井を捉える。二番宮本、三番吉永の連打でチャンスメイクすると、併殺で二死三塁とするも五番の阪宮が赤井のスローカーブをしっかりと引き付けてセンターへのタイムリーヒットとして1点をとり、2点差。終盤においついてきてからの1点は札幌に重くのしかかり、9回裏は大阪の守護神川澄が三者凡退に抑えてゲームセット。
 両チームともに二桁安打と打線が躍動したものの、投手陣には多くの課題が見えた試合となった。

責任投手・本塁打

[勝]  掛  1勝1敗
[S] 川 澄 1S
[敗] 菅 生 1敗
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年03月26日 02:43