スコア
オープン戦 広島-熊本 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
熊本 200 000 000-2
広島 000 011 000-2
(熊)曙川、小村-葛木、法条
(広)浅間、アニス、Hオルテンシア、H石井、斎賀-二神
戦評
未だ負けなしの広島とここで勝って五分に戻しておきたい熊本との対戦。ホーム広島の先発はオープン戦初登板となる浅間、対する熊本の先発は前登板で5回2失点の安定感を見せている曙川。
初回、熊本はオープン戦で好調のNAGIが先頭で出塁するとすかさず盗塁を決めチャンスを作る。すると続く姫ノ島がヒットでチャンスを広げ、ルーキーの秋間がきっちりとスクイズを決め先制点。
さらには野選で一死一三塁と再びチャンスを広げると、水沢の内野ゴロの間にランナーがそれぞれ進塁。サードランナーの姫ノ島が還り熊本は初回から2点を先制する。
中盤まで試合は熊本のペースで進む。あと一本が出ず追加点は出ないものの、先発の浅間から何度もチャンスを作る熊本。対する広島は4回までに得点圏にランナーを置けない状況となっていた。
試合が動いたのは5回裏、広島の攻撃。
一死から二神が甘い変化球を捉え二塁まで進むと、続くシカティッチがレフト前へとタイムリー。点差を1点と縮める。
さらには6回裏、ルーキー手銭がプロ入り初となるバックスクリーン一直線のソロ本塁打を放ち同点。試合を振り出しへと戻した。
終盤8回、熊本は勝ち越しのチャンス。二死から去年の盗塁王が魅せる。自慢の走力で内野安打となり出塁すると、そのまま盗塁を決め一打勝ち越しの場面を作る。しかしマウンド石井、冷静に続くバッター高村をピッチャーゴロに打ち取り無得点となる。
その裏の広島も勝ち越しのチャンスを作る。二死から青木がヒットで出塁すると、先程同点のホームランを放った手銭が続き二死一二塁。さらにはこの試合4番に座ったドラ1ルーキー月詠が厳しいコースのストレートをうまく流し打ち。抜ければ勝ち越しか、という当たりをこれまたルーキーのファースト海老名舞がファインプレーでチームのピンチを救った。
最終回はお互いのリリーフが好投を見せ結果はドローに。
今年もローテの柱として期待される曙川はシーズンに向けて上々の仕上がり。広島のルーキー手銭はプロ初本塁打を含む猛打賞で首脳陣に猛アピールを見せつけた。
責任投手・本塁打
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2019年03月19日 22:13