2019年6月5日 福岡-大阪4回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 福岡-大阪4回戦 福岡ヤフオク!ドーム(福岡4勝)
大阪 000 430 021-10
福岡 100 026 02X-11
(大)樋口、見城、十河、アイシャ、●川澄-鹿島
(福)村坂、ハーミアン、H宮苑、○宇佐美、S高島-皇后崎、斉藤

戦評

 福岡先発は村坂、大阪先発は樋口。

 前節は初回に猛攻を見せた福岡だったがこの日も初回に先制攻撃。ツーアウトから月夜がヒットで出塁し、続く古宿が甘く入った変化球を右中間に弾き返すと、この長打コースで月夜が生還。早速1点を先制する。

 しかし4回、ここまで1安打と抑えられていた大阪打線が覚醒する。ツーアウトとされながらランナーを2人置いて鹿島に打順が回ると、その鹿島はやや高目のストレートを一閃。レフト方向へ飛んで行ったボールはそのままフェンスオーバーの逆転3ランホームランとなる。大阪はこの後冴島にタイムリーヒットが飛び出して1点を追加する。
 続く5回も連続ツーベースで1点を加え、さらに満塁のチャンスを作って村坂をマウンドから引きずり下ろすと、制球の定まらない二番手のハーミアンから鹿島・冴島が押し出しのフォアボールを選び2点を追加。リードを6点差まで広げることに成功する。

 しかし前節11得点を挙げた福岡打線は今日も健在。その裏、野村と月夜のタイムリーツーベースで2点を返すと続く6回、ノーアウトからランナーを2人貯めて打席に大友。シンカーを真芯で捉えるとセンター方向への打球はフェンスを超える3ランホームランに。これで1点差とし樋口をKOすると、この後一・三塁のチャンスを作ってルーキー・月夜がバッターボックスへ。ここで見城が低目に投じたツーシームをキャッチャーが後逸、思わぬ形で同点に追いつくと、追い討ちをかけるように月夜がこの打席でバックスクリーン直撃の2ランホームランを浴びせ逆転に成功する。

 6点リードがあっという間に2点ビハインドとなった大阪、しかし8回に菜ヶ咲の盗塁でチャンスを広げると冴島がタイムリーヒットを決めて1点を返す。さらに代走・カミュも盗塁を決め二塁へ進むと、これに代打・涼宮がライト前へのタイムリーヒットで応え同点に追いつくことに成功する。
 ところが福岡打線の集中力凄まじく、その裏にワンアウト二・三塁の同点機を作ると、古宿のサードゴロの間に三塁ランナーが還り再び勝ち越すと、続くアリシアがタイムリーツーベースで繋ぎ11-9と2点リードを奪う。

 勝ち越された大阪も9回、高島を攻め立てて鹿島のタイムリーヒットで1点を返しなおツーアウトながら二・三塁と逆転のチャンスを作るまで持ち込んだが、最後はカミュがナックルカーブで打ち取られゲームセット。両チーム共に15安打を放った二桁得点の乱打戦は福岡がすんでの所で逃げ切り2連勝を飾った。

責任投手・本塁打

[勝] 宇佐美 1勝
[S] 高 島 7S
[敗] 川 澄 3敗1S
[本] 鹿 島 9号
大 友 1号
月 夜 6号


試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2019年06月06日 01:28