2017年5月21日 広島-大阪1回戦

スコア

交流戦 広島-大阪 倉敷マスカットスタジアム(広島1勝) 
大阪 013 030 200-9
広島 010 053 02X-11
(大)八十嶋、H沢渡、四条、アキラ、H川嶋、●大和-鹿島
(広)中桐、堤口、石井、○黒瀬、S斎賀-進藤、城下

戦評

 両リーグで首位を走るチーム同士の一戦。大阪は八十嶋、広島は中桐と共にサウスポーを先発に立てた。
 試合は立ち上がりから荒れる。八十嶋が初回、二死から青木のツーベースの後連続四球で満塁のピンチを背負うが、ここはかろうじてしのぐ。すると二回、大阪は一死から阪宮がスリーベースを放ち、続く伊達青葉がすかさずライトへ犠牲フライで先制点を挙げる。しかしその裏、八十嶋は無死一、二塁のピンチから連続三振で二死までこぎつけるも、伊集院の打球をセンター阪宮がまさかの落球。思わぬ形で広島がすぐに同点に追いつく。
 だが広島は中桐が三回につかまる。先頭の鹿島から三連打で満塁とすると、まず村上のスクイズで勝ち越され、続く川浦のツーベースでさらに2点を失う。さらに右川にもヒットを許すが、ここでホームを狙った川浦はセンターの宇佐美が好返球で阻止する。
 その後試合は一度落ち着くが、五回に大阪がまず追加点。一死一、二塁のチャンスで川浦が失投を逃さずライトスタンドへ3ランショット。この一発で中桐はKOとなり、大阪はリードを6点に広げる。ところがその裏に広島打線が爆発。先頭の青木が歩いて大喬がヒットで続いてチャンスを広げると、まず大阪セカンドの村上のタイムリーエラーで1点を返す。続く藤瀬がライト前へタイムリー、さらに宮瀬がレフト線を破る2点タイムリースリーベース、そして進藤もセンター返しで続きアッという間に1点差に。八十嶋は続く宇佐美にもヒットを許し、この回一死も取れずこちらもKO降板。残ったピンチは二番手沢渡が、村上の好守にも助けられて辛うじてしのぐ。
 しかし広島打線の勢いは止まらず。続く六回に大阪の三番手四条から、藤瀬がスリーベースを放ち、続く宮瀬がショートへのタイムリー内野安打で同点に追いつき、さらに宇佐美が抜けたシュートをバックスクリーンへ運んで2点を勝ち越す。
 だが試合は簡単に終わらない。七回、大阪は代打メリッサのチャンスメイクから川浦がこの日6打点目となるタイムリーを放つと、一死後阪宮のタイムリーツーベースで同点に追いつく。それでも八回、大阪六番手大和から岡崎がヒットで出塁すると、代打麦藁がSSカーブを捉えてレフトスタンドへ決勝の2ランアーチ。荒れに荒れた試合のケリをつけた。

責任投手・本塁打

[勝] 黒 瀬 2勝1敗
[S] 斎 賀 6S  
[敗] 大 和 1勝1敗
[本] 川 浦 4号  
[本] 宇佐美 3号  
[本] 麦 藁 2号  


試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2017年05月21日 16:17