スコア
シンデレラ・リーグ 福岡－大阪２回戦 福岡ヤフオク！ドーム（福岡１勝１敗）
大阪 ０００ ０４０ ０２０－６
福岡 ０００ ２００ ００１－３
（大）○三浦、諸葛、アニス、Ｓ川澄－黒瀬、柳ヶ瀬
（福）●坂崎、央持、高島、アキラ－二神
戦評
接戦となった開幕戦を見事に制した福岡。ここで連勝して、今シーズンの主導権を一気に握りたい。
一方の大阪、昨年に続く連敗スタートは避けたいところ。
先発は福岡がエースの坂崎、大阪がドラフト２位のルーキー三浦。
坂崎が貫禄のピッチングで立ち上がりを無失点に抑えると、一方の三浦はさらに素晴らしいピッチングで、３回までパーフェクト。
坂崎も３回表には三者三振に抑えるなど、試合は投手戦の様相。大阪は加賀、福岡は比奈がいい守備を見せて試合を盛り上げる。
試合が動いたのは４回裏、福岡の攻撃。
先頭の敷島がチーム初安打となるレフト前ヒットで出塁すると、続いて２盗。
１死後、四之宮が三浦の低めのストレートを上手く叩くと、打球はライナーでバックスクリーンギリギリに着弾！ 四之宮の先制２ランで、福岡が２点をリードする。
しかし５回表、大阪打線も好投しながら先制されたルーキーの熱投に応えるべく、ついに反撃開始。
先頭の又丸がヒット、黒瀬の四球で無死１・２塁。
１死後、序盤に再三好守を見せていた加賀がレフト前へのタイムリー！ 大阪が１点を返す。
さらに２死から、カミュのヒットで２死満塁。ここでドラフト１位・阪宮が、左中間に落ちるタイムリーを放って２者生還！ 大阪が３－２と逆転に成功。さらに岡田もタイムリーで続き、４－２と一気にリードを奪う。
６回裏、福岡は比奈のプロ入り初ヒットから１死１・２塁のチャンス。しかし四之宮のファーストライナーを岡田が好捕すると、続く古宿もファーストゴロで得点ならず。
７回表、大阪は２死満塁のチャンスを作るが、伊勢谷がファーストフライに倒れてこちらも追加点は入れられない。
７回裏、福岡は日野の３ベースで１死３塁とするが、ここも二神、蛭神が凡退。福岡もあと一本が出ず追いつけない。
８回表、福岡は２番手・央持がマウンドに上がるが、又丸が央持の失投を逃さずレフトへの１号ソロホームラン！ 大阪がついに追加点を上げる。
福岡はすぐさま３番手・高島に交代するが、高島も宇佐美にライトへと１号ホームランを被弾。大阪が６－２とリードを広げる。
大阪は８回から諸葛が登板し無失点。
９回にはアニスがマウンドへ上がる。
ところが９回裏、福岡は１死から、大友がアニスの失投を捉えて２ベース。続いて日野がライトフライを打ち上げるが、守備固めで入っていたダリアがなんとエラー！ 福岡、１死１・３塁となる。
ここで代打・村坂がタイムリー！ 福岡が１点返して３－６と追い上げる。
大阪は、ここでついに川澄をマウンドへ。
川澄が放った決め球・ライトニングを山口が叩いてショートゴロ。これで併殺終了か、と思われたが、今度はカミュがファンブル！
大阪のミスの連発で、１死満塁、ホームランが出たらサヨナラという大ピンチとなる。
ここでバッターは風間。しかし川澄のライトニングを引っ掛けてサード正面のゴロとなると、今度は伊勢谷が捌いて５－２－３のホームゲッツー。川澄が落ち着いたピッチングで味方の２エラーを帳消しにして、大阪がなんとか今季初勝利を飾った。
責任投手・本塁打
| [勝] |
三 浦 |
（１勝） |
| [Ｓ] |
川 澄 |
（１Ｓ） |
| [敗] |
坂 崎 |
（１敗） |
| [本] |
四之宮 |
１号②（三 浦） |
| |
又 丸 |
１号①（央 持） |
| |
宇佐美 |
１号①（高 島） |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新：2014年04月09日 22:26
