スコア
シンデレラ・リーグ 福岡-大阪6回戦 福岡ヤフオク!ドーム(福岡4勝2敗)
大阪 100 000 000-1
福岡 130 040 00X-8
(大)●沢渡、大川、アニス-ベティ、遠江
(福)○野崎、堀江-五五一
戦評
前節でようやく今季初の連勝を果たした福岡。
しかも、全チームが借金状態というシンデレラ・リーグの状況では、この日福岡が勝利し、東京が敗れたならば全チームが並ぶことに!
ここで勢いに乗りたい福岡の先発は、前回登板で6回6失点と打ち込まれながらも味方の援護で勝利した野崎。先発陣の崩壊が深刻な福岡としては、野崎の出来が鍵となるか。
一方、球団史上初の4連勝後、2連敗した大阪。エース・沢渡が先発のマウンドに上がる万全の体制で、連敗ストップを目指す。
1回表、大阪打線が立ち上がりの野崎を攻め、2死満塁のチャンス。
ここで今季絶好調で今日も6番スタメンに入った宇佐美を迎えるなか、この回で一番甘い変化球を投げてしまった野崎。宇佐美はこれを逃さず、ライト前タイムリーで大阪が1点先制する。
しかし、続く岡田もやはり甘い変化球を捉えるが、ライト線の当たりをキャプテン・蛭神がファインプレイ! 蛭神の好守で、大阪の得点は1点止まりに終わる。
1回裏、福岡は敷島のヒット・盗塁で無死2塁のチャンス。ここで風間が粘って四球を選ぶと、四之宮はストレートの四球、と無死満塁となる。
しかし沢渡はここから立ち直り、大友の犠牲フライのみで退けて福岡も1点止まり。1-1で初回を終了する。
2回表、大阪2死2塁のチャンスは無得点。
すると2回裏、先頭の日野がなんと2試合連続本塁打となる2号ソロ! 勢いづいた福岡は、ここから五五一のヒットと盗塁でチャンスを作ると、佐屋木のショートゴロ後の暴投で1点を追加。さらに2死1・2塁後、古宿がタイムリーを放ってもう1点。この回3点を上げ、4-1とリードを広げる。
大阪は3回表にも無死1・2塁、4回表にも2死1・3塁と毎回チャンスを迎えるが、あと一歩で野崎を打ちきれず無得点。
試合が膠着してくるなか、5回裏、今度は大友がこれも2試合連続となる4号2ラン! その後、下位打線の3連打で2死満塁とすると、敷島が左中間への2点タイムリー2ベース! 福岡が8-1と大きくリードを広げる。
一方、野崎は毎回のようにランナーは出し続けるが、大阪打線に点を許さないピッチング。結局、7イニングを被安打9・4四球ながらも失点1に切り抜ける。
8回から登板した堀江に対しても大阪は毎回得点圏にランナーを送るが、結局点は入らず。そのまま8-1で終了し、福岡が3連勝。大阪は逆に3連敗となった。
福岡先発・野崎は2勝め。大阪先発・沢渡は6回被安打11・3四球の8失点、自責点6。沢渡が3シーズンに渡って伸ばし続けていた先発登板時連続QS記録は「15」でストップとなった(2012年7月29日横浜戦~2014年4月27日大阪戦)。
また、大阪・宇佐美はこの日も前節に続いて5打数3安打。打席数38で規定打席に到達し、37打数21安打の打率.568で首位打者に浮上した。
責任投手・本塁打
[勝] |
野 崎 |
(2勝) |
[S] |
|
|
[敗] |
沢 渡 |
(1勝2敗) |
[本] |
日 野 |
2号①(沢 渡) |
|
大 友 |
4号②(沢 渡) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2014年05月14日 22:57