2014年6月18日東京-横浜4回戦

スコア

リーグ交流戦 東京-横浜4回戦 明治神宮野球場(東京3敗1分)
横浜 001 020 103-7
東京 000 100 201-4
(横)○真喜城、伊達、H佐々羅、H久木野、善行寺美、谷中川-高城
(東)●神波、クラリス、星菜-牛島、牧田

戦評

 PGB伝統の一戦・東京と横浜の交流戦も今季最終戦。ここまで勝ちがない東京、最終戦で横浜に一矢報いるか。
 ともにリーグ首位争いに勝ち残るためにも、負けられない一戦だ。

 東京先発はエースの神波。一方、横浜はまだ今季勝ちの無い真喜城。

 1回裏、東京は2死1・2塁も無得点。
 2回表、横浜は無死1・3塁とチャンスを作るが、神波がここから2連続三振とふんばりやはり無得点。

 試合が動いたのは3回表。横浜がエラー絡みで2死1・2塁とすると、戸塚がライト前へタイムリー。横浜が1-0と先制する。

 2回・3回は抑えていた真喜城だが、4回裏、東京は四球で出た相坂が盗塁し2塁に進むと、牛島のタイムリーで同点に追いつく。

 しかし5回表、横浜はスタメンマスクの高城が、神波の失投を捉えてバックスクリーンに叩き込むプロ入り初となる1号ホームランでふたたび勝ち越し! さらに2死1・3塁から、春夏秋冬のタイムリーで1点を追加。3-1とリードを広げる。

 5回裏、東京も1死1・2塁とするが後続倒れて無得点。

 7回表、横浜は無死3塁から豊川のタイムリーでしっかり1点追加し、4-1。

 7回裏、横浜はここで6回1失点と好投した真喜城に代え、先日ドラフト外入団した助っ人・伊達をプロ初のマウンドに送り込む。
 ところが、和泉のエラーなどで1死1・2塁となると、乙川がタイムリー。東京が2-4と追い上げ、さらに伊達が海老名にストレートの四球を与えて1死満塁としてしまう。
 ここで横浜は、左の模都にワンポイント左腕・佐々羅を起用。
 しかし、模都が初球の外角ストレートを振りぬいた当たりは、三遊間をギリギリ抜けるタイムリーヒット! 東京、3-4と1点差に迫る。
 なおも1死満塁、しかもバッターは東京でもっとも怖い右打者で、しかも左投手に強い"王者東京の四番打者"セナ!
 ところが横浜ベンチは、佐々羅をあえて続投。広岡監督の思い切った策のなか、佐々羅はセナを外から入るスライダーで見逃し三振に仕留める。
 続く相坂もセカンドゴロに倒れ、東京、同点には追いつけず、3-4。

 8回表、追加点が欲しい横浜はこの回からマウンドに上がったクラリスからいきなり連打で無死1・2塁。しかし後続が凡退し、追加点は奪えない。

 8回裏、横浜は4番手・久木野が登板。先頭の牛島がヒットで出るも、代走・今瀬の盗塁は高城が仕留めてアウト。この回、東京は無得点に終わる。

 9回表、東京は3番手として星菜をマウンドへ。しかし横浜は、1死後三柴の2ベースから雨手内、戸塚、囲と3連続四球。押し出しで横浜が貴重な1点を追加すると、春夏秋冬がセンター前へ2点タイムリー。3点を追加し、7-3と大きく突き放した。

 9回裏、5番手・善行寺美が1死を取った後、東京・乙川が3号ソロで4-7。
 ここで横浜は、まだセーブは付かない場面だが抑えの谷中川を投入する慎重策。谷中川は四球を出すも後続を抑え、ゲームセット。横浜が逃げ切り、ふたたび貯金1とした。

 横浜先発・真喜城は6イニングを被安打7、1四球ながらも7奪三振で1失点に抑えてプロ初勝利。ここまで0勝7敗だった彼女にとってはまさに悲願の嬉しい初勝利となった。

 なお、この日熊本が広島に勝利したため、マーメイド・リーグは3チームが0.5ゲーム差以内に並ぶ大混戦状態となった。

責任投手・本塁打

[勝] 真喜城 (1勝3敗)
[S]
[敗] 神 波 (3勝2敗)
[本] 高 城 1号①(神 波)
乙 川 3号①(善行寺美)

試合詳細

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最終更新:2014年06月19日 00:06